京都四条大宮『天道神社神輿会』ブログ

天道神社の神輿会”まるお”が綴るブログ。お祭りの事、地域の事、自身やメンバーのプライベート等を自由に書いていきます。

カミングアウト

2011-06-28 08:00:57 | 祇園祭
どうも~ 丸井です。
6月も残すところ、あと3日となりました。
これで1年のうち半分が終わろうとしています。
「ちょっと前に正月迎えたばかりなのに、早いよねえ~」
なんて会話をよく耳にしますが、

僕にとっては、この季節は一番ソワソワする時期なんですよね。
実はね、私まるおは祭りが好きでございまして、
(そんなこと言わなくても、分るか?(笑))
その中でも祇園祭だけは別格なんです。

それも、お神輿じゃなくって、本当は山鉾が大好きなんです。
*お神輿メンバーから怒られそう・・
小さい頃から小学校から帰ってくるなり、ランドセルを掘り出して、
チャリンコで鉾見物のハシゴしてたからねえ。
鉾が無くとも、7月に入れば、町内の二階囃子を聞きに、
夕方から毎晩出掛けてたくらいで・・
鉾建ての始まる10日は、もう大騒ぎ。
朝から学校の勉強どころじゃなかったですよ~。

あんまりしつこく見に行くもんやから、
それぞれの鉾町の鉾建てのおっちゃん(大工方さんの事を当時はそう言ってた)
から顔を覚えられて、「また来てくれたんかあ」って声を掛け合うレベルに
までなってましたよ~。
こんな感じやったはず(笑) うちのチビですが、同じ道を辿るのか?
菊水鉾の鉾頭に触れて、叱られるの巻き・・(すんません)

曳き初めをハシゴし、それぞれの拝観券を貰っては鉾へ上がる。
宵山は12日から毎晩出動し・・
確か、函谷鉾と、菊水鉾だけは鉾囃子をしてくれてました。
昼間は、屏風祭りや町内の懸飾品を見て回ったり・・(まだ、小学生でっせ)
夜にはカセットレコーダーを持って、祇園囃子の録音に出かけたりしてました。
祭りが終わっても1年中囃子が聴けるようにと、
必死で録音してましたわ。これが、小4やったかな
毎日聞きまくってたおかげで、この頃からある程度、囃子を聴くことで
どこの鉾なのかが分るようになりました。
今でも自分にとっての癒しソングベスト1はどう考えても祇園囃子以外に浮かびません。





当時から、祇園祭りに育ててもらった?ほどの
祇園祭りは僕の生みの親かと思うほど(笑)
未だに離れる事の出来ない、年間の中で大きな行事っていうか、
1年間のリセット期間っていうか、偉大な存在なのであります。

子供の頃の夢は囃子方になる事
でもねえ、これってなりたい!だけでは無理なんですよね~。
今から思えば、そこまで好きなんやったら入れたれよ
って思いますが・・
親戚など知り合いに限る!って所が殆どでしたからねえ。
35歳になった今でも、なんで俺は入れんかったんやろ!?
って今だに悔しい思いを持ってますよ。

成人しても夢を捨てきれず、どうしても祇園祭りに関わりたくて、
曳き手ボランティアとして参加させて貰いました。
だけどねえ、
もっともっと深く入りたいと思うんですけどねえ、
鉾町に住んでる訳じゃなく、工務店勤務でもなく、
身内に関わってる人もいない状況で、
唯一紹介してもらたのが神輿だったんですよ。

祇園祭り=山鉾やと思ってた自分は、正直神輿の事は全く知らなかったくらいです
それが四若神輿との出会いです。

こんな、話 お神輿関係者の方からホンマに怒られそう・・






だけど、今でも山鉾を見るとウズウズするし、ワクワクする。
神輿洗の時には 八坂神社楼門前の中村楼さんの前で、拝殿で担ぐ前の
最後の休憩を取りますが、そこでは決まって菊水鉾による祇園囃子が奏でられます。
神輿が出発した後も自分はここに残って、
いつまでも聴いていたいと思ってしまいます。(笑)

あと、3日で7月になるかと思うと、
ちょっとねえ、ええ大人ですが、若干興奮状態なんですよ。
いよいよ、あの季節が来るんかあってね。

神輿もええけど・・
やっぱり、僕にとっては祇園祭はコンチキチンもええんです。

と言った今日はカミングアウトのコーナーでした。
意外やった?(笑) 幼少期に厚く関わり過ぎた分、
ちょっとおかしくなってるだけですんで・・

「お前は、神輿担がないで、ずっと、鉾見とけ~
とかは言わず、これからも仲良くして下さいね~(笑)

夏神輿の予定を・・

2011-06-28 07:13:03 | 他神輿へのご奉仕(2011年)
おはようございます。丸井です。
夏の予定が決まりましたので、お知らせしておきます。
この夏も暑くなりそうですが、頑張りましょう


7月3日(日)  善光寺表参道夏祭 (長野県)

 
 天道初の関東式神輿への参加です。
 早朝出発、深夜帰りの日帰りプランで行きます。
 遠征メンバー:鉄平、中川、梶原、出呂町、申、早苗育代、丸井
 男女混合神輿につき、女子チームも張り切ってます
 


7月10日(日)  祇園祭神輿洗

 
松明を担いでから、四条大橋上で、鴨川から汲み上げた神水で、
お神輿と共に清めて頂きます。


7月17日(日)  祇園祭神幸祭【四若】   


午前中の山鉾巡行を終えて、夕方から御霊が乗られた3基のお神輿が渡御します。
八坂神社石段下で、3基揃い踏みでの差上げます。


7月24日(日)  祇園祭還幸祭【四若】 
  
四条御旅所から氏子地域を回って、八坂神社へ戻られます。
途中、地元四条大宮をお通りになられます。
休憩は、地元郁文中学。


7月28日(木)  祇園祭神輿洗


10日と同じです。1ヶ月に及ぶ祇園祭りもほぼラストになります。



とまあ、7月は全日曜日がお祭りと言う事になりました。
遠征まで声を掛けて頂き、有難い限りです。
僕にとっては、祇園祭四若神輿は初めて担いだ場所であり、お神輿に携わる
キッカケを頂いた、特別な思いのあるお祭りです。
精一杯楽しませて頂きたいと思います。