<「泥窪」の一角>
●歩いた日:2025年1月12日(日)
●歩いた所
・三本扇(横 沢):篠沢、葛堀、高花、上川原
・中 里(横 沢):二十町
・横 沢(横 沢):平内清水、堀ノ内、泥窪
・川 口(長信田):千本野、下千本野、松葉尻、田屋野、清水川尻
●歩いたログ(足跡)(道のり6.8km)
(以上の地図:国土地理院地図に加筆)
(📸004から)緑線が引かれている道をしばらく行くと、緑線が左に直角に折れ、北に向かっている。
(「泥窪」の一角3)
緑の線は道の端に引かれているように見えるが、左手前の道角のところを見ると、除雪された雪でそう見えるだけで、実際は道の端から一定の間隔をとって引かれている。
児童は道の端と緑線の間を歩くことで、安全な通学ができるようになっているようだ。
緑線の道をたどり、広い車道との十字路まで進む。
📸005:「泥窪」の一角4
十字路から北に延びる道は、緑線で自転車・歩行帯を確保するのではなく、専用の歩道・自転車道が作られている。
ログ地図を見ると分かるように、この道の奥に学校のマーク(文)が記入されており、ここに「太田南小学校」がある。
ちなみに、道奥の木立が見えるところは、ログ地図に〇印のついた「文」で示されている「大曲農業高校太田分校」である。
引き返してまた細い道を東に向かう。少し進むと再び広い道に出る。
📸006:「泥窪」の一角5
左手の道から来たところ。昔からの道という趣である。
右手の広い道は奥で左手にカーブしているが、カーブする少し手前辺りが📸005の場所。
立っているところのすぐそばに「暗渠(アンキョ)排水工事を行っています」の大きな看板が立つ。奥に広がる田んぼを見渡すと、田んぼが一面デコボコの状態になっている。
重機の通った跡があるあぜ道を南に少し行ってみる。
(「泥窪」、「平内清水」の田んぼ)
広がる田んぼは手前が「泥窪」、奥は「平内清水」。
「暗渠」とは、湿った田んぼの水を集めて排水路に排水するため、土の中に作られる水の通路のことである。昔は田んぼに少し深めの溝を掘って、そこに柴や籾殻を入れてまた土で覆っていたが、現在は透水性のあるパイプを埋め込んでいるようだ。
写真のデコボコは、溝を作るために掘り上げた土である。この辺りの田んぼは排水が悪いのだろう。そこの地名を「泥窪」というのも頷ける。
ちなみに、溝を掘っただけで覆いのない水路は「明渠(メイキョ)」である。
(④に続く)
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