ピアノの「音」には、いろんな表情があると思います。
懐かしい音、嬉しい音、悲しい音など人間の様々な心情を音にすることや、色彩や自然描写を音で表わす事もできます。
オーケストラの楽器の全ての音域を含んでいるといわれ、その音量は弱音から強音まで限りなく可能です。
私は「音」なく私は有り得なかったと思うくらいピアノの「音」にずっとずっと拘ってきました。
もちろん学生時代も留学中も帰国後も・・・。
でも今考えるとそれは、とてもとても「贅沢な時」で、
そしてこれからも対峙するであろう自分と「音」を想像し、改めてもっと真摯にピアノを奏することに取り組みたいという思いでいます。
ピアノの「音」が好きでこうなったのか、音楽が好きでピアノの「音」を選んだのか、伝えたいことがありピアノの「音」を選んだのか、今になるとわかりません。
でも、きっと母の胎内にいた時からピアノの「音」がすきだったに違いない!
だから優しい音、愛しい音、円やかで柔らかい、そんな音を求め憧れ、続けているのかなぁ~と思っております!