雑居空間
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 ここのところ仕事が忙しくて、じっくりとゲームをする時間が取れなかったのですが、少し涼しくなってきたことですし、腰をすえて重めのゲームでもプレイしたくなってきました。
 そこで、だいぶ前に購入しておきながらずっと寝かせていた、「Bard's Tale」をプレイすることにしました。



 Bard's Tale は1980年代にシリーズ3作品が発売されたRPG。俗に世界三大RPGのひとつ*1に数えられることもあります。
 2004年にシステムやストーリーなどが一新された新作(逆に言えば、名前は同じだけどゲームとしてはまるで別物、ということなんですけど)が出た以降は特に音沙汰がなかったのですが、Kickstarter での資金集めに成功して、Bard's Tale IV が2017年に発売されるようです。「IV」ってことは、2004年に出たやつは無視されているんでしょうかね? 2004年版も、Bard's Tale IV と同じところが開発しているんですけどね。





 私はGOG.com で購入しました。これは2004年版と、初期三部作が全部入ったお得なセットです。
 そのため、当時品にはなかったであろう機能も幾つか付いていて、ゲーム中にファンクションキーを押すことで、仮想ディスクの入れ替えや、ソフトウェアリセットを使用することができます。さらには「Show game instructions manual」や「Show game maps」などには攻略サイトへのリンクが貼られていて(このサイトです)、適宜、情報を参照することができます。これがあれば、どうしようもなくなったとしても、何とか先に進められるかもしれません。至れり尽くせりですね。

 また、画像にもあるように、YouTube やtwitter なんかとも連動しているようです。時代ですなぁ。





 とりあえず第一作目、「Bard's Tale I : Tales of the Unknown」からスタートです。
 Wikipedia によれば、元々は「Tales of the Unknown」シリーズの一作目「Bard's Tale」だったそうなのですが、「Bard's Tale」の知名度が高くなりすぎたため、シリーズ名とサブタイトルが逆転しちゃったのだとか。









 タイトル画面では、タイトルにもなっている吟遊詩人が、この街、Skara Brae の伝説について、リュートを爪弾きながら歌います。伝説っていうか、これから始まる冒険者たちの活躍のことですかね。



 Bard's Tale の特徴のひとつが、Wizardry やUltima III のキャラクターをインポートできることです。Bard's Tale の開発者の一人Roe Adams が、Wizardry やUltima の開発にも携わっていたからだそうです。
 Roe Adams はWizardry やUltima ではHawkwind という名前で登場します。Britannia にいる予言者で、主人公が現在どれくらいの徳を得ているのかを教えてくれる人ですね。
 また、Bards Tale の冒険の舞台となる街・Skara Brae も、Ultima では崇高さの街、レンジャーの街として登場します。

 もっとも、GOG.com 版では、よそからデータを引っ張ってくることはできないんですけどね。



 ゲームはSkara Brae の街にあるGuild からスタート。このGuild で、冒険者の作成と、パーティーの組み換えを行います。Wizardry でいう、訓練所と酒場がセットになったようなところですね。
 また、ゲームのセーブも基本的にはここで行うことになります。
 
 Guild にはあらかじめ作成されたキャラが6人いて、そのままゲームを開始することもできるのですが、ここはもちろん一から作るに限ります。

 キャラの作り方は簡単。まず種族を選択。するとランダムで能力値が決定されるので、それでよければClass と名前を設定して終わりです。
 能力値が気に入らなければ、Esc キーで種族の選択に戻れるので、強い数値が出るまで何度でもやり直すことができます。

 種族は、Human、Elf、Dwarf、Hobbit、Half-Elf、Half-Orc、Gnome の7種。それぞれ力が強かったり弱かったり、賢かったりバカだったり、いろいろな特徴があります。種族によって就けないClass もあります。

 Class は全部で10種。戦闘系のWarrior、Paladin、Hunter、Monk、魔術系のConjurer、Magician、Sorcerer、Wizard、特殊技能系のRogue、Bard です。
 このうち、Sorcerer とWizard は上級職で、最初は選ぶことができません。なので、残りの8種の中から、最大6人のパーティーを組むことになります。

 とりあえず、種族はHuman 以外の6つを選択。問題はClass ですね。
 何も考えずに普通っぽい、っていうか、Wizardry っぽいパーティーを作ろうとすると、Warrior、Paladin、Hunter、Rogue、Conjurer、Magician の6つになります。が、何しろこのゲームは「Bard's Tale」。Bard を入れないわけにはいきません。
 魔術系の2つははずせないし、Rogue も居たほうがいいような気がします。となると、前衛の誰かの替わりにBard をいれるということになります。ちょっとひ弱そうにも思えますが、Bard はまあまあバランスの良いClass っぽいので、まぁ、なんとかなるのかなぁ?

 種族によって選べないClass もあったりするので、どの種族をどのClass にするかでちょっと困った部分もあったのですが、とりあえず、以下の6人で決定しました。













 キャラを作ったときにスクリーンショット取り忘れていたので、何回か戦闘を重ねた後の状態ですけど。
 ちなみに、キャラのグラフィックは、種族関係なく、Class によってい一律に決定されます。女性キャラは作れません。

 そんなこんなで、この6人で、新たな冒険の旅に出発ですよ。 
 


*1: 世界三大RPGというと、Wizardry、Ultima、Might and Magic の三つを指すことが多いのですが、Might and Magic の代わりにRogue だったり、Bard's Tale だったり、その他の何がしかだったりが入ることもあります。個人的にはやっぱりMight and Magic を推したいんですけど、Bard's Tale もMight and Magic に匹敵するくらい面白いんだろうなぁと思っています。


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