雑居空間
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 T&Tのソロアドベンチャー「傭兵剣士」をプレイ。

これ以降、「傭兵剣士」のネタばれを含んでいます。ご注意ください。



<現在の状況>

名前:レイン・デシンセイ
種族:人間   役割:盗賊
経験点:85
経験レベル:1

体力度 14/14
知力度 15
幸運度 11
耐久度 11/11
器用度 14
魅力度 8
速度 9
個人修正 +4

金貨:10
武器:魔法の長剣(必要体力9、攻撃力4+0、防御力8、重量点120)
防具:
装備:暖かい衣服と背負い袋、食料(1日分)、麻のロープ(3m)、ふくらはぎまでのブーツ、毒(3回分)、真珠(140G)、ルビーのお守り(1400G、耐久力完全回復3回、月に一度満月に当てるとその力が回復する)
現在重量:242+金貨 

シックス・パック
攻撃力:4+18
防御力:12
耐久度:20/20
毒は効き目が無い



 あたし達は再び隠し扉から階段を下りて小さな部屋へ。そこにある東の扉を開けてみます。
 そこは小汚い薄暗い部屋。部屋の北側にチェーンメイルと皮袋がぶら下がっています。シックス・パックが言うには、どちらからもエルフ臭いとか。
 なにか魔法的な感じがするけど、エルフの臭いならそんなに酷いこともないかもしれない。
 今あたしは魔法の長剣以外に防具を持っていないので、とりあえずチェーンメイルを着てみることにします。

「!」

 突然、あたしの足元の床がぱかっと開いたじゃないですか!

 ドッボーン。

 幸いというかなんというか、落ちた先は水溜りになっていて、どうやら命は助かったみたいです。が、なんとか水面に浮かび上がろうとするのですが、……荷物が重ーい!
 あたしは持っていた重たい荷物をどぼどぼと捨てて、ようやく浮かび上がることに成功しました。……ああ、なんとか助かったけど、もったいないよぅ。しかしこれ、鎧を着ていたら完全にアウトだったかもしれません。ま、助かったから良しとしましょう。

 とにかくここから這い上がらないと、と思うのですが、壁はとても滑りやすくなっていて、這い上がるというわけにはいかなそうです。
 上からはシックス・パックがあたしを見下ろしています。荷物の中から残っていたロープを引っ張り出してシックス・パックに向かって放り投げ、どうにか引っ張り上げてもらいました。

 ふひー。
 ようやく一息つきましたが、壁にかかっていた宝はなくなってしまっています。とりあえず「助けよ!」と叫んで魔法の長剣だけは取り戻しましたが、その他の持ち物は全部パー。うわぁ。
 あたしは失意にうちに、部屋を後にしたのでした。



 部屋を出て西の階段を登り、南北に伸びる通路に戻ってきました。
 今度はその通路を北へ進みます。ずんずん進んでいくと、通路の先は東西に別れる丁字路になっていました。
「たいまつを消せ!」
 いきなりシックス・パックが叫びました。
 なに、なに?
 なんだかよくわかんないけど、とにかくたいまつの炎を消します。
 シックス・パックは壁に張り付くと、ちゃっかり自分だけ壁に溶け込んで姿を消してしまいました。ずるいぞ、こら!
 あたしは慌てて、とにかく真似して壁に張り付いてみます。いや、岩悪魔じゃないんで消えちゃったりはしないんだけど……。

 やげて、通路の東から赤いローブをまとった僧侶の集団がやってきました。何でこんなところに僧侶の集団が? まあ、シックス・パックが慌てるくらいなんだから、歓迎すべきではない人たちなんだろうけど。
 その集団は通路をそのまま西へと進んでいくみたいです。あたしはとにかく見つからないことを祈ってじっと壁に張り付きます。
 が、当然そうは上手くいくはずもなく、あっさりと見つかっちゃいました。そいつらは問答無用で襲い掛かってきます。ちょっと、気、短すぎじゃないの?

 ヤツラは6人いるのですが、幸いなことに、通路が狭いから一度に2人までしかかかってこられないみたいです。それならこっちも2人。何とかなるでしょう。あたしは魔法の長剣を構え、シックス・パックと共に斬りかかります。

 ボカ、スカ。

 ヤツラが持っている魔法の杖は意外と強力で割と時間はかかっちゃったんですけど、2vs2ならこっちが攻撃力は上だし、あとは防御力の差があるので、結局無傷で撃破しました。やれやれ。
 いつもの癖で僧侶の死体を漁ろうかと思ったんですけど、シックス・パックが「僧侶は金なんか持ってないし、魔法の杖は持ち主以外の者を殺してしまう力がある」と警告してくれたので放っておくことにします。ちぇ。



 シックス・パックの樽からビールを一杯もらって一息ついて、あたし達は丁字路を西へと向かうことにしました。
 通路はやがて北へ折れ、ルーン文字が刻まれている扉で終わっています。その扉には覗き穴が開いていて、中から光が漏れています。
 あたしが扉に手をかけようとすると、シックスパックが「中を覗いてからにした方がいい」と警告しました。まあそういうならと、あたしはシックス・パックを抱え上げて、彼に中を確認させます。するとシックス・パックは息をのみ、「下ろしてくれ」とあたしに告げます。どうやら何か気に入らないものを見たみたいです。
 うーん、やっぱり最終的に頼れるのは自分だけなのか。岩悪魔の考えることは良くわかんないしね。
 結局自分でも中を覗いてみることにしました。するとそこには、金貨の山、宝石の袋、まばゆいばかりの魔法の武器に防具と、一言で言えばお宝の山。さっきの様子からして、あの赤いローブの僧侶達のたからでしょうかね。
 あたしの心は高鳴りますが、しかし解せないのはシックス・パックの態度です。この部屋、確かにすごそうに見えるけど、岩悪魔のなにかのセンサーにはよくないように映るんでしょうか。

 やっぱり罠かなぁ。

 ちょっと宝の量が多すぎる気がします。ちと怪しいので、この部屋は無視することにしましょうか。あたし達は丁字路へと戻ります。


(つづく)



<現在の状況>

名前:レイン・デシンセイ
種族:人間   役割:盗賊
経験点:167
経験レベル:1

体力度 14/14
知力度 15
幸運度 11
耐久度 11/11
器用度 14
魅力度 8
速度 9
個人修正 +4

金貨:0
武器:魔法の長剣(必要体力9、攻撃力4+0、防御力8、重量点120)
防具:
装備:
現在重量:120+金貨 

シックス・パック
攻撃力:4+18
防御力:12
耐久度:20/20
毒は効き目が無い


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