セテ村 (2575m)
今日はキンジャの街を経由してセテの村に行き、そこで宿泊する予定にした。6時起床、辺りはまだ暗い。ロキシーの飲み過ぎか頭がやや痛い。①成田(AIR乗り換え含め15時間) ②カトマンズ(バス7時間) ③ジリ(徒歩5時間) ④マリ上村(デオラリ峠越え同5時間) ⑤バンダル(同6時間) ⑥セテ(同6時間予定)
セテまでの行動を振り返るをここうなる。ついでに経費も振り返ろう。①成田(航空運賃124000円鉄道2000円濁酒300円計126300円、②バンコク(ビール+つまみ、計1200円)、③カトマンズ(ホテル500円、タクシー500円、ビザ代5000円、夕食585円ガスカートリッジ600円、計7185円)④ジリ(バス代500円、ミルクティー他125円、計625円)⑤マリ上
村(ホテル+ロキシー他、計875円⑥バンダル(国立公園エントリー代2000円、宿支払870円、計2870円)
ネパールのロッジは、朝、宿泊代、夕食、朝食、飲み物、つまみ代等が一括して請求される仕組みになっている。
宿のお母さんが、私の為に炉に薪を入れ台所を温めておいてくれた。そのホスピタリティに感謝しつつ、ブラックティーとミルクティーを頂く。朝7時出発。今日はセテまで行く予定。まず「タラ河」まで標高差600mの降り。河沿いにケンザまで行って、その後何と標高差900mの上り。中々ハードな行程である。バンダルの村はたいへんに綺麗な村で、スイスを彷彿させる。機会があれば何日か滞在して楽しみたい。工程は、①沢に降り②吊り橋を渡り③山腹を巻く。山腹を巻くと展望が開け、遠くが見渡せる。足は痛むが、前ほどの悲壮感はなくなり、『何とかなりそう!』な状態になって来た。「タラ河」に向かって降るあたりから、6人家族一家と相前後する様になった。30台夫婦、おばあさん、赤ちゃんを背負う15歳くらいのお姉さん。6歳くらいの妹の家族構成である。度肝を抜くのは夫婦の背負う荷物である。父親は、家電や布団推定40kg、母親は重量こそ半分くらいだが夫と同規模の荷を背負っている。お婆さんは軽い荷、妹は空身であった。街で買い付けた注文品を、3~4日かけて注文先に運ぶポーターを生業とする一家と推定した。赤ちゃん他は家に置いていけないので、同行させているのであろう。きつい上り下りが連続する山道で重い荷を運ぶ、決して楽な仕事ではない。けれど、家族でいたわり合いポーター業を続ける。ネパルーヒゥーマニズムの原点を見る、心温まる旅となった。足が痛いなど吹っ飛んだ。
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