●歩いた日:2017年1月26日(木)
●歩いた所:長森・真山・館前・仲谷地
●歩いた足跡(ログ)(道のり:3.3km)
(以上の地図:国土地理院)
「高梨神社」の参道を下りるとすぐ下は民家が立ち並んでいる。ここの字名も「真山」となっている。道の左手奥に、「旧池田氏払田分家庭園」の看板がのぞかれる。庭園の脇の道をスキーで東に進む。道は除雪されてアスファルトが出ているので、道の端を歩く。
さらに進むとおばあさんに出会い、「あやー、道だば雪がないから、田の中さ入ったらええべ」と言われたが、しばらく道を歩いて県道の近くまで行く。
県道に出る少し手前で、今登ってきた「真山」にカメラを向ける。
📷009:「真山」を望む
家と家の間にのぞかれる白い斜面が、先ほど登って行ったスキー場跡地。
北西側にある「真山」は、この辺の家々の絶好の風除け。実際、すぐ麓の家には、平野のど真ん中では欠かせない防風柵がなかった。
さすがに県道をスキーでは歩けないので、ここからは雪の上にあがって水路沿いを進んで、車を目指す。 途中、「長森」にカメラを向ける。
📷010:「長森」を望む
中央の柱が立つところが内郭の「南門」跡、その上の平らなところが「政庁」跡。その付近にスキーで歩いた軌跡が見える。陽に輝いて雪が眩しい。
水路沿いをさらに進み、スタートした「外郭南門」前に出、車に戻る。
最後に、「払田の柵跡」の、S51年の航空写真(国土地理院)を掲げる。
空から見た「長森」、「真山」の姿は、整然と区画整理された田んぼの中に浮かぶ島のようである。当時は、「長森」の南一帯は水田で、「外郭南門」はまだ復元されていない。
現在は、この「南門」から「長森」へ延びる道の両側は、かなり広い範囲が史跡として整備されている。写真には、「長森」の南側の裾(黄色の線の中)には数軒の民家が写っているが、今、この民家は一軒もない。史跡整備に伴って移転したのであろう。
「真山」に接する南に、広大な「旧池田氏払田分家庭園」、その北隣にスキー場が写る。
(終わり)
●ブログに掲載したログ(足跡)の累計(合計の道のり76.9㎞)
次回からは、「旧大曲市大曲を往く-1」を掲載する予定です。
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