ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★稲作日記(田植えー1)

2017年06月03日 | 稲作日記

 525日現在で、私の家の周りでは半分程度まで「田植え」が進みました。524日に2回目の「代掻き」を終え、天気予報をにらみながら「田植え」する日をうかがっておりましたが、2829日が晴れの予報だったので、この両日に「田植え」をすることに決め準備を進めました。

 まずは、「苗運び」です。

 苗は、以前田んぼを貸していた(耕作してもらっていた?)近くの専業農家から購入しております。退職後は自分の手で米作りをしてみたいと思い、その農家の経営主にその事を伝えに行ったら、「米作りも楽しいものですよ」と言われ、快く田んぼを戻していただきました。

 しかし、自分で「苗づくり」をするためには、苗を育てるためのビニールハウスなどが必要になるほか、何よりも、気温の変動が激しい春先に気の抜けないきめ細かな管理をしなければならないので、「苗づくり」引き続きお願い購入することにした次第です。

 田植えの前日、苗を運んで田んぼの脇に並べました。

 1ha弱の田んぼに植える苗は180箱と見積もっています。10a辺りにすると20箱に満たない箱数です。右側の田んぼは20a区画なので40箱並べました。

 田んぼを始めた最初の年に、以前貸していた経営主にどれ位の箱数が必要か尋ねたら、昔に比べて今は植える苗の量が非常に少なくなっているとのこと。少なく植えても収量にあまり影響はなく、むしろ稲が旺盛に育つとの話でした。

 箱数が少なければ購入する方としてはそれだけ安上がりになるので、田植機をめいっぱい調整して広い間隔で植えるようにしております。

 ところで、この日、「苗運び」をする直前は雨模様でしたが、その後西に傾いた陽射しを受けて見事な虹がかかりました。

 虹と田植え作業をしている光景をカメラに収めてみました。手前は「田沢湖線」(「秋田新幹線」)の鉄道です。

 苗運びを終え、いったん家に入った後も天を駆けるような半円形の虹に魅かれ、もう一度カメラを向けてみました。

 かなり広角のレンズのはずですが、虹が収まり切れないので、一瞬後ろにさがったら全部写るだろうかと思い、苦笑してしまいました。この事を妻に話したら「馬ぁー鹿」と言われました。

 本題に戻って、いよいよ「田植え」です。予報通り次の日は快晴の田植え日和になりました。我が家の田植機です。

 トラクターと同様年代ものの田植機です。施肥機付の6条植えです。

 ちなみに数年前、田植え中にスロットルのワイヤーを支えるところが折れて溶接してもらいました。今年は、田植え終了後水洗いをしていると左前輪の空気が抜けていることに気付きました よく見ると車輪の付根のところでスポーク?1本が錆びため切断している状態になっていました(この写真では空気が抜けていないようなので、田植えが終わって硬い道路を走って帰る時に壊れたようです)。2度目の骨折です。

 でも田植えが無事に終了出来たのは幸いです。

(その2に続く)


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