先週、大きく上下に振れたのは、アストロロジーでいうところの水星の逆行効果だったのだろうか？
25日月曜は、大きな窓明けスタートで始まり、EURJPYでは649銭というリーマン以降の大陰線を示すという大相場になった。
円は週末に買い戻されて週足で長い下髭を残したが、ユーロは続落して終わった。
相変わらずボラティリティが高くなっているので、先入観をなくして素直に流れに付いていきたい。
水星逆行中は、テクニカル指標が機能しにくくトレンドが発生しにくいという傾向があり、17日の逆行明けまで神経質な相場が続くかも……。
USDJPY
月曜早朝はいきなり大きな窓を開けてスタート(●印)したのでショートメイクし、窓を埋めた後も続落してトライアングルを下抜けた。
トライアングルフォーメーション(グリーン)の見地からすれば、
上抜けがダマシに終わり、その反対売買により下抜けし、トライアングルの値幅と同等分の下落幅をほぼ達成したという事になる。
下値は日足の40SMA(ブルー)に２度ピタリと支えられて反発し、結局はトライアングルの頂点まで戻して越週した。
ここは、上昇トレンドライン④のライン上であり、かつ、月曜の下落幅の76.4%戻しとも重なる複合的なチャートポイント。
以上の事を考慮すると、来週の初動は特に重要であるといえる。
分岐ポイントを上抜けしていくシナリオ(先々週のシナリオ)になるのか…？
又は、反落して３月の月足陰線を形成する下落の動きに向けてのシナリオになるのか…？
来週週明けの窓明けを含めて、初動にそのヒントがあると思われるので注目して行きたい。
EURJPY
月曜はフラグ上辺④まで上昇して④にタッチした後6円49銭の急落！
久々の大相場で、緊張するトレードとなった。
現在は、先週安値⑤の直前まで上昇して越週。
暫定的なチャネルラインの上辺にも重なるところであり、ここは重要な分岐点。
月曜日からどちらに動くのか？ USDJPYと共に注目！
EURUSD
先週は、チャネル上辺⑤をトライした後、チャネル下辺⑥まで急落し、
その後一旦は反発したものの、再度チャネル下辺⑥の安値まで下落していく…、という教科書的な下落波動を形成した。
週末には、2013年1月4日安値1.2997を割る動きもあったが、辛うじて止められているという状態。
今後は、想定される何種類かのチャネルライン(赤ライン)の何れかに沿って下落が継続していくものと考える。
来週の注目ポイントは、1.2997を明確に割っていき2012年1月7日安値1.2877を目指すのか…？、
又は一旦は反発して、何れかのチャネル上辺をトライしにいくのか…？ である。
この1.2977から1.28までは、月足、日足レベルでサポート&レジスタンスが何カ所も機能しているゾーンである。
一挙にブレイクしていくというよりは、上下にバウンドしながら下値を切り下げていくという動きの方がスムーズ。
想定されるチャネルライン上辺を目安にして、戻り高値を見極めて売り参入していきたい。
