<今回歩いたログ(足跡)>
●歩いた日:2021年3月20日(土)
●歩いた所
・新谷地(四ツ屋):丹波窪、千刈久保、虎ノ口、小萱場、吉清館、上台、水吞場
・四ツ屋(四ツ屋):下原野、上原野、水吞場
・花館 :上大戸
※「水吞場」は、「新谷地字水吞場」と「四ツ屋字水吞場」がある。
●歩いた位置
●歩いたログ(足跡)(道のり4.3km)
(以上の地図:国土地理院)
この(2020~21年)冬は例年にない大雪に見舞われましたが、3月に入ると暖かい日が多くなり、4月に入るまで消えないと思っていた田んぼの雪も3月の下旬にはすっかりなくなりました。あっという間に積った雪でしたが、消えるのも早いものです。
春の陽気に誘われて、昨年(2020年)の12月(「花館を往く-3」)以来途絶えていた「仙北平野」歩きに久しぶりに出かけました。
場所は、前回のブログ、「四ツ屋を往く-6」で歩いたところの南西に当たる場所で、「玉川」に程近いところです。
それでは本文に入ります。
「花館を往く-3」で歩いた「上大戸」の十字路のすぐ近くに「上大戸会館」がある。その敷地に車を停められるほどの広さに雪が消えていたので、そこに車を停めてスタート。十字路でカメラを取り出す。
<「上大戸」の十字路(「P」のすぐ近く)>
東にカメラを向けたもの。右手すぐ先の道端に「上大戸会館」がある。
十字路の脇に地域のシンボルのような糸杉と何基かの石碑が立ち、ここだけが時間が止まっているように昔の面影を残している。道を挟んで会館の向かいが墓地になっているが、墓参りに来た女性がこの石碑にも立ち寄って拝んでいた。
「上大戸」は「花館」に属するが、ここから東(奥)に進むとすぐ「四ツ屋」になり、この辺りが旧村の境になるようだ。
道奥の「四ツ屋」の方に向かう。青い屋根の大きな小屋を過ぎたところに玉切りした木が積まれている。
📷01:「上大戸」の一角
小屋脇の杉の木を伐ったようだ。春先にはよく見かける光景である。
杉の木は冬に枯葉や枯れ枝が大量に発生し、冬の強い風によってそれらが広い範囲に散らばる。枯葉は腐りにくいので、そのままにしておくわけにもいかず、手間をかけて片付けることになる。それを嫌って伐採するのだろう。
「四ツ屋を往く-6」で、昔の航空写真を見て、集落などの木が少なくなっていることを書いたが、その要因もこんなことにあると思われる。
奥の大木は、この冬、霧氷をまとった写真を撮ってブログに掲載(「★2021年2月、晴れた! 輝いた!!」)したところ。
さらに進むと、左手奥に小さな社が見える。
📷03:「丹波窪」の風景
田んぼの中にぽつんと立つの木立の下に小さな社がひっそりとたたずむ。「上大戸」の十字路脇の風景のように、ここにも昔の情景がそのまま残っている。
奥には「水吞場」の家々が建ち並び、その上に白く聳える「太平山」が遠望される。
(その2に続く)
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