ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

6月20日からの計画  英国国民投票に最大限の注意を!

2016年06月19日 22時01分57秒 | 日々の売買計画と結果

先週のFOMCを無難に通過したドル円は、105.55の重要ポイントの直上で日銀の発表を迎えることとなった。
そして「何もせず」という日銀の発表は円高に反応し、重要ポイントを割り込んで急落した。
相場全体は、来週の英国国民投票に向けてリスクオフ・ムードである。
様々な思惑が先行することで、些細な情報でも大きく振れやすい状況。
今の所、23日の出口調査は実施されないとのこと。
日本時間の24日(金)の午前6時から順次開票作業がスタート。
大都市の発表は遅く、まずは地方都市から結果が伝わり、日本時間12時頃には大勢が判明する見通しとのこと。
「EU残留・離脱」のどちらになっても相場は大きく動きやすく、荒れる事を覚悟して臨みたい。

USDJPY (日足)
黒田日銀の発表によって103.54まで一挙に円高が進行した。
その後のリバウンドは戻しきれていなく、104.81~105.42には大きなギャップが空いている状態であり、国民投票前までには埋めに行く可能性がある。
或いは、107.89~108.48にも大きなギャップを残している事を考慮すると、国民投票の結果によって急騰して、これらのギャップを埋める動きになることも想定しておきたい。
先週の下落により、2002年1月から降りてくる長期下降トレンドライン①を割り込んで下落余地が広がった。
その下には、1998年8月から降りてくる長期下降トレンドライン②があり、今後のサポート候補の一つになる。
50.0%押しレベルや2014年安値100.74、チャネルライン下辺⑦、大台100.00、76.4%押し94.66、安値93.76が下値候補。
100.00割れ以下のポイントでは中長期保有のスイング玉の買い場と考えて分散買いを計画する。

EURJPY (日足)
円高とユーロ安の値動きが重なってパフォーマンスが大きくなっている。
注目していた押し安値118.69、N計算値117.35、下降チャネル下辺⑥の各ポイントを、先週の下落でゴボウ抜きにした。
そして、61.8%押しポイント115.49でピタリと止められてリバウンドしている。
長い下髭を残していることを考慮すると、このまま国民投票前まで揉み合い、開票結果によって大きく反発することも想定される。
下方向については、115.49の下に目立つチャートポイントが無く「真空地帯」であり、
2012年3月ネックライン111.42、76.4%押し107.18…、とスカスカな状態で急落し易い状況。
国民投票の結果次第ではこれらのポイントをトライする可能性も想定しておきたい。

EURUSD (日足)
日銀の発表直後に1.1130まで下げる局面があったが、上昇チャネル下辺①にサポートされ、元の揉み合いゾーンに戻されている。
国民投票の結果が出るまでは様子見。

 



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