雑居空間
趣味のあれこれを、やたらめったらフットスタンプ




 時は来た!
 必要なアイテムは、多分、全部そろえたはず。今度こそ、ゲームクリアを目指して、The Great Stygian Abyss! に突入です。

 地下1階の、火炎燃え盛るモンスターエリアを通り抜けて、祭壇の間へ。ここの祭壇は、前回のプレイで階段に変化させた筈なのに、なぜかまた祭壇に戻っていましたので、またいちいち石を使って階段に変化させていかなくてはなりません。
 ……と思ったのですが、ここでちょっとハプニング。1階の祭壇での最初の問いには正しく“せいじつさ”と答えたのですが、その後、対応する石の色を“あお”と答えなくてはならないのに、間違えて“あか”と答えてしまいました。
 答えを間違えてしまい、前回鍵が無かったときにも飛ばされた、何もない空っぽの部屋にワープしてしまいました。また入り口からやり直しなのかなぁ、と思ったのですが、



 ここでなぜか3つの部分からなる鍵を使い、「通過のための言葉を唱えよ!」とか言われてしまいました。8階までずんずん降りていく覚悟だったのですが、1階だけで済んじゃうのかなぁ? 実は、正しく質問に答えちゃうと、8階まで降りていかなくちゃいけなかったりするのかしらん。

 通過の言葉というのは、多分、Lycaeum、Empath Abbey、Serpants Hold で聞いた、3つの言葉のことでしょうね。問題は、それぞれで聞いた3つの言葉を、どの順番でつなげるのか、っていうことですね。結局この正しい順番ってわかっていないのですが、どこかで情報入手できたのかしらん。
 で、よくわからないのですが、Abyss の1~3階にある祭壇は真実、愛、勇気の順番で出てきますし、7階と8階での質問も真実、愛、勇気の順です。もうちょっと過去ログを漁ってみると、白い石の情報を聞いたときもこの順番。もしかしてこれが、Ultima IV における3原理のオフィシャルな順番なんじゃないでしょうか。
 と、いうわけで、大した根拠があるわけではありませんが、とりあえず3つの言葉を、この順番で並べてみます。



 あ、正解だったみたい。ラッキー。
 そしてここからさらに、謎の声からの怒涛の質問ラッシュが始まります。



「すべての人が、そなたの言葉を信用するというとき、そなたの持つ徳とは何か?」
「困難にあるものに対し、我がことのように感じふるまうこともいとわぬ徳とはなにか?」
「いかなる時にあっても、自らをふるいたたせる徳とはなにか?」
「領主に対しても、農奴に対しても同じであろうさせる徳とはなにか?」
「自らの身体や生命を差し出してまでも、他の人のために力を尽くそうとさせる徳とはなにか?」
「いかなる誓いをも決して破らぬ徳とはなにか?」
「自己の本質を、知るということにおいて、そなえなければならない徳とはなにか?」
「自らを他のものより上に位置づけることを最も嫌う徳とはなにか?」

 これらはすべて、徳に関する質問ですね。始めの方は割とわかり易いかと思いきや、最後の方はちょっと抽象的で迷う部分もありました。ですが実のところ、Abyss の祭壇の順番と同じじゃなかろうかということに気付いたので、なんとか全問正解することができました。



 正解するごとに線が一本ずつ引かれていき、魔方陣が完成。
 しかし質問はまだまだ続くのでした。

「すべてが虚構であったとしても、唯一残る絶対のものとは?」
「いかなる時でも、いかなるものをもいとおしませるものとは?」
「いかなる危険に出会っても、そこに踏みとどまらせるものとは?」

 これらの答えは、3つの原理ですね。順番もやっぱり、例の順番です。
 しかしこれで終わりかと思いきや、突如、足元で大きな音が鳴り響き、最後の質問が投げかけられるのでありました。



「もし聖者の8つの徳が一つとなって、真実と、愛と、勇気の3つの原理からその一つのものが導きだされるなら、この一つ、すなわち明白なる真実と、終わることのない愛と、屈服することなき勇気、この3つによって取り囲まれ、そして、そのすべてでもある一つのものとは何か?」

 え?
 なに、それ?

 正直なところ、この答えは自力では導き出せなかったと思います。多分、ノーヒントだったら、もう一回“veramocor”とか答えるはめになっていたんじゃないでしょうか。

 でもね、実は白い石の入手方法を調べるためにwalkthrough を見ていたときに、ちょろっと目に入っちゃったんですよね。waklthrough の最後の方に、徳とかの見慣れた単語ばかりが並んでいたので、別にネタバレってほどのことにはならないだろうと思って油断していたのですが、一番最後に書いてあったこの単語がくっきりと見えちゃったんですよ。

 そんなわけで、ちょっと不本意ではあるのですが、この問いにはサクッと回答。いよいよ、今度こそ、本当にエンディングです。













 大宇宙に浮かぶ∞という怪しいイメージで象徴された写本の知識を得た主人公。これで聖者となったわけですが、ひとたび道を踏み外せば当然徳は失われてしまいます。人々の模範となるべき聖者の修行は、これからも永遠に続いていくようです。







 そして冒険の端緒となった環状列石、すなわち元の世界に戻ってくることができました。これまでの冒険は本当にあったことなのか判然としませんが、手に持ったアンクの存在が、それはけして夢ではないということを示しています。
 門の秘密を知った今、主人公はこちらの世界とブリタニアとを自由に行き来することができます。今後も聖者として、求められる使命を果たしていかなくてはならないようです。
 




 と、いうわけで、終了ー!
 ノーヒントクリアができなかったのは残念でしたけど、まあ、ここまでできれば上等でしょうかね。
 ちなみに、クリアしたことを報告するための連絡先が最後に表示されるのですが、さすがに今送ってもダメだろうなぁ。

 戦闘に関しては、あまり苦労したということはありませんでしたね。敵が強いと言うよりも、むしろ山や船、一部ダンジョンなど、地形が複雑で面倒くさいという点のほうが強かったと思います。全員に飛び道具を装備させてしまえば、あまり攻撃を喰らわずに戦えますしね。
 呪文も、回復系や移動系はそれなりに使いましたけど、戦闘系の呪文はほとんど使わずに済ませられました。ナイトシェードとマンドレイクも入手できなかったので、強力そうな呪文を使うこともできなかったのですが、それでも何とかなりましたしね。

 大変だったのは、やはり情報収集ですね。話を聞きだす際には、適切な人に適切なキーワードで質問しなくてはならないので、有用な情報を得るためにとにかく膨大な手間がかかってしまうんですよね。実際にはある程度質問する言葉を絞っていくわけですが、そのために情報を聞き漏らしたりすることもしばしばありました。それでも、本当に重要な情報については、どこどこにいる誰某に聞きなさい、というような話も聞けますので、大変ではありますが、根気さえあれば結構なんとかなりますね。

 今回ネタバレに頼ったのは、白い石の入手方法と、最後の質問の答えの2箇所です。
 白い石の方は、ネタバレを見なくても、時間さえかければなんとかなったような気がします。場所の勘違いはそのうち気がつくでしょうし、気球の動かし方も試行錯誤していけばなんとかなったでしょう(実際、そうでしたし)。
 問題は最後の質問の方です。クリアした後に攻略サイトを見て、この答えを導き出すためにはルーン文字の解読が必要だということを知りました。で、そのルーン文字を解読するための表は、ヘルプファイルのPlayer Reference Card の最後に載っています。しかしながら、このReference Card は紙のマニュアルとして日本語に訳されているものの、何故か日本語の紙マニュアルにはこのルーン文字の解読表が掲載されていないのです。
 ヘルプファイルの方は普通に紙マニュアルの英語版だと思っていたのであまりきちんと見ていなかったのですが、こんな重要な情報がここにしか載っていないというのはちょっと酷いですね。この表が目に入っていれば、瞑想したときに出てくる記号の意味もわかったでしょうし、最後の質問の答えに自力で辿り着くこともできたかもしれません。
 もっとも、ヘルプファイルの表も潰れていて見にくいので、仮に目に入っていたとしても、相当わかりにくいんですけどね。

 こんなの。



 さーて、これででっかい山をひとつ越えることができました。一度挫折したゲームですので、奥歯に挟まっていたモノが取れたような気分です。一応クリアできたことで、これ以降のシリーズを楽しむこともできますしね。
 攻略サイトを見て、いくつか遣り残した所を確認したら、次はMight and Magic VIII に挑戦することになると思います。Might and Magic VII をクリアしたのももう2年くらい前ですので、MM本編は随分と久しぶりですね。こちらも楽しみです。
 ……あ、アリス・イン・ナイトメア、全然進めてないや。


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