日経平均は17520を上辺とするアセンディング・トライアングルが収束しつつあり、来週には高値越えをトライしそうな足型になっている。
一方ドル円は、下げた所では確実に買いが入り、崩れるという気配は見られない。
このまま高値圏での時間調整が続くのであれば蓄積されたエネルギーによって上方向にも下方向にも動き易くなる。
上下方向のチャートポイントの間隔はまばらで、神経を使う相場である。
来週は、感謝祭明けからの新しい相場に入り、金曜日には米雇用統計発表などもあり注目。
USDJPY (日足)
ドル円・クロス円は、揉み合いに入っていて、膠着状態。
117.00-118.97のどちらに抜けるかで、今後数週間の動きを大きく左右しかねない状態。
上のチャートポイントは、118.97、120.00、124.13…、
下は、115.00、112.40-55、110.07…等であり、間隔は大きく空いて動き易いので注意が必要。
EURJPY (日足)
2013年12月高値155.67レベルからは反発して、揉み合い入り。
どちらに抜けて行くのか、様子見。
EURUSD (日足)
先週月曜早朝は、レンジ下限1.2358からの窓明けスタートとなり、そのまま反発。
しかし、下降チャネルライン⑦ラインを越える事が出来ず、その後、⑦ラインに押さえられ、弱含んで越週。
株式相場とは対照的にディセンディング・トライアングルを形成しつつあり、来週末にはタイムリミットになる。
1.2350を割って行くのか、⑦ラインや直近高値1.2577レベルをブレイクして行くのか、暫く様子見。