エリオットで云えば、１～３波が単純系の場合、その４波は複雑系を示すケースが多いという。
今回のドル円では、このセオリー通りに５ヶ月もの間、揉み合いを演じている。
方向感がなくボラも小さいので、スイングでもデイトレでも仕掛け辛く、「休むも相場」の状態。
目先では、ドル円、日本株のトライアングルが下離れてリスクオフに振れるのか？、に注目！
水星は11月10日まで逆行中。
USDJPY
長い揉み合いが続く中で、新しくトライアングルのラインを引き直した。（②③点線から実線へ）
足元では、下辺②に接しているが、明確に下離れて96.56を割っていくのか…、注目。
EURJPY
週足では、2009年5月に起点を持つダイアゴナル・フォーメーションの全値戻しをトライしているようにも見え、
この場合は、139.20を目指すことになる。
但し、133.78を上抜けた後は頭が重く、天井圏に出やすいダイヤゴナル②③を形成しつつあるようにも見える。
様子見。
EURUSD
1.371を上抜けた事でヘッド&ショルダーズのシナリオは完全に消滅した。
先週は、2011/05高値からの下落に対する61.8%戻しでピタリと高値を止められた形であり、
かつ、日足以下ではダイバージェンスも出ており一旦は調整し易いレベルとみる。
ここも上抜けると、2008/07Hから降りてくる長期トレンドライン⑤を目指す事になる。
短期トレードに徹する。
