自民党は15日の総務会で、選対委員会などの党役職者の人事の報告を行いました。情報調査局長に佐々木紀衆院議員が就くなど、自民党が行った聞き取り「調査」で2018~22年の5年間で裏金づくりを認めている衆参両院の裏金議員12人を党の役職に起用しました。
鈴木俊一総務会長は記者会見で「適材適所で決められたものだ」などと説明しました。12人の議員は、いずれも衆参両院の政治倫理審査会に出席していません。裏金事件を最大争点の一つとした衆院選で自公過半数割れの結果をうけて、なお無反省ぶりを示すとともに、金権腐敗の自民党政治の行き詰まりは深刻です。
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