今となっては昨日のことですが、横浜スタジアムでベイスターズ対カープのオープン戦を観戦してきました。
やっぱ野球は面白いわぁ。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| カープ
| 0
| 0
| 1
| 1
| 1
| 0
| 0
| 2
| 0
| 5
| ベイスターズ
| 0
| 0
| 0
| 1
| 1
| 0
| 0
| 3
| 1x
| 6
|
先発の大竹は6回98球を投げて、5安打3四球3奪三振で2失点。できとしてはあまり良くは無く、四球の多さからもわかるように序盤からストレートがあまりコントロールできずに苦労していましたが、それでも悪いなりに抑える大人のピッチングができたと思います。無死満塁のピンチを背負った5回裏を最小の1点で切り抜け、逆転を許さなかったあたりは流石でした。開幕はやっぱり大竹ですかね。
ここまで無失点を続けていた岸本ですが、古巣ベイスターズを相手に炎上。喜田のエラーでゲッツーを取れなかったという不運もありましたが、結局1死しか取れずに8回からコズロースキーを投入せざるを得なくなってしまいました。永川が2軍にいる今、岸本に対する期待は大きいです。終盤の重要な場面で投げることになりそうですので、ランナーを背負った場面でこそ、きっちりとした投球を見せてほしいですね。
岸本の炎上で8回1死2、3塁という場面で登板したコズロースキー。いきなりのボークで同点を許してしまったものの、後続はしっかりと抑えました。来日直後に苦しんでいたボークが、大事な場面で出てしまいました。投球自体は問題なかったのでそれほど心配はしていませんが、ちょっと不用意な失点でした。オープン戦で良かったということにして、公式戦では気をつけてもらいたいです。
9回裏に広池がサヨナラを喰らってしまいましたが、本来なら8回岸本、9回コズロースキーという予定だったはずで、いわゆる「困ったら広池」という登板でしょうね。今日打たれたことは大目に見たいところです。
打線は10安打1四球で5得点。相手のエラーにも助けられていますので、もう少し点を取ってほしかったというのが正直なところです。
良かったのは3回の先制の場面。先頭の東出がヒットで出塁し、大竹が送り、ワイルドピッチの間に抜け目無く3塁に進んで、赤松のタイムリー2ベース。流れるような攻撃でした。東出は数字的にはそれほど飛びぬけたものは残していませんが、安定した守備と、走塁に対する意識の高さ、それにいい意味で空気を読まないバッティング(他の選手が打てない投手でもなぜか打ったり)を持っていたりします。上位に置くか下位に置くかは他の選手との兼ね合いもありますが、やっぱりスタメンセカンドには東出を推したいです。
途中出場の緒方は2打数2安打1打点。本当に元気です。外野陣は調子の良い選手が多いのでなかなかスタメンというわけにもいかないでしょうが、今年はしっかりと存在感を発揮してくれそうです。
両チーム共に守りのミスからの失点が多かったです。まだ本番仕様の戦い方ではないとは言え、カープはこれで3戦連続での1点差負け。ここ10年くらいの低迷も、ここぞというところでの勝負弱さが仇になっている面が大きいと思います。キャンプからいい流れがここのところ沈んできていますので、開幕に向けて、またネジを締めなおしてもらいたいところです。
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