「 むつ核燃料中間貯蔵の安全協定締結をやめ計画を白紙に戻すことを求めます」の発信者の むつ中間貯蔵に反対 原発・核のゴミ捨て場にしないで さんが、最新のお知らせを投稿しました。
わが子に繰り返し伝えていることが二つあります。「お金に困ったら借金をする前に親を頼って」「死にたいほどつらい時は一人で抱え込まず、話を聞かせて」。親の思いが届いているといいのですが。
長い夏休みが終わるこの時期。学校に行くのがつらい…と悩み苦しみ、自ら命を絶つ子が多くなります。報道に触れるたび、心が痛みます。
つらさを抱える子は「死にたい」「でも生きよう」と葛藤を繰り返し、なんとか生きている。しかし逃げ場がなくなると、何かのきっかけで限界がきてしまう。追い込まれる過程でいかにSOSを発してもらえるか、周囲が変化に気づけるかが大切だ―と、あるスクールカウンセラーは言います。
「学校に行きたくない」と言われると理由を聞きたくなります。「死にたい」と言われると、思わず「そんなこと言わないで」と止めようとします。でも「それでは子どもの気持ちを否定してしまい、本音で相談できないと思わせてしまう」と聞きハッとさせられました。
こども家庭庁の調査でも「寄り添ってほしくて相談するが、返ってくるのは解決しようとする言葉で、寄り添ってくれない」との声が。「話してくれてありがとう」と伝え、話をさえぎらずしっかり聴き、苦しみを受け止める。そんな姿勢が大切なのだと気づかされます。
いざという時に話したいと思える人がいるか。安心できる居場所があるか。子どもが生きる道を選べるように、その先に希望が見えるように。おとなの構えが問われます。
長い夏休みが終わるこの時期。学校に行くのがつらい…と悩み苦しみ、自ら命を絶つ子が多くなります。報道に触れるたび、心が痛みます。
つらさを抱える子は「死にたい」「でも生きよう」と葛藤を繰り返し、なんとか生きている。しかし逃げ場がなくなると、何かのきっかけで限界がきてしまう。追い込まれる過程でいかにSOSを発してもらえるか、周囲が変化に気づけるかが大切だ―と、あるスクールカウンセラーは言います。
「学校に行きたくない」と言われると理由を聞きたくなります。「死にたい」と言われると、思わず「そんなこと言わないで」と止めようとします。でも「それでは子どもの気持ちを否定してしまい、本音で相談できないと思わせてしまう」と聞きハッとさせられました。
こども家庭庁の調査でも「寄り添ってほしくて相談するが、返ってくるのは解決しようとする言葉で、寄り添ってくれない」との声が。「話してくれてありがとう」と伝え、話をさえぎらずしっかり聴き、苦しみを受け止める。そんな姿勢が大切なのだと気づかされます。
いざという時に話したいと思える人がいるか。安心できる居場所があるか。子どもが生きる道を選べるように、その先に希望が見えるように。おとなの構えが問われます。
疑惑解明と兵庫県政の転換を
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラや補助金キックバック疑惑など県政私物化が告発され、告発者が自死に追い込まれた問題で、知事への県民の批判が高まっています。
■自らの行為正当化
斎藤知事は3月の会見で、内部告発した元西播磨県民局長を、公益通報者として保護するどころか、「うそ八百」「公務員失格」などと決めつけ、その後、懲戒処分にしました。
8月30日に開かれた県議会の百条委員会は知事本人に初めての証人尋問を行いました。知事は指摘された一連の行為について、一部について「不適切な行為」「おわび」と言いつつ「必要な指導」「注意」などとし、「パワハラ行為」とは一切認めませんでした。会見での元県民局長への非難や処分も正当化しました。
知事の姿勢が、告発者を「一死をもって抗議する」と自死に追い込んだことは絶対に許せません。
日本共産党県議団は同日、県議会議長に、県議会として不信任決議など知事に辞職を求める態度表明をするよう求めました。
職員の約7割から回答があったアンケートでは、知事のパワハラ行為を「実際に知っている」「実際に知っている人から聞いた」との回答が525人ありました。333人が記名で、うち231人が「百条委員会での証言や聞き取り調査に協力する」と答えています。斎藤知事の異様なパワハラ言動への怒りの大きさと影響を示しています。
百条委員会では引き続き、公益通報者への対応、政治資金パーティー券販売の県幹部の関与、プロ野球優勝パレード資金の疑惑などの解明が必要です。
■県民が不在の政治
日本共産党兵庫県委員会は7月22日、見解を発表し、正面から斎藤知事の辞職と百条委員会による真相の徹底解明を求め、県知事に届けました。
兵庫県政は長らく日本共産党を除くオール与党で自民党県政を支える体制が続いてきましたが、最大与党の自民党も、斎藤知事を見限る事態になっています。
前回知事選で自民党とともに斎藤知事を担いだ兵庫維新の会は、公明党とともに百条委員会設置に反対し、百条委員会では知事疑惑に関係のない情報まで公開を求め、告発者に圧力をかける態度でしたが、ここにきて知事をかばいきれなくなっています。
こうしたもとで、党兵庫県委員会も参加する「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」(憲法県政の会)は、斎藤知事に辞職を求め、県政の転換を掲げ、来たるべき知事選挙に向け候補者擁立を準備し、各地で学習、行動を開始しています。
兵庫県では、住宅や学校の上に高速道路を走らせる計画に対し怒りと不安の声が上がる播磨臨海地域道路建設計画や、高校・病院の統廃合、県庁施設の解体、県職員の「6割リモートワーク」構想など、大型公共事業優先、県民不在の政治が続いています。
日本共産党は引き続き疑惑の真相解明・知事辞職を迫るとともに、県民の命、暮らしを第一に、公正でハラスメントのない民主的な新しい兵庫県政を実現するために、「憲法県政の会」とともに県知事選挙勝利に向けて力を尽くします。
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラや補助金キックバック疑惑など県政私物化が告発され、告発者が自死に追い込まれた問題で、知事への県民の批判が高まっています。
■自らの行為正当化
斎藤知事は3月の会見で、内部告発した元西播磨県民局長を、公益通報者として保護するどころか、「うそ八百」「公務員失格」などと決めつけ、その後、懲戒処分にしました。
8月30日に開かれた県議会の百条委員会は知事本人に初めての証人尋問を行いました。知事は指摘された一連の行為について、一部について「不適切な行為」「おわび」と言いつつ「必要な指導」「注意」などとし、「パワハラ行為」とは一切認めませんでした。会見での元県民局長への非難や処分も正当化しました。
知事の姿勢が、告発者を「一死をもって抗議する」と自死に追い込んだことは絶対に許せません。
日本共産党県議団は同日、県議会議長に、県議会として不信任決議など知事に辞職を求める態度表明をするよう求めました。
職員の約7割から回答があったアンケートでは、知事のパワハラ行為を「実際に知っている」「実際に知っている人から聞いた」との回答が525人ありました。333人が記名で、うち231人が「百条委員会での証言や聞き取り調査に協力する」と答えています。斎藤知事の異様なパワハラ言動への怒りの大きさと影響を示しています。
百条委員会では引き続き、公益通報者への対応、政治資金パーティー券販売の県幹部の関与、プロ野球優勝パレード資金の疑惑などの解明が必要です。
■県民が不在の政治
日本共産党兵庫県委員会は7月22日、見解を発表し、正面から斎藤知事の辞職と百条委員会による真相の徹底解明を求め、県知事に届けました。
兵庫県政は長らく日本共産党を除くオール与党で自民党県政を支える体制が続いてきましたが、最大与党の自民党も、斎藤知事を見限る事態になっています。
前回知事選で自民党とともに斎藤知事を担いだ兵庫維新の会は、公明党とともに百条委員会設置に反対し、百条委員会では知事疑惑に関係のない情報まで公開を求め、告発者に圧力をかける態度でしたが、ここにきて知事をかばいきれなくなっています。
こうしたもとで、党兵庫県委員会も参加する「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」(憲法県政の会)は、斎藤知事に辞職を求め、県政の転換を掲げ、来たるべき知事選挙に向け候補者擁立を準備し、各地で学習、行動を開始しています。
兵庫県では、住宅や学校の上に高速道路を走らせる計画に対し怒りと不安の声が上がる播磨臨海地域道路建設計画や、高校・病院の統廃合、県庁施設の解体、県職員の「6割リモートワーク」構想など、大型公共事業優先、県民不在の政治が続いています。
日本共産党は引き続き疑惑の真相解明・知事辞職を迫るとともに、県民の命、暮らしを第一に、公正でハラスメントのない民主的な新しい兵庫県政を実現するために、「憲法県政の会」とともに県知事選挙勝利に向けて力を尽くします。
民団が殉難者追念式 小池書記局長出席
(写真)朴喆熙・駐日韓国大使らの出席で開かれた「韓国人殉難者追念式」=1日、東京都内
在日本大韓民国民団(民団)東京地方本部は関東大震災から101年を迎えた1日、東京都内で「韓国人殉難者追念式」を開きました。式典は駐日韓国大使館などが後援し、約290人が出席。日本共産党から小池晃書記局長・参院議員と和泉なおみ都議が出席し、犠牲者を悼んで献花をしました。
朴喆熙(パク・チョルヒ)駐日韓国大使は、追悼の辞で「震災後の混乱の中で流された根拠のない流言により、多くの韓国人が無実に命を失われた」として「こうした不幸な惨状は二度と繰り返されてはならない」と強調。日韓両国の関係を未来志向的に発展させるために「歴史を謙虚に直視し、省察する勇気が必要だ」と述べ、歴史的な課題の解決に向けた対話を続ける意思を示しました。
民団東京本部の「経過報告」では、大震災の翌日に警保局長が「韓国人が各地に放火」「爆弾を所持」などデマに基づく極秘電報を出し、各地で組織された「自警団」による凄惨な虐殺事件=ジェノサイドが発生したと指摘。日本の多くの市民が歴史的事実の解明に取り組んできた一方、日本政府は「事実関係を把握できる記録が見当たらない」「さらなる調査は考えていない」と説明するなど「犠牲者に対する謝罪や説明責任が果たされているとは言えない」と述べました。
在日韓国人2世のピアニスト、梁(りょう)邦彦さんがステージ上で2曲を演奏しました。
小池氏と和泉氏は式典後、各党の国会議員と朴大使らの昼食会に参加。小池氏が「関東大震災での韓国・朝鮮人虐殺の実態について解明を進めるべき」との考えを示したのに対し、朴大使は「ぜひ超党派で取り組んでいただきたい」と応じました。
(写真)朴喆熙・駐日韓国大使らの出席で開かれた「韓国人殉難者追念式」=1日、東京都内
在日本大韓民国民団(民団)東京地方本部は関東大震災から101年を迎えた1日、東京都内で「韓国人殉難者追念式」を開きました。式典は駐日韓国大使館などが後援し、約290人が出席。日本共産党から小池晃書記局長・参院議員と和泉なおみ都議が出席し、犠牲者を悼んで献花をしました。
朴喆熙(パク・チョルヒ)駐日韓国大使は、追悼の辞で「震災後の混乱の中で流された根拠のない流言により、多くの韓国人が無実に命を失われた」として「こうした不幸な惨状は二度と繰り返されてはならない」と強調。日韓両国の関係を未来志向的に発展させるために「歴史を謙虚に直視し、省察する勇気が必要だ」と述べ、歴史的な課題の解決に向けた対話を続ける意思を示しました。
民団東京本部の「経過報告」では、大震災の翌日に警保局長が「韓国人が各地に放火」「爆弾を所持」などデマに基づく極秘電報を出し、各地で組織された「自警団」による凄惨な虐殺事件=ジェノサイドが発生したと指摘。日本の多くの市民が歴史的事実の解明に取り組んできた一方、日本政府は「事実関係を把握できる記録が見当たらない」「さらなる調査は考えていない」と説明するなど「犠牲者に対する謝罪や説明責任が果たされているとは言えない」と述べました。
在日韓国人2世のピアニスト、梁(りょう)邦彦さんがステージ上で2曲を演奏しました。
小池氏と和泉氏は式典後、各党の国会議員と朴大使らの昼食会に参加。小池氏が「関東大震災での韓国・朝鮮人虐殺の実態について解明を進めるべき」との考えを示したのに対し、朴大使は「ぜひ超党派で取り組んでいただきたい」と応じました。
歴史に向き合い語り継ぐ
東京・墨田区 市民団体など式典
(写真)追悼碑に花を手向ける参加者=1日、東京都内
101年前の関東大震災時に虐殺された朝鮮人犠牲者追悼式典が1日、小雨の降る中、東京都墨田区の都立横網町公園で行われました。主催は日朝協会など市民団体でつくる9・1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼実行委員会です。
最初に同式典実行委員長で日朝協会東京都連合会の宮川泰彦会長が開式の言葉を述べました。都立公園に設置された追悼碑は1973年、震災50周年の節目に建立計画が出され、そこに東京都もかかわっていたことを報告しました。碑文には「あやまった策動と流言蜚語(ひご)のため6千余名にのぼる朝鮮人が尊い生命を奪われました」とあります。「この文章にも東京都はかかわっている」と話しました。
追悼式典が始まった1974年当時の美濃部亮吉都知事以降、すべての都知事が追悼文を寄せてきました。宮川さんは「小池都知事も就任1年目は送ったが、2年目以降送っていない。歴史から逃げ回っていて恥ずかしくないのか」と語気を強めました。
宮川さんは国家の責任を問い、真相究明と謝罪を求めるとともに「過ちを繰り返さないために、歴史に向き合い、真実を知り、語り継いでいこう」と呼びかけました。
式典は黙とうと献花、韓国伝統舞踊家の金順子(キム・スンジャ)さんによる鎮魂の舞がありました。
追悼式に初めて参加したという在日3世の女性(50代)は「20年ほど前に東京に引っ越してきて、周りの人から虐殺の歴史を教えてもらった」といいます。追悼碑に花を手向け、「今もこの社会に朝鮮人差別があり、怖さがある。日本人と一緒に学び合いながら手を取り合って平和をつくっていきたい」と話していました。
東京・墨田区 市民団体など式典
(写真)追悼碑に花を手向ける参加者=1日、東京都内
101年前の関東大震災時に虐殺された朝鮮人犠牲者追悼式典が1日、小雨の降る中、東京都墨田区の都立横網町公園で行われました。主催は日朝協会など市民団体でつくる9・1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼実行委員会です。
最初に同式典実行委員長で日朝協会東京都連合会の宮川泰彦会長が開式の言葉を述べました。都立公園に設置された追悼碑は1973年、震災50周年の節目に建立計画が出され、そこに東京都もかかわっていたことを報告しました。碑文には「あやまった策動と流言蜚語(ひご)のため6千余名にのぼる朝鮮人が尊い生命を奪われました」とあります。「この文章にも東京都はかかわっている」と話しました。
追悼式典が始まった1974年当時の美濃部亮吉都知事以降、すべての都知事が追悼文を寄せてきました。宮川さんは「小池都知事も就任1年目は送ったが、2年目以降送っていない。歴史から逃げ回っていて恥ずかしくないのか」と語気を強めました。
宮川さんは国家の責任を問い、真相究明と謝罪を求めるとともに「過ちを繰り返さないために、歴史に向き合い、真実を知り、語り継いでいこう」と呼びかけました。
式典は黙とうと献花、韓国伝統舞踊家の金順子(キム・スンジャ)さんによる鎮魂の舞がありました。
追悼式に初めて参加したという在日3世の女性(50代)は「20年ほど前に東京に引っ越してきて、周りの人から虐殺の歴史を教えてもらった」といいます。追悼碑に花を手向け、「今もこの社会に朝鮮人差別があり、怖さがある。日本人と一緒に学び合いながら手を取り合って平和をつくっていきたい」と話していました。
日本共産党の立候補予定者
(自治体名、定数。候補者の右は年齢、現新元)
【10月20日告示、27日投票】
◆茨城県つくば市28
橋本けい子70現
山中まゆみ46現
佐藤せつ子71新
(前回当選2)
◆千葉県袖ケ浦市22
しのざき典之64現
となみ久子47現
(前回当選2)
◆新潟県阿賀野市16
みやわき雅夫73現
松崎よしつぐ77現
清水ひろえい70新
(前回当選3)
◆山口県光市18
田辺まなぶ61現
(前回当選1)
◆愛媛県東温市15(1減)
小島 建三71新
(前回当選1)
◆福岡県宗像(むなかた)市20
しんどめ久味子66現
かわち 亮44現
こうだ亜希子60新
(前回当選3)
◆鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市26
井上かつひろ65現
(前回当選1)
◆滋賀県湖南市補3
立入よしはる72元
(現有議席2)
【22日告示、27日投票】
◆北海道豊浦町8
山田 秀人73現
(前回当選1)
◆三重県菰野(こもの)町18
羽間 透76新
(前回当選3)
◆山口県周防大島(すおうおおしま)町14
うらべ智子68新
(前回当選1)
(自治体名、定数。候補者の右は年齢、現新元)
【10月20日告示、27日投票】
◆茨城県つくば市28
橋本けい子70現
山中まゆみ46現
佐藤せつ子71新
(前回当選2)
◆千葉県袖ケ浦市22
しのざき典之64現
となみ久子47現
(前回当選2)
◆新潟県阿賀野市16
みやわき雅夫73現
松崎よしつぐ77現
清水ひろえい70新
(前回当選3)
◆山口県光市18
田辺まなぶ61現
(前回当選1)
◆愛媛県東温市15(1減)
小島 建三71新
(前回当選1)
◆福岡県宗像(むなかた)市20
しんどめ久味子66現
かわち 亮44現
こうだ亜希子60新
(前回当選3)
◆鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市26
井上かつひろ65現
(前回当選1)
◆滋賀県湖南市補3
立入よしはる72元
(現有議席2)
【22日告示、27日投票】
◆北海道豊浦町8
山田 秀人73現
(前回当選1)
◆三重県菰野(こもの)町18
羽間 透76新
(前回当選3)
◆山口県周防大島(すおうおおしま)町14
うらべ智子68新
(前回当選1)
党全国業者後援会代表者会議
50万の支持拡大目標
高すぎる社会保険料 是正を
小池書記局長が報告
日本共産党全国業者後援会は8月31日、代表者会議をオンラインで開き、48カ所で参加・視聴され、総選挙勝利めざす50万の支持拡大目標など今後の活動方針を確認しました。小池晃書記局長が情勢報告しました。
主催者あいさつで太田義郎代表世話人は「失われた30年の自民党政治の継続は、暮らしとまちを疲弊させるばかりだ。共産党を勝利させて新しい政治の展望をひらこう」と語りました。
小池氏は「異次元金融緩和による異常円安は中小企業の経営も苦しめ、下請け企業などの物価高倒産が増えた。アベノミクスによる異常な金融政策からの脱却は当然だ。しかし政府は、日銀の政策金利の引き上げに伴う中小企業などへの影響は大きくないと楽観的だ。岸田首相は具体策を示さないまま政権を投げ出したが、中小企業の資金繰りへの援助など、利上げへの手だてや下請けに対する価格転嫁対策、社会保険料の軽減や中小企業への直接支援で賃上げを支援すべきだ」と報告しました。
京都の代表は「10月20日に経済シンポを計画している。総選挙勝利にSNSなども活用したい」、大阪の代表は「万博問題などで維新の看板が剥げて変化が生まれている。共産党の役割を訴えて勝利したい」と発言しました。
中山眞事務局長は報告で、社会保険料の無法な徴収を是正させるなど、共産党が果たしている役割を大いに語り広げようと提案。「解散・総選挙をめぐる情勢を深め、すべての比例ブロックでの議席獲得と議席増、沖縄1区の議席を守り抜くという目標の達成に貢献しよう」と訴えました。
50万の支持拡大目標
高すぎる社会保険料 是正を
小池書記局長が報告
日本共産党全国業者後援会は8月31日、代表者会議をオンラインで開き、48カ所で参加・視聴され、総選挙勝利めざす50万の支持拡大目標など今後の活動方針を確認しました。小池晃書記局長が情勢報告しました。
主催者あいさつで太田義郎代表世話人は「失われた30年の自民党政治の継続は、暮らしとまちを疲弊させるばかりだ。共産党を勝利させて新しい政治の展望をひらこう」と語りました。
小池氏は「異次元金融緩和による異常円安は中小企業の経営も苦しめ、下請け企業などの物価高倒産が増えた。アベノミクスによる異常な金融政策からの脱却は当然だ。しかし政府は、日銀の政策金利の引き上げに伴う中小企業などへの影響は大きくないと楽観的だ。岸田首相は具体策を示さないまま政権を投げ出したが、中小企業の資金繰りへの援助など、利上げへの手だてや下請けに対する価格転嫁対策、社会保険料の軽減や中小企業への直接支援で賃上げを支援すべきだ」と報告しました。
京都の代表は「10月20日に経済シンポを計画している。総選挙勝利にSNSなども活用したい」、大阪の代表は「万博問題などで維新の看板が剥げて変化が生まれている。共産党の役割を訴えて勝利したい」と発言しました。
中山眞事務局長は報告で、社会保険料の無法な徴収を是正させるなど、共産党が果たしている役割を大いに語り広げようと提案。「解散・総選挙をめぐる情勢を深め、すべての比例ブロックでの議席獲得と議席増、沖縄1区の議席を守り抜くという目標の達成に貢献しよう」と訴えました。
沖縄・宜野湾市長選 桃原候補、第一声
デニー知事応援
(写真)第一声を上げる桃原候補(前列右)と応援に駆け付けたデニー知事(その左)=1日、沖縄県宜野湾市
米軍普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市長選が1日告示(8日投票)されました。同基地のこれ以上の固定化を許さず、即時閉鎖を掲げて市政刷新に挑む前市議の桃原(とうばる)イサオ候補(65)=無所属・新、日本共産党、立民、社民、社大推薦=は、応援に駆け付けた玉城デニー知事とともに市内で第一声を上げました。
現職市長の死去に伴う市長選には3人が立候補し、桃原候補と自民・公明が推薦する佐喜真淳候補(60)=無所属・前=との事実上の一騎打ちです。
第一声で桃原候補は、国への忖度(そんたく)の市政を進めた前市長の佐喜真氏と市議会で何度も論戦し、市民のための施策を迫ったことを紹介。「市民、くらしが一番の市政運営のため92の政策を発表した。1週間、市民の幸せのため走り抜く」と決意を語りました。
デニー知事は「誰一人取り残さない社会」への前進か後退かが問われると強調。「保守や革新にとらわれず本当に大切なものは何か確かめ、桃原候補に託す選挙にしよう」と呼びかけました。
市民らが国道の両側を埋め尽くして声援を送りました。日本共産党の、あかみね政賢衆院議員は「辺野古新基地の完成まで普天間基地の苦しみを受け入れろという国言いなり市長ではなく、普天間の即時撤去を求める桃原候補とともに頑張ろう」と力説。「オール沖縄」代表の県選出野党国会議員が5人そろって必勝を訴えました。
佐喜真氏の陣営は、県内外から多くの首長、地方議員を動員。政府が完成の時期すら示せず、普天間基地をさらに固定化する辺野古新基地建設と引き換えに、「普天間返還を進める」と呼号しました。
デニー知事応援
(写真)第一声を上げる桃原候補(前列右)と応援に駆け付けたデニー知事(その左)=1日、沖縄県宜野湾市
米軍普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市長選が1日告示(8日投票)されました。同基地のこれ以上の固定化を許さず、即時閉鎖を掲げて市政刷新に挑む前市議の桃原(とうばる)イサオ候補(65)=無所属・新、日本共産党、立民、社民、社大推薦=は、応援に駆け付けた玉城デニー知事とともに市内で第一声を上げました。
現職市長の死去に伴う市長選には3人が立候補し、桃原候補と自民・公明が推薦する佐喜真淳候補(60)=無所属・前=との事実上の一騎打ちです。
第一声で桃原候補は、国への忖度(そんたく)の市政を進めた前市長の佐喜真氏と市議会で何度も論戦し、市民のための施策を迫ったことを紹介。「市民、くらしが一番の市政運営のため92の政策を発表した。1週間、市民の幸せのため走り抜く」と決意を語りました。
デニー知事は「誰一人取り残さない社会」への前進か後退かが問われると強調。「保守や革新にとらわれず本当に大切なものは何か確かめ、桃原候補に託す選挙にしよう」と呼びかけました。
市民らが国道の両側を埋め尽くして声援を送りました。日本共産党の、あかみね政賢衆院議員は「辺野古新基地の完成まで普天間基地の苦しみを受け入れろという国言いなり市長ではなく、普天間の即時撤去を求める桃原候補とともに頑張ろう」と力説。「オール沖縄」代表の県選出野党国会議員が5人そろって必勝を訴えました。
佐喜真氏の陣営は、県内外から多くの首長、地方議員を動員。政府が完成の時期すら示せず、普天間基地をさらに固定化する辺野古新基地建設と引き換えに、「普天間返還を進める」と呼号しました。
台風10号 田村貴昭氏ら宮崎市で調査
(写真)被災住民に話を聞く田村氏(左から3人目)と(左へ)伊豆、前屋敷の両氏=1日、宮崎市
全国に甚大な被害をもたらした台風10号について、日本共産党の田村貴昭衆院議員は1日、宮崎市で起きた竜巻・突風の被害を調査しました。工場や民家などで所有主を見舞うともに、状況を確認し要望を聞き取りました。
前屋敷恵美県議、伊豆康久市議が同行しました。
移動中の車内からもブルーシートをかけた家や、片付けや補修に追われる住民・作業員の姿があちこちで見られました。
市中心部を流れる大淀川の南側、宮崎空港に隣接する赤江・緑松地区にある工業団地では、事業所や住居に被害が出た自動車修理工場で話を聞きました。
家族で工場を経営するAさんによると、住まい兼用の事務所にも被害が出て、突風で天井が落ちた部屋も。割れた窓からは雨が吹き込み、家中が水浸しになりました。工場に置いていた顧客の車の補償もあり、「片付ける以外に今できることがない」と話しました。
市北部の佐土原(さどわら)町の大炊田(おおいだ)地区では、民家の屋根瓦が剥がれ飛んだ様子などを確認。母親が日ごろ住んでいる家のがれきを片付けていた男性は「被害当時、母親は施設におり事なきを得ましたが、家は当分住める状況にない」として、生活再建の支援を求めました。
田村氏らは被災者を激励し、「想像以上の被害。災害救助法など法の適用、措置を求めていく」と話しました。
(写真)被災住民に話を聞く田村氏(左から3人目)と(左へ)伊豆、前屋敷の両氏=1日、宮崎市
全国に甚大な被害をもたらした台風10号について、日本共産党の田村貴昭衆院議員は1日、宮崎市で起きた竜巻・突風の被害を調査しました。工場や民家などで所有主を見舞うともに、状況を確認し要望を聞き取りました。
前屋敷恵美県議、伊豆康久市議が同行しました。
移動中の車内からもブルーシートをかけた家や、片付けや補修に追われる住民・作業員の姿があちこちで見られました。
市中心部を流れる大淀川の南側、宮崎空港に隣接する赤江・緑松地区にある工業団地では、事業所や住居に被害が出た自動車修理工場で話を聞きました。
家族で工場を経営するAさんによると、住まい兼用の事務所にも被害が出て、突風で天井が落ちた部屋も。割れた窓からは雨が吹き込み、家中が水浸しになりました。工場に置いていた顧客の車の補償もあり、「片付ける以外に今できることがない」と話しました。
市北部の佐土原(さどわら)町の大炊田(おおいだ)地区では、民家の屋根瓦が剥がれ飛んだ様子などを確認。母親が日ごろ住んでいる家のがれきを片付けていた男性は「被害当時、母親は施設におり事なきを得ましたが、家は当分住める状況にない」として、生活再建の支援を求めました。
田村氏らは被災者を激励し、「想像以上の被害。災害救助法など法の適用、措置を求めていく」と話しました。
陸自第一師団は59年前
神社社報 旧日本軍を「継承」と記載
(写真)海自練習艦隊による初の靖国集団参拝を報じた『やすくに』の記事(下)と、陸自第一師団の初参拝を報じた記事
海上自衛隊練習艦隊の実習幹部による靖国神社(東京都千代田区)への集団参拝が62年前の1962年から始まっていたことが1日、本紙の調べで分かりました。同神社は、旧日本軍を対外侵略に駆り立てる精神的支柱でした。戦後発足した自衛隊による旧日本軍への回帰志向が、戦後わずか17年後にはじまっていたことになります。
同神社の社報『やすくに』(現在は『靖国』)によると、62年6月5日に170人が参拝したとしています。記事には「遠洋航海に先立ち参拝した事は戦後初めての事である」(62年6月15日号)としています。
この時期、集団参拝は海自だけでなく陸上自衛隊でも始まりました。
『やすくに』(65年8月15日号)では、陸上自衛隊第一師団が参拝したと報じています。記事では「陸上自衛隊が堂々と隊伍(たいご)を整え靖国神社に参拝をしたのは自衛隊創設以来今回が初めての事である」。
さらには「今回の参拝は第一師団が指標としている『伝統の継承と英霊の敬拝』の実践であり、又旧近衛、第一両師団先輩英霊に対する敬拝式でもある」と旧日本軍の継承を意図したものとしています。
また、部隊での参拝を禁じた事務次官通達が出された1974年前後数年の『やすくに』に、自衛隊の集団参拝を報じる記事がなくなります。陸自第一師団による集団参拝は、1967年を最後に記事が見られなくなります。一方、海自練習艦隊の集団参拝は、“恒例行事”として60年以上続けられていることがわかります。
海自練習艦隊の初級幹部は今年5月に「研修」の名目で、靖国神社内にある展示施設「遊就館」に訪れています。防衛省は本紙の取材に、「研修中の移動については、公用車を利用した」としています。また「事務次官通達に違反する行為があったとの報告は受けておりません」と防衛省は説明しますが、「研修」の中身が問われます。
神社社報 旧日本軍を「継承」と記載
(写真)海自練習艦隊による初の靖国集団参拝を報じた『やすくに』の記事(下)と、陸自第一師団の初参拝を報じた記事
海上自衛隊練習艦隊の実習幹部による靖国神社(東京都千代田区)への集団参拝が62年前の1962年から始まっていたことが1日、本紙の調べで分かりました。同神社は、旧日本軍を対外侵略に駆り立てる精神的支柱でした。戦後発足した自衛隊による旧日本軍への回帰志向が、戦後わずか17年後にはじまっていたことになります。
同神社の社報『やすくに』(現在は『靖国』)によると、62年6月5日に170人が参拝したとしています。記事には「遠洋航海に先立ち参拝した事は戦後初めての事である」(62年6月15日号)としています。
この時期、集団参拝は海自だけでなく陸上自衛隊でも始まりました。
『やすくに』(65年8月15日号)では、陸上自衛隊第一師団が参拝したと報じています。記事では「陸上自衛隊が堂々と隊伍(たいご)を整え靖国神社に参拝をしたのは自衛隊創設以来今回が初めての事である」。
さらには「今回の参拝は第一師団が指標としている『伝統の継承と英霊の敬拝』の実践であり、又旧近衛、第一両師団先輩英霊に対する敬拝式でもある」と旧日本軍の継承を意図したものとしています。
また、部隊での参拝を禁じた事務次官通達が出された1974年前後数年の『やすくに』に、自衛隊の集団参拝を報じる記事がなくなります。陸自第一師団による集団参拝は、1967年を最後に記事が見られなくなります。一方、海自練習艦隊の集団参拝は、“恒例行事”として60年以上続けられていることがわかります。
海自練習艦隊の初級幹部は今年5月に「研修」の名目で、靖国神社内にある展示施設「遊就館」に訪れています。防衛省は本紙の取材に、「研修中の移動については、公用車を利用した」としています。また「事務次官通達に違反する行為があったとの報告は受けておりません」と防衛省は説明しますが、「研修」の中身が問われます。
ベルリン国際平和会議 志位議長が発言
ドイツの進歩的シンクタンク、ローザ・ルクセンブルク財団主催の国際平和会議「今こそ外交を!」が8月31日にベルリン市内で開催されました。ウクライナの流血と破壊を終わらせるために和平交渉を各国政府に呼びかけることをテーマに、各国政党代表・市民活動家・知識人による活発な討論が行われ、軍事的対応の強化を進める「ブロック対立」を拒否し、外交によって平和を創出する「今こそ外交を」と題する呼びかけが採択されました。日本共産党の志位和夫議長はゲストスピーカーとして登壇し、ウクライナ和平交渉をどう成功させるか、ガザでのジェノサイドの中止、東西の軍事ブロック強化に反対し、核兵器禁止条約を推進する連帯、平和をつくる対案について訴えました。(発言全文)
ドイツの進歩的シンクタンク、ローザ・ルクセンブルク財団主催の国際平和会議「今こそ外交を!」が8月31日にベルリン市内で開催されました。ウクライナの流血と破壊を終わらせるために和平交渉を各国政府に呼びかけることをテーマに、各国政党代表・市民活動家・知識人による活発な討論が行われ、軍事的対応の強化を進める「ブロック対立」を拒否し、外交によって平和を創出する「今こそ外交を」と題する呼びかけが採択されました。日本共産党の志位和夫議長はゲストスピーカーとして登壇し、ウクライナ和平交渉をどう成功させるか、ガザでのジェノサイドの中止、東西の軍事ブロック強化に反対し、核兵器禁止条約を推進する連帯、平和をつくる対案について訴えました。(発言全文)