雑居空間
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 だいぶ過ぎてしまいましたが、7月4日はルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」が刊行された日。そしてルイス・キャロルが親交のあったリデル家の三姉妹とピクニックに出かけ、アリスのモデルとされる三姉妹の次女・アリスに即興でお話を語って聞かせた日でもあります。
 というわけで、1ヶ月ほど前に、不思議の国のアリスをモチーフとしたPCエンジンのアクションゲーム「不思議の夢のアリス」(フェイス)をプレイしました。













 本作の主人公は、「不思議の国のアリス」のアリスとは別人の、童話の大好きな女の子。いつものように眠りながら、童話の夢を見ていたアリスですが、本棚から本が落ちてきた表紙に中から魔物が現れ、アリスの夢の中に入ってしまいました。
 その本の中から、今度はウサギが現れます。そのウサギは魔物の番人だったのですが、ちょっと目を離した隙に、魔物が逃げ出してしまったというのです。
 魔物のせいで夢の世界は大混乱に陥ってしまいました。アリスは平和な夢の世界を取り戻すため、魔物退治に向かうのでありました。



 ゲームはオーソドックスな横スクロールアクションです。



 アリスは「イヤ」という言葉を発して敵を攻撃します。よほどでかい声なのか、コエカタマリン的な物理攻撃なのか。



 ボタンを押し続けてチャージすることで、より強力な「イヤ」を放つこともできます。



 かなり高くジャンプしていますが、夢の世界だからでしょうか。
 上から踏んづけることで敵にダメージを与えることもできます。



 ライフ制で、3回ダメージを喰らうと1機失うことになります。





 登場する敵キャラは不思議の国のアリスモチーフのものもありますが、特に関係ないものも多いです。



 ある程度進むとお菓子の家が出現。



 お菓子の家の中には中ボスが待ち構えています。



 ボスを倒すと捕まっていたウサギを開放することができます。
 ……って、お前ら何人もいるのか……。冒頭でアリスに話しかけてきたウサギもまた別人なんですね。





 で、ある程度プレイしていたのですが、これが結構難しい。

 一番きつく感じたのは慣性がやたら強く働くことで、敵が不意に現れたとき、とっさに反応することができないんですよね。敵の動きも早いし、攻撃一発では死んでくれないヤツも多い。襲い来る敵をアドリブで倒しながら進んでいくのはなかなか難しいバランスになっています。



 ネットでちょこっと調べてみると本作は死にゲーで、とにかく敵のパターンと攻略法を憶えて進んでいくタイプのゲームのようです。
 それはそれでアリなんでしょうけど、個人的にはアクションゲームって、とにかく操作すること自体が楽しいということを求めたいんですよね。なので、本作のようにパターンを憶えて、それに合わせて捜査していくというのはちょっと窮屈に感じてしまいます。



 なんとなくの印象なのですが、プレイしていて「ジム・パワー」を思い出してしまいました。あれも難易度が高く、ある程度敵のパターンを憶えながら慎重に進んでいく必要があり、プレイ感覚が結構似ているような気がするんですよね。ライフ制で一発死亡が無い分だけ、本作の方が易しくなっているとは思いますが。



 今、最初のステージの3つ目のエリアまで到達していますが、ボスのピノキオが倒せていません。
 YouTube でプレイ動画を見てみたら、もっと踏みつけ攻撃を多用すべきだったようですね。ただ、動画をまねしてプレイするというのもなんとなく気が差しますし、多分今後もそんなに頑張ってプレイしないと思います。

 不思議の国のアリス自体や、それをモチーフとした作品などは好きなのですが、本作はちょっとゲームとしての相性が良くなかったかもしれません。




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