Falor and Terwen

　「Heroes of Might and Magic III」の拡張パック「Shadow of Death」のキャンペーン「Birth of a Barbarian」のシナリオ4「Falor and Terwen」をプレイしました。

---

Falor and Terwen
Yog must deliver the Celestial Necklace of Bliss and Lion's Shield of Courage to Falor and Terwen to win the scenario. However, if Yog is defeated in combat or loses either artifact, the scenario is lost. Yog is limited to level 21 but will carry his experience and skills on to the next scenario.

　マップサイズはS。チームカラーはBlue で敵はTeal となっています。難易度はデフォルトのHard のままでプレイします。
　シナリオ開始前に、Badge of Courage、3 Ogres、8 Orc chieftains の中からひとつを選択します。資源よりArtifact、ということで、Ring of the Wayfarer を選択します。このRing は戦闘時にCreature のSpeed が+1される、なかなか使えるArtifact です。

　まずはYog の独白から物語は始まります。

I gave up the first piece of the Sword, although I had to resist all of my wizardly training to do so. Now I am to find the hut of a seer named Falor and give him two more pieces: the Celestial Necklace of Bliss and the Lion's Shield of Courage. This wiｌl be no simple errand, for the Erathians don't take kindly to large armies traipsing across their country.

　そしてゲーム開始後、以下のメッセージが届きます。

Before leaving Tatalia you sent a messenger off to deliver the Pendant of Courage to Winston Boragus so that he would know you have successfully completed the first part of your quest. After dismissing the messenger, you marched off to complete the second part. You now been in Erathia for several days, but you have been unable to locate Falor and Terwen. The best clue you have to their whereabouts is a hazy recollection from a peasant that they live somewhere underground.

　前回Tatalia でAlendra にふたつのArtifact を渡したYog。次のミッションは、Erathia にいるFalor とTerwen にCelestial Necklace of Bliss とthe Lion's Shield of Courage を渡すことです。領内を大軍がウロウロしていたら、おそらくErathia も妨害しようとしてくるでしょう。お使いシナリオなので別にErathia に危害を加えるつもりはありませんから、わざわざ軍勢を率いていかなくても、Yog がひとりでこっそり行って、こっそりお届け物をするだけでも良いような気もしますけどね。

---

　本拠地はマップ北西部にあるStronghold。マップ中央には大きな湖があり、道は湖を迂回するように東と南へ伸びています。町の近くにOne Way Monolith の出口があるのが嫌な感じです。
　東部の道は山に遮られていてすぐに行き止まりになっていますが、Green Border Guard で閉鎖されたエリアに、Red Keymaster's Tent があります。また、山の向こうにTeal のCastle が見えます。このシナリオもまた、順番に各地を巡らないといけないわらしべ長者シナリオですかね？

　本拠地から南下して、マップ西部にあったCastle を攻略。序盤でしたし、軍勢的には不利でしたが、敵にはHero がいなかったので、Skill の力で押し通してしまいました。
　Castle の近くに船があったので、Hero をひとり雇用して、湖の探索に出します。湖の中央には島があり、その島に地下へのGate がありました。しかしそのGate はLight blue Border Guard によって塞がれています。多分このGate が最終目的地でしょうね。

　4日目のYogの日誌より。
「山々が効果的な守りとなってくれたおかげで、防備を固めるのは難しくなかった。しかしスカウトの報告によれば、残ったクエストを片付けるのはそう簡単ではないようだ。Falor とTerwen が住む地下のねぐらへ行くためには、まず敵地の奥にあるKeymaster's Tent を訪れなくてはならないらしい」

　Yog は西部のCastle の先、マップ南西部まで行きますが、そちらも山で塞がれていて、陸路ではマップ東部へは行くことができないようです。ということは、ここから先は船で湖を渡っていくしかなさそうです。まあMonolith がありますので、向こうからはガンガン攻められちゃうんでしょうけどね。
　とはいえ、視界の端にちらほら見えるTeal のHero はそんなに強くはなさそうですので、じっくりプレイすれば何とかなるかもしれません。

　2週目に入ったところで、船に乗ってTeal のHero が来襲しますが、これは簡単に撃退。軍勢は敵の方が上ですが、Attack とDefense Skill が、敵の10台に対してYog は40台と30台。Primary Skill にこれだけ差があると、感覚的にも全然違いますね。

　3周目に突入。そろそろ攻めていこうかと思ったのですが、船が無いので攻めていくことができません。船で探索に出ていたHero は敵地で倒されてしまいましたし、Shipyard も造れません。ちぇ。仕方がないので、敵がまた船に乗ってやってくるのを待ちながら、のんびり軍勢を蓄える事にします。
　しかし、Monolith 経由でなら何人かやって来ますが、なかなか船で攻めてきてくれません。Yog が強すぎて、避けているのかなぁ？　そんなこんなで2ヶ月目に突入。敵を撃退しながら時間を潰していたら、ようやく船で乗り込んできてくれたHero が現われました。結構強かったのですが、躊躇っている時間はありません。こちらもそれなりに消耗しましたが、これを撃退してマップ東部に殴り込みをかけます。

　まずはマップ北部にあったCastle を攻略。さらに南に移動して、もうひとつTeal のCastle を攻略します。これで地上にある町は全部押さえたはずです。その間にTeal のHero がひとり、Monolith でマップ西部に移動したようですが、あまり強くはないようですし、倒すのも時間の問題でしょう。

　マップ南東部で、Light blue Kyemaster's tent を訪問。あれ？　Green じゃないのか。ってことは、地下に潜ってからもしばらく何かがあるのかもしれませんね。

　東部のCastle で軍勢を整えてから、Monolith を使って西部にとんぼ返り。マップ北西部をウロウロしていた敵Hero を倒して、これでTeal は滅亡です。なんかあっけなかったなぁ。

　後は淡々とミッションをこなすのみです。まずは地下のGate へ。地下には野良Archangel なんかもいましたが、流石にもう敵ではありません。ガンガン踏み潰して行きますよ。
　途中Border Guard やKeymaster's Tent なんかがいろいろありますが、まあ問題になるようなことはありません。Falor とTerwen のふたりに対面。Celestial Necklace of Bliss と、Lion's SHield of Courage を渡し、無事にシナリオクリアです。

---

　

　クリア日数は1ヶ月と2週間と5日で47日。船が無くてぼんやり過ごした時間や、敵を倒した後の雑務などがあった割には短期間で終わりました。マップが狭いこともありましたが、このシナリオはあんまり苦労しませんでしたね。って言うか、どうしても物事を有利に進めるために速攻を仕掛けたくなるのですが、敵が初めからある程度の軍勢を有しているであろうキャンペーンシナリオでは序盤ほど軍事力に差がありますので、あまり焦らない方がいいのかもしれませんね。今回は船が無くてやむなくのんびりさせられましたが、それが良い方向に働いたような気もします。