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 昨秋に打ちっ放しに行って以来、ゴルフの練習なんて全然していなかったのですが、様々な思惑が交差した結果、どうやら割と近い内にコースデビューすることになりそうです。クラブは貰えそうなんですけど、シューズとかグローブとか、いろいろと揃えないといけませんので、ちょっと物色してきましょうかね。
 まあ、それはそれとして、ゴルフの予習も兼ねまして、PCエンジンのゴルフゲーム「ナグザットオープン」をプレイしました。





 ナグザットオープンは、その名の通りナグザットが出したゴルフゲーム。ゲームモードは、4日間通算のスコアを競うナグザットオープン、そして普通に18ホールを回るラウンドプレイの2種類がありまして、ラウンドプレイはさらに、1~4人で回るストロークプレイと、2人で1ホールごとに勝敗を競うマッチプレイとがあります。



 このゲームに用意されているのは、「naxat カンツリー倶楽部」というコースです。マニュアルにコースの全景が載っているので、攻略するのに大いに参考になりますね。
 収録されているのはこの全18ホールだけなのですが、オーソドックスなホールからトリッキーなホールまで多彩な構成で飽きさせず、しかも難易度もそこそこ高いので、攻略のし甲斐はありますね。



 まずは一人でストロークプレイに挑戦。

 J.OSEKI と、AOIKI、そしてオリジナルキャラクターと、3人の中からプレイヤーを選択します。J.OSEKI とAOIKI の2人を試してみましたけど、J.OSEKI は飛距離が出て、AOIKI はコントロールがつけやすいという、名前からなんとなく想像できる特徴を有しているようです。
 さらに、使用するクラブと、ハンディキャップを設定すれば、プレイ開始です。



 カーソルを操作して、打つ方向を決定。しかしカーソルの距離が近過ぎるので、なかなか方向を定めるのが難しいですね。しかも、ホールの全景を見ることはできるのですが、カーソルの位置決定時にはあまり遠くまでは表示されないのでなおさらです。だからこそ、マニュアル記載のコース図が役に立つんですけどね。



 続いて、クラブと、ボールのどこを叩くかを選択。



 さらに、ゆっくりとクラブを振り上げてくので、ボタンを押してトップの位置を決定。より大きく振りかぶるほど、強いボールを打つことができます。
 しかる後にスイングが開始されるので、黒いマークのところでタイミングよくボタンを押せば、スカーンと気持ちよく飛んでくれます。赤いエリア内なら多少方向や距離がズレたりするもののそこそこ思い通りに飛んでくれますが、白いエリアにかかるとへっぽこぴぃな当たりになってしまいます。



 パッティングは方向と、打つ強さのみで決定。パワーゲージが出ますけど、どの位置でボタンを押せば、どれくらい転がってくれるのかの指標が全く無いので、初めのうちは適当に打ってました。しかも目盛りが等間隔ではないのも嫌らしい所。等間隔でない方が、弱く打つときの調整がし易くはあるのですが、いずれにしろパワーの指標が無いので、どこでボタンを押せばいいのかわかりにくいんですよね。結局慣れればいいということなんですけど、これならまだ線形で目盛ってくれた方がわかり易かったですね。



 このゲームでは全18ホールが同じデータ上に存在しているので、OBエリアでなければ、隣のホールに打ち込んでもプレーを続行することができます。まあ、よほど酷いミスショットでもしないと、そうそう打ち込むこともないですけどね。
 ただ一部、隣のホールを使ってショートカットできるホールもあったりします。



 最初のラウンドは、トータル100の+28という結果でした。パーやバーディーもそこそこ取れたのですが、時折ドツボに嵌って大きくスコアを崩してしまうことも多かったですね。

 難しかったのが、距離感を掴むことですかね。ドライバーはジャストミートするのは難しいですけど、とりあえずフルショットすれば問題はありません。でも、アプローチで使うピッチングやサンドウェッジでは、クラブをどこまで振り上げればどの程度飛んでくれるのかがちょっとわかりにくくて苦労しました。特に残り10Yとか20Yとかになると、グリーンが狭い上にボールが止まりにくいこともあって、オンさせることさえ大変でしたよ。強く打ちすぎてなかなかオンさせることができず、グリーンの両端を行ったり来たりなんかしちゃったりしてね。

 ただ、グリーンのアンジュレーションの影響を受けにくいので、距離感さえ合えば案外チップインは出易いんですよね。実は今回も、5回くらいチップインで決めています。まあ、その距離感をあわせるのが難しいんですけどね。チップインってやっぱり気持ちいので、チップインの出易さって何気にゴルフゲームの面白さに直結しているような気がします。

  

 それから厳しいのは、湖上に浮かぶ小島にあるグリーン目掛けて打たなくてはならないホールが3つもあること。距離もそこそこあるので、これらのホールで1オンさせるのは至難の業です。池ポチャだけは避けなくてはならないので、これらのホールでは周囲のバンカーに放り込んででもピンの近くに寄せて、2オン1パットのパー狙いに行かないといけないんですよね。思いっきりバックスピンをかけてドンピシャの距離感で打てればグリーン上で止まるのかも知れませんけど、200ヤード前後の距離でそれをやるのはしんどいですわ。特に16番ホールなんて、グリーン形状もおかしいから、絶対に乗らないよなぁ……。



 続いてナグザットオープンに挑戦。
 大会は4日間ありますけど、最初の2日間は予選で、そこで8位以内に入らないと決勝に進むことはできません。





 9位以下のスコアは表示されないのですが、2日間通算で+52だったので、余裕の予選落ちですよ。

 ただ、YUHORA が2人いるのはともかく、上位のメンツもスコアはそんなに良くないので、予選突破くらいならなんとかなりそうな数字ではありますね。ホールごとならバーディーもイーブンパーも取ることはできているので、あとはスコアをいかに安定させるかですかね。ミスショットを減らして、ホールの攻略法を確立させれば、トーナメントで優勝することも不可能ではなさそうです。まあ、それをするには、一にも二にも、練習するしかないんですけどね。



 計5回ほどラウンドして、ベストスコアは+15。バーディーもたまに取れますけど、たまに発生する大崩れはなかなか止められませんね。

 正確にショットするのが難しくもあるのですが、攻略し甲斐のあるホールも多く、なかなか楽しめるゲームですね。また、テンポ良く進むので、30分ほどで18ホールを回り終えることができます。このテンポの良さというのは重要で、ミスをしてもすぐに次に行けるので、あまりストレスが溜まりません。また、繰り返し遊ぶのも苦になりません。そのテンポの良さに甘えて、プレイが雑になっちゃうこともあるんで、注意しないといけないんですけどね。

 スポーツゲーム(や、一部のアクションゲーム、シューティングゲームなど)に関しては、下手にCD-ROM2 の大容量を活かして喋ったりアニメーションしたりするよりも、サクサク動くHuカードの方が良い出来になることも多いですね。やっぱり演出よりも、ゲーム本編をいかに面白くするのかが重要なのだろうと思います。




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