ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

6月27日からの計画   英国EU離脱~各国離脱の連鎖~その先へ

2016年06月26日 22時57分28秒 | 日々の売買計画と結果

英国のEUからの離脱が決まり、米国ではトランプ旋風が吹き荒れ、保護主義や大衆迎合主義が世界で加速している。
この英国をきっかけにして、EU加盟国のオランダやデンマーク、或いは英国の北アイルランドやスコットランドの独立運動が高まり、EUや大英帝国の分裂へと繋がる可能性に注目していきたい。
日本株は2月12日安値14865円と同値を付けた状態で越週していて、これを割ると危うい位置。
各主要通貨ペアは急落後の安値からリバウンドして越週した状態。
チャート的には日足、週足共に下髭の長い陰線で引けていて、時間足ではスパイクボトムを示している。
土日を挟んで冷静になった参加者が、来週はどの様な行動にでるのか…?
強いリスクオフ・モードにあることから、安い所であっても安心して買える形ではないし、
材料出尽くし感や新たな対応策の発表により一挙に戻る場面があっても積極的に売れる形でもない。
目先では大きな振幅で揉み合う可能性が高いと考える。
或いは、事の重大さが再度認識され、ネガティブな材料に過敏に反応して安値を更新する可能性も残る。
また、下げ過ぎた場合は米国、スイス、日本、ECなどによる協調介入も想定される。
米国株も高値圏での危うい位置にあり、表面化していないがチャイナリスクも燻っている…。
回転を効かした短期トレードか、又は中長期保有を前提にしたゆとりのあるポジショントレードに限定して臨みたい。

USDJPY (週足)
大きく動いたので、週足を表示している。
23日には104.81~105.42のギャップを埋めに上昇する場面があった。
しかし、24日東京市場からは急落し、50.0%押しレベル、長期下降トレンドライン②、チャネルライン下辺⑦などの重要ポイントを一挙に下抜いた。
週末はリバウンドして102.00-103.25まで戻した形。
スプレッドが100-10Pipsに開いている状態が長く続き、デートレは手が出せられる状態ではなかった。
セットしておいたスイング玉の買い指値の内、100.05、99.55の数枚がヒットしていて、いずれも建値付近にストップを設定した。
今後はスパイクボトムの形からすんなりと上昇の一途を辿るとは思えず、数度の下値トライが想定される。
短期では回転を効かしたトレードとし、中期では61.8%押しレベルの95.00、2013年6月安値93.76などに向けて、スイング玉の買い増しをする計画。
125.85を起点とする調整波B波は程良いレベルにまで達しているが、終了したのかどうかの判断はまだまだ先になるであろう。

EURJPY (週足)
61.8%押し115.49丁度で止められて反発した後、今度は50.0%丁度レベル121.98まで上昇して頭を抑えられた。
投票が進むと共に弱含み、発表により真空地帯を一挙に急落。
チャネルライン下辺⑥、2012年に付けたネックライン111.48、などもごぼう抜きにする急落であった。
ユーロ安、円高の動きにより大きなパフォーマンスを示している。
週末値113.45からの初動の動きを判断し、回転を効かした短期トレードに徹したい。
但し、スプレッドが開いている状態ではトレードはしない方針。

EURUSD (週足)
急落によって瞬間的にBゾーンを下抜ける場面があったが、長い下髭を残して反発。
結局はBゾーンとAゾーンの中の揉み合いから抜け出せていない。
週足、日足共に方向感が無く、様子見。



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