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主要通貨ペア、株式及びコモディティの各市場の相関関係が崩れていて、複雑な、むしろバラバラの動きになっている。
単独では、円高、スイス高、ポンド安の動きが顕著であり、特にリスク回避の円が一方的に動いた1週間であった。
「○○ショック」と名前が付くような特段のネガティブ材料があった訳ではないが、日足6連続陰線で約5円下げた。
ヘッド&ショルダーズと揉み合いフォーメーションからの下放れによる力学的な下落であると捉えれば、当然の結果ではあるのだが…。
まだ下値余地は残っているものの113.77から急落したことを考慮すると、いつ調整があってもおかしくない。反発に注意しながらも下値を追って行きたい。
USDJPY (日足)
大きく戻すことなく、ストップを巻き込みながらジリジリと、しかも加速しながら107.66まで一気に下げた。
さすが107.66からは反発し、ジャスト23.6%戻しの109.08を高値にしてラウンドトップを形成。
日足では長い上髭を残していて、弱さを示している。
明日からのシナリオであるが…、
先ずは安値107.66を下抜けし、続落するケース。
スイング玉は保持したままとし、利食いの逆指値を小まめにトレーリングし最大化を図る。
デートレ~スキャルでも反騰への備えをしつつ、強い売り方針で臨みたい。
2番目のシナリオは、安値を更新せずにラウンドトップ高値109.08を上抜いて行くケース。
この場合は短期リバウンド入りを想定して一旦は利食い。
デートレでは押し目買いとしつつも、スイングでは売り場を模索する。
最後に一番厄介なケースとして、新しいレンジで揉み合い入りして、時間調整に入るケース。
この場合も下目線を基本とし、高い所を小まめに売って、低いところで利食うリズムで回転させたい。
尚、口先介入や指標などで上に跳ねた場合は、積極的に高値を売って行きたい。
下値目処は「1月11日からの計画」の備忘録に記載してあるが、下記のように数値を更新しておく。
H&Sからの垂直計算値106.47-107.15。(ネックラインが傾斜している為、起点の取り方で幅がある)
揉み合いレンジからの倍返し106.46、上昇A波に対する38.2%押し106.67、安値105.19、安値100.81、50%押し100.70、
5波起点96.56、61.8%押し94.64、及び各ラウンドナンバーを候補とする。
EURJPY (日足)
124.66の安値を下抜けてからはUSDJPYの下げに弾みがついた。
上昇チャネルを下抜けていて方向感を見失った。
EURJPYを売買するならUSDJPYの方が明快である。
様子見継続。
EURUSD (日足)
Aゾーンを上抜けるのは容易ではないとみていたが、やはり手前で躊躇して立ち止まっている。
128Pipsの狭い値幅で6日間も揉み合っている。
EUR、又はUSDにしっかりした方向性が出るまで様子見。