お盆という事で墓参りに沼津に行く。その帰り、実家に立ち寄ると休み中の弟がいた。
色々と話しているうちに、ルパン三世の話になり、以前見た「さらば愛しきルパン」が見たいな~と言うと、「あるよ」とふたつ返事。「さらば~」があるという事は、「死の翼アルバトロス」も当然あり、2話を持ち帰り、自宅で鑑賞。
この2つの話は、宮崎駿演出の作品で宮崎ファンには絶大な支持を受けている。(と思う。)
「さらば愛しきルパン」は新ルパン三世の最終回で放送した物で、宮崎作品の「天空の城ラピュタ」に登場するロボット兵もここで登場している。
大どんでん返しあり、美少女ありと宮崎ワールドを堪能出来る。東京・中央線沿線の街をリアルに再現し、特に中野や新宿副都心に現れるロボット兵「ラムダ」と陸上自衛隊との戦いは実に迫力満点である。そして、銭形警部のカッコイイこと!(笑)
「死の翼アルバトロス」は「未来少年コナン」を連想させるようなシーンの連続。次元とルパンのコミカルな動きに、五右衛門の刀さばき。不二子ちゃんがやけに可愛かった。30分番組にするにはもったいない。映画でやって欲しいぐらいの内容であった。
宮崎監督作品のルパンはやはり「カリオストロの城」がメジャーではあるが、この2作品や、旧ルパン(途中から宮崎駿さんも製作に加わっている)あってのカリオストロでは無いだろうか。
(この2作品はカリオストロ公開後の作品です。)
ルパン三世、モンキーパンチさんの生み出したこのキャラクターを、色々な監督がいじくり、「俺だったらルパンをこう描く」みたいな所もルパンを見る楽しみの一つではないだろうか。