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先週も良く動いてくれた。
ドル円と各クロス円は、重要なチャートポイントを順次割り込み、加速しながら下げた。
ドル安主導の動きとリスク回避の円買いが重なり、ドル円が一番大きく動いた形。
日本株もドル円も、長く続いた上昇第三波(推進波)に対する調整の波動に入った。
現在は、第四波a波の下落をこなしている段階で、今後はこのa波がどこまで続き、いつb波(上昇)に入るか?に注目したい。
USDJPY
先週のシナリオの通り、ウェッジ⑤を割った後、100.00大台、支持ゾーン99.45-99.75、上昇トレンドライン④を次々にブレイクしながら急落。
第四波修正波はabc三波構成で構成され、ダイヤゴナル始点以下への下落が想定される。
先週の急落直後の戻しで、日足、週足には下髭が現われているので、ここからの動きには神経を使う。
雇用統計明けの週からは目先のトレンドが転換する確率が高く、
もしもそうなるならば、来週からはa波に対する修正(目先上昇)の動きに入って行くのか…?
この場合、半値戻しや下降トレンドライン⑥を越えるような反発も予想される。
一番多いパターンとしては、暫く方向感のない動きをして、持合いフォーメーションを形成するパターン。
ボラティリティが高いので、94.95~100の間を大きく上下する事も想定されるが、中期的にはベア方向なので戻りはしっかり売りたい。
最後のパターンは、来週もa波が継続して続落していくパターン。
この場合は大きく下落した直後でありa波としての下値余地は少ないとも考えられるので、短期で回転を効かしたトレードをしたい。
下落途中で売り増ししたスイングショートは雇用統計発表直前に全てクローズし、現在はノーポジ状態。
今後のスイングは、半値戻し前後への戻りから売り場を探していきたい。
EURJPY
USDJPYの動きに引きずられ、支持ゾーン(ブルー)を割り込み急落した。
今後の方針は戻り売りであり、もしも、ブルーゾーンまでの戻りがあれば絶好の売り場になろう。
ドル主導でUSDJPYとEURUSDとが逆相関にある間は、先週のようにUSDJPYの方がパフォーマンスは良い。
逆に、リスクオン・オフの相場になればEURJPYを積極的にトレードしていく予定。
EURUSD (週足)
先週のシナリオの中で危惧していたように、①ラインを越えて深戻し以上の戻しを示した。
週足チャートでは平行線(緑SL)にまで接近している。(バイアスがかかったH&Sを想定した場合の左肩先ライン)
もしも、現在のレベルから反落してNLを割れて行くと、綺麗で理想的なH&Sが形成されていくことになる。
但し、相場では理想を裏切るケースが多い事も事実であり、思い込みは禁物である。
現在進行中のドル安が更に進むことも想定に入れておきたい。(1/27高値1.3710は長期サイクルトップ)
EURUSDはサイクル的にはそろそろ反落のタイミングに近い。
短い時間軸で反落のスイングを確認できれば、試しに戻りを売ってみる価値は充分にありそう。(ストップは必ず直近高値)