標高3700mのラムジュラ峠を越えジュンベシ(2675m)へ
朝、コーヒーを頼んで、陽だまりのヒナゲシ(北川景子+桐谷美鈴)×2乗の笑顔に見送られ8時出発。今日は〇セテ→(3時間)〇ラムジュラ峠→(3時間半)〇ジュンベシの行程で、上り高低差約1000m、下り高低差900mのかなりハードなものである。ゆっくり1~2時間進み樹林帯に入ると、例のポーター6人家族が休んでいました。大分疲れ気味のお婆さんと妹子を、父親が優しく励ましている。父親は自分では思い荷を背負っているのに、男の中の男だね。この辺りから20頭くらいで隊を組む、食料運搬のロバ隊が出始めた。峠への山道は凍っていたが、ロバの蹄が氷を砕いてくれるので歩きやすくなっていた。3時間でラムジュラ峠着。冷たい風が吹いている。たまらず、茶店にはいる。コーヒーとビスケットを頼む。コーヒーは薄く「ちゃぶ台返し」の類だったが、お蔭で低体温にはならずに済んだ。反対側から、日本人の「世界放浪」のカップルがやって来て、話すとネパールへ入ってすでに3ヵ月そうだ。ツェルマットやマッターホーンの話で盛り上がる。店を出て少し下ると、大きなラマ寺院があった。沢山の子供僧がいた。自活をしているのか、広い畑と多数の牛が見える。樹林帯2時間程降ると、大きな馬牧場があった。少し先で3人組に出会う。うちバテたと思われる一人は馬に乗っていた。足がダメになったら『馬を雇う事にしよう。』と、考えた。
降り3時間半、ロッジは茶店がポツンポツンと現れ、ついなジュンベシの町が見えた。綺麗なロッジがたくさんある。物色しながら進むと『安い上に、最良』の横幕の架かるロッジを発見する。『またまた、よく言うよ!』と思いながら入ってみる。入り口でオバサンに『一泊100円』と言われる。中に入って驚く。造りや調度品が立派で、一泊100円の宿のものでは無く、看板に偽りはなかった。炉も立派で、排煙装置が付いていた。居間では衛星TVがインド映画を映していた。ロキシーを頂いてダルバートを食べる。◎経費この宿575円、峠の茶店120円、合計695円
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