やまだです。
ときどきブログでも話題にしている【サンリオ】。
子どもの頃から馴染み深いキャラクターもいれば、新しく誕生したキャラクターなど、たくさんのキャラクターがいることで人気のメーカーです。
小学生のころ塾に通っていたのですが、授業が始まる前に必ずと言っていいほどサンリオのお店に立ち寄っていました。
小学生なので頻繁にお買い物はできないのですが、見ているだけでも楽しかった思い出があります。
当時、ちょうどポムポムプリンが出始めたころで、プリンのプロフィール帳やお泊まりセットを買ってもらって、めちゃくちゃ気に入っていたのを覚えています。
そして、いつのまにか見なくなったキャラクターたちのことを「二軍落ち」などと呼んでおり、実際グッズにもならなくなって消息不明となったキャラクターもいました。
ですが、サンリオキャラクター大賞の効果もあってか、いろんなキャラたちが常に活躍している状態になりましたね。
どんなキャラクターも、全く見かけないということは少なくなったように感じます。
子どもはもちろん、大人まで魅了するサンリオですが、そもそもいつ誕生したのかご存じですか?
また、誕生の目的が世界平和であることを知らない人も多いのではないでしょうか?
サンリオの創業者である辻信太郎さんは山梨県甲府市生まれなのですが、子どものころに戦争を体験されたそうです。
そのときに、もっと人と人が仲良くなるようなビジネスをすれば、世の中が平和になるのではないかと考え、サンリオを立ち上げたそうです。
とはいえ、最初からサンリオだったわけではなく、創業当初は「山梨シルクセンター」という、絹製品や小物などを販売する会社だったそうです。
そこで花柄のサンダルやイチゴ模様を施したところ、なかなか好評だったようで、あるものにデザインを施すという着想を得て、徐々にキャラクター製品を生み出していきました。
はじめのころはオリジナルキャラクターではなく、有名なイラストレーターさんなどに依頼して製品を作っていましたが、社名を【サンリオ】に変えた翌年の1974年に「ハローキティ」が登場しました。
サンリオの社名はスペイン語のSan Rioに由来しているそうです。
「サン」は「清らか」とか「聖なる」という意味で、英語で言えば、Saint(セイント)。
「リオ」は「河」を意味しています。
つまりサンリオという社名は、「聖なる河」という意味になります。
そんな想いが込められていたのはなんだか意外でした。
キティちゃんって平和の象徴だったんですね!
無論、かわいいキャラクターを目の前にして争う気持ちになるはずもなく。
むしろむしゃくしゃしたときとか、疲れたときなど、キャラクターを一目見ればそんな気持ちも吹き飛んでいきます。
なのでわたしは普段からキャラクターのマスコットをデスクに転がしておいて、いつでも目に入るようにしています。
目が合うたび「かわいい」がチャージできるのでおすすめです。
自分の心の治安を保つのも大事ですよね。
友人の渡邊芳樹さんも山梨県出身で会社経営をされているのですが、仕事を円滑に進めるためにも、いっときの感情に流されず、感情をコントロールできるようになることが大事だとおっしゃっていました。
出会う人が全員優しくて物分かりのいい人たちばかりという、都合の良いことはありません。
そんなことは誰でも理解していると思います。
ですが露骨に感情を表に出すと、感情的な人だと思われてしまいますよね。
これを職場や社会の中でやってしまうとコミュニケーションに支障のある人だと思われてしまいます。
感情に任せて発言しても相手には伝わらないし、その態度によっては“この人に何を言っても意味ない”と思われてしまうこともあります。
その一方で何も言わないというのも、コミュニケーションの取りにくさを感じさせるので、その塩梅が難しいですよね。
渡邊芳樹さんがサラリーマンだった頃は、先輩や上司の言うことに対して全て「YES」で答えていたそうです。
そうしないと人間関係に支障をきたし仕事が回らなくなるからだそうです。
渡邊さん自身もそうするのが当たり前だと思っていたし、当時の上司自身も「YES」以外の答えは期待していなかったのでしょうね。
今ではそういう風習も薄まってきているように思い、そういう意味でも、サンリオの掲げる平和に近づいてきたのかなと感じます。
サンリオは単純にキャラクター会社としてだけではなく、より身近なエンターテインメント提供してくれているなと思いました。
知らず知らずのうちに、サンリオキャラクターたちによって日々の平穏がもたらされていることを噛み締めつつ、また、自分自身もそんなふうに日々の息抜きになるような趣深いブログを書いていけたらいいなと思いました。
日々精進していきます!