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先週金曜日の米雇用統計では、好結果を受けてドル高に反応したものの、各通貨ペアはレンジの中。
ドル円はトライアングルの上限と日足雲に止められ、ユーロドルは揉み合い下限、ユーロ円は揉み合い上限、
ドルインデックスは1月26日高値95.84からのフラグの上限で越週。
現在のレンジから完全にブレイクするには、より大きなインパクトのある要因が必要と思われる。
過去の雇用統計で大きく動いた場合には、翌週の少なくとも数日間は反対方向に動くケースが多いので、
来週は、レンジの中に押し戻される確率が高いと考えられる。
前述の上限、下限から、どの様な動きをするかに注目したい。
USDJPY (日足)
上昇ライン③を割り始めたものの、ブルーAゾーンに何度もサポートされた。
米雇用統計では上に反応し、小さなトライアングルを形成していたライン⑤は上抜けた。
しかし、ライン④、並びに日足の雲119.25に頭を押さえられて止められていて、大きなトライアングルを形成か?
過去の傾向として、揉み合い状態で雇用統計を迎え、かつ一方向に大きく動いた場合、
翌週の動きは、少なくとも数日間で逆方向に修正するケースが多い。
その修正の後に発生する動きが重要で、それによりその後の相場展開が決定づけられるのかを見極めて行きたい。
EURJPY (日足)
レンジの上限に到達して越週。
来週は、上抜けるか?、レンジ内に戻るか?
様子見。
EURUSD (日足)
中長期的には下方向ではあるが、現在は1.1097からのリバウンドの途中にあり、
その戻りは、⑥、⑤や50%レベルまでがあってもおかしくない状態であり、エントリーが難しい状況。
先週形成された新たなレンジの中での動きに終始していて、
上は、2015/05/15から伸びる安値線と20EMAに阻まれている。
このレンジをどちらに抜けるかを見極めたい。