傭兵剣士 冒険記 その5

　T&Tのソロアドベンチャー「傭兵剣士」をプレイ。

これ以降、「傭兵剣士」のネタばれを含んでいます。ご注意ください。

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＜現在の状況＞

名前：レイン・デシンセイ
種族：人間　　　役割：盗賊
経験点：167
経験レベル：1

体力度　14/14
知力度　15
幸運度　11
耐久度　11/11
器用度　14
魅力度　8
速度　9
個人修正　+4

金貨：0
武器：魔法の長剣（必要体力9、攻撃力4+0、防御力8、重量点120）
防具：
装備：
現在重量：120+金貨　

シックス・パック
攻撃力：4+18
防御力：12
耐久度：20/20
毒は効き目が無い

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　丁字路まで戻ったあたし達は、今度は東への通路を進みます。
　西側と同様に通路は北へ折れ、またまたルーン文字が刻まれた扉で終わっています。シックスパックがしきりに扉の臭いを嗅ぎまわりますが、どうやら今度は入っても大丈夫そうです。
　その部屋の中央には祭壇があり、そこには黄金でできた子豚の貯金箱が置いてあります。それ以外には、部屋の北の方に丸い竪穴があって、覗き込んでみると底の方でなにやら炎がちらちらしているのが見えました。
　うーん。
　他に道はないから結局は穴に飛び込まなきゃいけないんだろうけど、それより気になるのは子豚の貯金箱。なんかかわいい上に、黄金ですよ、黄金。これはもらっていくしかないでしょう。
　あたしがその貯金箱に触れると、突然煙が舞い上がり、中から野犬が、ひぃ、ふぅ、みぃと全部で3匹登場。うわ、なんなんのよこいつら！

　ボカ、スカ。

　この程度はあたし達の敵ではありません。
　さて、改めて子豚の貯金箱をいた頂きましょうか。

　ぼふ。

　突然祭壇から緑色のほこりがあたしめがけて吹きかかってきました。
　ゲホン、ゲホン。
　あたしは慌ててほこりを払いますが、皮膚に変な緑色が付着して……って、いやぁー！　髪の毛が抜けてるー！
　うわぁ、さいてー。シックス・パックは妙に喜んでるけど……。
　あぁ、もう……。

　そんなこんなで酷い目に遭いながらもなんとか入手した子豚の貯金箱は金貨100枚の価値があり、しかも魔法がかかっていて金貨が何枚でも入る上、重さが10重量点で変わらないみたいです。お、中に金貨も50枚入ってる。ま、苦労しただけのことはあったかな。

　頭にバンダナを巻いて髪が抜けちゃったのを隠し、今度は穴を覗いてみます。
　穴は北へと伸びていて、北端にはまた通路が続いているみたいです。その間には灼熱の炎が広がっているのですが、穴の東西に岩だながあり、そこを伝えばなんとか進んでいけそうです。
　あたしは東側の岩だなをつたっていくことにしました。一歩でも踏み外せばたちまち灼熱地獄に転落してしまいます。あたしは岩を背にして、慎重に進んでいきます。

　グラッ。

　！　突然足元の岩が崩れました。
　あたしはかろうじて体勢を立て直しましたが、足元が崩れているためにこちらからは先には進めなそうです。仕方なく引き返し、今度は西側の岩だなを進むことにします。
　慎重に、一歩ずつ、あたしはゆっくりと岩だなをつたいます。

　ブァッ。

　！　今度は突然壁からガスが吹き出てきました。
　あたしはめまいに襲われ、そのまま業火の中に転落してしまいました。

　うわぁ、ついてないなぁ……。


（おしまい）


　つか、幸運度でのセービングロール多すぎ。幸運度11だとかなり辛かったです。今回、幸運度では一度も成功しなかったんじゃないかなぁ。