いきなり4点のリードを許しながらも、中継ぎ陣が追加点を許さず、こつこつ返していっての逆転勝ち。昨日、一昨日とはまた一味違う、「どこのチームですか?」っていうくらい良い試合運びを見せてくれた3連勝でした。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| カープ
| 0
| 1
| 0
| 0
| 0
| 1
| 2
| 0
| 2
| 6
| スワローズ
| 4
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 4
|
打線は15安打2四球で6得点。みんなよく打った、でも、もうちょっと早くグライシンガーを捕らえて欲しかった。そんなところでしょうかね。
9回に決勝打を放った栗原はこれで3試合連続の勝利打点。今日はそれまでの4打席は凡退だったのですが、おいしいところを持っていきましたね。
4番の新井は5打数3安打1打点。派手さはありませんでしたが、4番として安定した打撃ができています。
5番のアレックスは4打数2安打1本塁打で1打点。シーズン途中からの加入で正直なところどこまで活躍するのか疑問だったのですが、今では欠かせない戦力になってくれました。守備が上手いのもありがたいです。
先発の青木高がいきなり4失点してしまったのですが、そこからの逆転勝利を招いたのは、その後追加点を許さなかった中継ぎ投手陣です。
2番手の宮崎は3回を投げて1安打2四球無失点。ストレートを中心に組み立てて、変化球で勝負というのが上手くはまりましたね。7回表に同点に追いつきながらその後の勝ち越しのチャンスを逃してしまったので、下手をすると流れを失ってしまいかねなかったのですが、7回裏からは、広池、佐竹、横山、永川とつないで3イニングをパーフェクトリレー。緊迫した展開で、個人個人がしっかりと役割を果たしてくれました。やっぱり永川が安定したことの波及効果は大きいのではないでしょうか。
心配なのは梵。この3連戦は結局12打数無安打2犠打で、打点付きの内野ゴロはありましたけど、打撃の調子は最悪のようです。クリーンアップが好調なのでそれなりに得点できていますが、一番打者がこれでは勝っていくことは難しいです。守備力を考えるとスタメンから外したくないので、しばらくは東出や松本とバランスを取りながら、8番をメインに起用していく方が良いかもしれません。
同一カード3連勝は5月半ばのタイガース戦以来です。あの頃はまだ勝率5割だったんですよねぇ……。
と、途方にくれていても仕方がありません。正直この3連勝はスワローズに助けてもらったという面も多分にあったと思います。明日からのジャイアンツ戦でもこのような戦いができれば、後半戦にも大いに期待できそうです。幸い、苦手にしている金刃はこないみたいですしね。
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