2022(令和4)年は年明けから荒れぎみの天気が続いておりましたが、5日から6日にかけてはあまり雪が降らず、除雪車も通りませんでした。これまで妻と二人で行っていた雪寄せも、6日の朝は一人で簡単に済ませることができました。
雪寄せを終えて晴れ上がった空を仰ぎ、それから「東山」に目をやると、低い雲の上に「真昼岳」の稜線が見えました。そこでカメラを手に、撮影ポイントを目指して車を走らせました。
「東山」はこんな風でした。
中腹に雲をまとった「東山」です。この景色を見て、「頭を雲の上に出し~~」で始まる「ふじの山」の唄が頭に浮びました。そして、「富士山」とは比べるべくもありませんが、我が「真昼岳」も雲の上に頭を出しているな!、などと思いながら、めったに見られない「真昼岳」の姿にしばらくの間見入りました。
よく見ると、山の裾の方(足?)も見えており、雲は中腹の辺りだけに漂っているようです。この日の朝はだいぶ冷え込み、日射しが照り付けてもあまり気温が上がらず、道路はまだ圧雪状態になっております。強い冷え込みと日射しがこんな雲を作るのでしょうか。
「真昼岳」の辺りをアップすると・・・。
稜線の上にも薄い雲が漂っております。右端の方の雲は日射しを受けて白く輝いており、幻想的な感じがします。
一方、「西山」の方に目を向けると・・・。
こちらも低い雲に覆われており、山が低いために裾の方だけ見えております。いや、「姫神山」の頂上はかすかに見えます。こちらは頭を雲の間からのぞかせている、とでも言ったらよいでしょうか。
こちらもアップすると・・・。
少し見にくいですが、頂上の辺りだけぽっかり雲が切れて、立並ぶ杉木立やテレビ塔がうっすらと見えます。こちらも雲と下に写る家々や木立とあいまって、幻想的な雰囲気になっています。
「西山」の雲は右から左(北から南)へゆっくりと流れており、頂上はすぐ見えなくなりました。また、雲は少しずつ高さを増しながら薄くなっていくようでした。
雪の晴れ間のひと時、慣れ親しんだふる里の山がなぜか新鮮に感じました。
(終わり)
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