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 第91回全国高校野球選手権大会、第10日目の第2試合。新潟県代表の日本文理高校は、石川県代表の日本航空高校石川と対戦し、序盤から自慢の打線が炸裂。終盤にも追加点を奪って突き放し、新潟県勢としては25年ぶりのベスト8進出を果たしました。


チーム 123456789
日本航空石川
0
2
0
0
0
0
0
0
3
5
日本文理
2
5
0
0
0
3
1
1
x
12




 今日は序盤から積極的に打ちに行ったのが功を奏しましたね。1回裏に先制した後すぐに追いつかれてしまいましたが、その直後の2回裏に一気に5点のリードを奪えたことで、その後の試合展開も随分と楽になりました。積極性で甘い球を逃さず捕えたというのが良かったのですが、かと言ってけして大振りにはならず、難しい球には手を出さないということとワンセットになったことで、日本航空石川先発の栗本君を早い回で攻略することができたのではないでしょうか。
 2番手の浜田君には中盤てこずりましたが、6回に伊藤君の3ランで突き放し、3番手の中田君、4番手の北寺君からも得点して最後まで主導権を渡すことはありませんでした。終わってみれば毎回の20安打で12得点。上位から下位までよく打線が繋がり、強力打線の本領発揮といったところですね。
 しかし、2回途中から登板した日本航空石川2番手の浜田君にはちょっと苦労しました。右のサイドハンドから変化球を内外角に丁寧に投げ分けられ、3回から6回まで無得点。緩急をつけられてポップフライを打ち上げるシーンが目立ちました。浜田君のような軟投派対策もしっかりとしておかないとまずいかもしれませんね(今後の対戦相手が未定なので、なんとも言えませんけれど)。

 日本文理先発の伊藤君は、今日も9回まで投げきり、10安打無四球13奪三振で5失点。点は取られましたけど、出来は寒川戦よりも良かったんじゃないですかね。特に中盤はストレートもスライダーも良いところに決まり、4回から8回まで安打を許さず、三振の山を築きました。
 ただ気になるのは点を取られたシーンです。2回、9回はランナーを出してから連打を浴びて、なかなか歯止めが利きませんでした。スクイズ外しや併殺打のおかげで致命傷にはなりませんでしたが、強力打線がついているのですから、ピンチでも落ち着いて、自分の投球を心がけてもらえればと思います。寒川戦ではそれが出来ていたと思うんですけどね。

 日本文理の次の試合は、抽選がまだなので日時も対戦相手も未定ですが、21日か22日となります。
 相手がわからないのでなんとも言えませんが、やはり伊藤君の出来が鍵を握りそうです。今日ほどの得点はそう期待できるものではありませんが、穴のない打線なので、完全に抑え込まれるということもないでしょう。伊藤君が9回3失点くらいに抑えられれば、充分勝ち目が出てくるのではないでしょうか。

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