児童文学作家の松谷みよ子さんが、先月、亡くなられたそうです。
この仕事に就きだしてからはもちろんですが、私にとっては何といっても、子どもの頃読んだ「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズです。「小さいモモちゃん」は、大人になってからまた買いました。
お話の中で靴がしゃべったり動いたり、猫もしゃべったり、どこか不思議で、でも子どもにとっては当たり前かもしれないこの世界が大好きで。本当には無いようで、でも本当はどこかにあるようで。なんとも言えない言葉にならない心の奥の感覚。
私自身は初めて読んだのは小学生ですが、当時子ども心に、赤ちゃんの時は私もこんな風に靴がしゃべったり動物がしゃべる声が聞こえてように感じていたのかなぁ、と。そう、もう、今から思うと「聞こえてた」と思っていたのではないかな、という小学生時代でした。
いつしか物語が暗くなっていき、影しか見えなくなってきた印象で・・。当時の私はそれが怖くて、自然と卒業、離れてしまいましたが、大人になってから考えると、淡々としながらも心の奥底に悲しみ、喜び、諦め、理解、生きる力も全てを秘めた、深い深い話だったのでは、と思います。
保育の仕事では、松谷さんの本なら間違いない!と、絵本を手にしたときに「松谷みよ子」とあればもうそれで安心、でした。それは、きっとずっとこれからも・・。
多くの素敵なお話を、世界を、本当に本当にありがとうございました。これからも大好きです。
この仕事に就きだしてからはもちろんですが、私にとっては何といっても、子どもの頃読んだ「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズです。「小さいモモちゃん」は、大人になってからまた買いました。
お話の中で靴がしゃべったり動いたり、猫もしゃべったり、どこか不思議で、でも子どもにとっては当たり前かもしれないこの世界が大好きで。本当には無いようで、でも本当はどこかにあるようで。なんとも言えない言葉にならない心の奥の感覚。
私自身は初めて読んだのは小学生ですが、当時子ども心に、赤ちゃんの時は私もこんな風に靴がしゃべったり動物がしゃべる声が聞こえてように感じていたのかなぁ、と。そう、もう、今から思うと「聞こえてた」と思っていたのではないかな、という小学生時代でした。
いつしか物語が暗くなっていき、影しか見えなくなってきた印象で・・。当時の私はそれが怖くて、自然と卒業、離れてしまいましたが、大人になってから考えると、淡々としながらも心の奥底に悲しみ、喜び、諦め、理解、生きる力も全てを秘めた、深い深い話だったのでは、と思います。
保育の仕事では、松谷さんの本なら間違いない!と、絵本を手にしたときに「松谷みよ子」とあればもうそれで安心、でした。それは、きっとずっとこれからも・・。
多くの素敵なお話を、世界を、本当に本当にありがとうございました。これからも大好きです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます