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「黒い雨」 新たに14人提訴

2023年10月13日 22時02分42秒 | 一言

広島地裁 被爆者全員に手帳を

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(写真)横断幕を掲げ地裁まで行進する原告や支援者、弁護団=12日、広島市

 原告84人全員を被爆者と認定した「黒い雨」広島高裁判決(2021年7月)以後、県や広島市に、被爆者健康手帳の交付を求めたものの、申請を却下された県内の14人が12日、県と広島市に却下処分の取り消しなどを求め、広島地裁に追加提訴しました。原告や支援者、弁護団は秋晴れの中「『黒い雨』被爆者全員に手帳を!」と書かれた横断幕を掲げ、地裁まで行進し、訴状を提出しました。4月28日の第1次提訴の23人と合わせ原告は計37人に増えました。

 提出後に行った報告集会で、竹森雅泰弁護団事務局長は、県内で申請した5537人のうち、「雨に遭ったことが確認できない」「11種の疾病に罹患(りかん)していることが確認できない」などとして246人が却下(9月末現在)され「却下率がどんどん上がっている」と指摘。足立修一弁護団長は「黒い雨」の降雨域が増田雨域など三つの雨域に限定されるものではなく、11種の疾病の発症は不要だとした「高裁判決に基づいた判断を認めさせるため、みなさんと頑張りたい」と表明しました。

 追加提訴した79歳から100歳の14人の大部分は、雨域からわずかに外れているとして「雨に遭ったことが確認できない」との理由で却下されています。



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