慈恩の日々

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つけペンと製図ペン

2011-08-31 21:54:31 | 画材・筆記・文房具
こんにちは。今の時期は夜が涼しくなり過ごしやすくなってきましたね。

窓など全面解放してしまいますが風通しをよすぎると気圧が変化するのか書き物に使ってるボールペンのインクが出なくなることがよくあります。(去年も何度かあった)

ボールペンのインクがうまくペン先に届いてないみたいで、扇風機などを使ってるからペンが不自然に乾いてしまうみたいであまりよくないらしい

ゲルインクボールペンだと書き味が違うという感じがして、筆記具を漁ってみると昔のつけペンがあったので使うと思いの外いい味でした。これだと外気圧にあまり影響されない

ピグマ製図ペンやパイロット製図ペンは昔はしっくりこなかったけれど、太目の0・8でも慣れると気持ちいい線が出ますね

でもやっぱり一番綺麗な線が出るのは漫画家用のつけペンでした

インクをわざわざつける手間がかかるようで妙にそのプロセスが楽しく楽だけじゃわからないものがあるかと

写真のインク瓶はホルベインのカラーインクのスペシャルブラックのですが使いきったものの中にペリカンインクを入れ替えてます

プラスチック容器のものだと使用中安定しなくてやっぱりガラス瓶が見栄えもよいし安定性があるなと

ペンもひさびさに使ってみたけどカブラペンや丸ペンなどやはり線の書き味が製図ペンとは違う感じが。デジタル線とも妙に違う感もあります

漫画家という職業が何故このつけペンという道具を選んだのか必然だったのかなぁ…みたいなことも考えてます

つけペンもインクももとはヨーロッパで使われていて当時のペン画等漫画絵とはまた違う趣があり風土で画風も用法も変わってくるんでしょうね

自分的にはインクはパイロットの製図用がヒットなんですが学生時代に一番最初に使ったのがこれでそれ以外のインクは合わない部分もあってやはり学生時代に触れたものは後々の人生まで影響及ぼしてしまいますね。そんな話でした

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