ブログのサカナ

大好きな「読書」、美味しい食事。自由人です^^
何の為にこの地球に産まれて来たのですか。

パリ・オペラ座 「白鳥の湖」 IMAX

2024年11月15日 14時25分29秒 | 映画
久しぶりに映画を。











かつては映画館系、いやシネコンを主としたホームページに、掲示板をやっていたんだけれども、今では画像置き場になっているしいっぱいになってしまった。

2月にシネコンで映画を観たのも、バレエ。

シネプレックス平塚で「Kバレエの熊川版 新制作 眠れる森の美女 in Cinema」を観たんだけれども。

韓国映画祭シリーズをシネプレックスでやってて、水戸とか平塚で観た以来に。

2番スクリーンでどうだっけなと思ってたら、スクリーンの下部が上に持ち上がるタイプで、スタジアム傾斜の低さを消す仕組みだった。

そして昔はシネプレックス幕張を中心にチネチッタ川崎、amcイクスピアリとかのシネコン行脚をやってた時期なら、今回の映画は観ていないだろうなと。

スターウォーズシリーズも結局は、この109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXで最終作を観たんで、それ以来かな。

何しろ鑑賞料金が4300円。

幅26mに縦が18mと画面が大きすぎるんで、一番後ろの列を毎回取っている。

音響的には後方のスピーカーの音を感じたいけれども、致し方がない。

端っこの一番上を取ってた人がいて嫌だなと思ってたら、やはり物音を立てる人だった。

必ず、雑音を立てずには居られない人ってのがいるんだよな。

袋を開ける、紙袋をガサガサする、今やらんとあかんかと。

大音響でも波長が違うから響くんだよと。

まぁ注意しに行っても、不快になるだけで、そもそもNO NOISEとか言って劇場側が幾ら注意喚起しても、止めやしないからね。

知っているようで知らないのが白鳥の湖。

なるほど、観終わって思った。

こんな物語なのかと。

アジア系初めてのエトワールの圧巻さ。

三大バレエ団って言うけれども、サンクトペテルブルグもロンドンもプリンシパルに対して、パリ・オペラ座だけはエトワール、別格とされている。

それでも、熊川哲也氏とSylvie Guillemの動画を観てて良かった。

顎が外れただろうから(笑)

黒鳥の32回転はウルっと来たし、何より本来の物語とはアレンジが加わっている点がこれまた良かった。

IMAXカメラのピンが甘い部分もあったりはするものの、映像美も凄まじくて。

2015年開館とはいえ、IMAXレーザー/GTテクノロジーの凄まじさは、これ以上は無いだろうと。

どうしても池袋と比較されるけれども(笑)

そもそもこの映画を観る日本での最高の環境はここしか無かった。

今一つ選べと言われたら、間違いなくここのIMAXを選ぶ。

世界最高峰の誰もが知る名作を、史上初めてIMAXカメラで撮影して、映像化。

その歴史的な作品を鑑賞出来たことは本当に良かった。

今度は熊川哲也 Kバレエ トウキョウ新作「マーメイド in Cinema」になりそうだけれども、問題は何処で観るかだね。

映画の話。

2013年03月10日 03時55分15秒 | 映画
カメラという趣味にどっぷりはまってからは以前ほど行かなくなった映画館。
でも映画はやはりブルーレイやDVDで観る事は皆無に近く、やはり映画館で観るスタイルは17年続いている。
しかしいつ頃からだろうか。そうリーマンショックが叫ばれ始めた2008年を過ぎて、ハリウッド映画は没落した。
以前から駄作もあったのだが、どうしようもなくつまらないっていう映画はそんなに存在していなかった。

ここ最近は特に酷い。駄作のオンパレードである。
お金を掛けなくなったからなんだろうけど、出費を少なく興行収入を多くと狙っているのかは分からないけれど、グローバル企業的体質に変わってからだろうか。
映画って文化なんだから、分かっていても興行収入に重きを置いては駄目だろう。

大作というモノの量が減って、夏休み、冬休みの大作という楽しみがなくなってしまった。

最近観たダイハード5も4.0に比べて全く面白くなかった。
4.0はサイバーテロと言う旬なモノだったのが、5は冷戦時代に逆戻りしたかのような展開。
確かにチェルノブイリが舞台で、一瞬にして放射性物質を無効化するコスモクリーナー的な物の登場シーンだけがおぉ!と思ったぐらいだ。

MOVIX八尾の1番スクリーンで観た、ゼロ・ダーク・サーティ。
デジタル上映でトラブルは無いかと思っていたら、メインの右スピーカーから音が二重割れするトラブル。
これも誰もチェックしていない。思わず久しぶりにアンケート用紙に書き込んでしまったぐらいだ。

ビン・ラディンが生きてればこの話は成立しただろうけど、2002年にもうすでに死んでいるって話を聞いてからでは興ざめ。
アルカイダもCIAが特定の国を民主化させてアメリカ支配にするために作り出したテロ組織だって事を知っていれば、何を今更って感じだからね。
アフガニスタンも北部同盟やタリバンが悪いって訳じゃなく、トラブルの元は麻薬利権だったりするわけだし。
イラクだってイランイラク戦争はソ連とアメリカの代理戦争であり、石油はドルでしか売買出来なかった物をユーロでも売ろうって言った事から始まった事だし。
リビアもイランも北朝鮮等の悪の枢軸って言われた国々の中央銀行がユダヤ系財閥の支配下に置かれてないから、そう名指しされただけだしね。

で、映画の話に戻ると、時々当たり外れのあるトムクルーズ主演映画の「アウトロー」はまずまずの出来。

「フライト」は最後の最後までイライラしたけど、うん、まぁ最後は・・・。
企業の力が強い酒や煙草ってのは麻薬以上の中毒性があるわけでね。
ベトナム戦争も実は麻薬の利権を奪い取るためにやってたわけで、正義の顔をしてやってくるモノには注意って事だろうね。

それに対してアジア映画。これは大変秀逸。以前と変わらずレベルは全く下がっていない。
以前より熱が下がった韓国映画にしても、見終わっての心の充実感ってのが相変わらずで。
何はともあれ、女優が綺麗ってのは嬉しいね。

邦画は秀作が多いね。ただ原作が優れていても、ジャニーズが必ず関わってたりするのは辟易するけど。
韓国映画やドラマが日本と違うのは、俳優のセットが決まってないって事。
強い事務所が配役の骨格を作ってってするとね、どんなストーリーでも同じ気がするんだよね。
特に先週辺りに観た邦画の予告編3本に、国分、二宮、錦戸って、もう何かねまたかよ!って気になるんだよね。

それはさておき、最近良かったのは、さよならドビュッシーだろうか。橋本愛の存在感ってのが実にイイ。
告白って湊かなえ原作の映画にも出てたけど、これは思わず唸ってしまったし。
ヘルタースケルター、世間?を騒がせてる沢尻エリカがまさにはまり役で、芸能界の嘘っぱちをこれでもかって叩きつけてる。
別に?って発言で総スカンを喰らわせていい気になってるマスコミなんだけど、別に?って言っていい相手でしょ(笑)
これってイジメでしょ。厳密に違ったとしても、イジメって騒ぐ時だけ騒いでさ、本質まで辿り着かず未解決のまんまで、騒いでる連中が溜飲を下げたら一旦終わりで昔から延々と続いてるんだよね。
だって強いアメリカや官僚の言い分を絶対正しいと伝えて、TPPに消費増税って弱者に最も痛みを与える事を無自覚にし続けてるマスコミにイジメを批判する事なんて出来ないでしょ。

演劇1、2。平田オリザを追ったノンフィクションで、3時間超と長い2本なんだけど、文化について改めて感じさせられる部分の多い映画だった。

最後にカメラをやる者にしてのKOパンチは、『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎』。
内容が重い事が分かってるだけに観る前は気分が重たかったんだけど、やはり向かい合わないとって事もあってね。
偉そうに感想がどうのこうのと言う映画じゃなく、一人一人が考える映画じゃないのって思ったね。

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パリ20区、僕たちのクラス

2010年09月06日 00時17分27秒 | 映画
最近観た映画の中で特に秀逸だったので、触れたくはなかった。
でも映画館での映画鑑賞を扱っているこのブログ、いつの間にか食べ物ばかりになっている。
何故なら、それは楽だから(笑)

お話はパリ20区にあるある中学校のお話。
24人の人種も色々な生徒たちと、1人の国語教師の1年を追った物だ。

驚いたのは、日本では考えられない高度な授業が行われているということ。
日本の場合、大学生になっても幼稚な状態なのは、何故だろうと考えたことがある。
教育の仕方が根本的にヨーロッパとは違うんだという事。
日本にはディベートが無いので、声の大きな人間の一言で何事も決まってしまう風習がある。
だから生徒たちのやり取りを羨望の眼差しで観ている自分が居た。

やはり色々な文化や歴史を背景に持った子達が1クラスになるって、世界を知る上でこれ以上ない経験。
隣国なのに中国や韓国に対して憎しみ以上の物を吐露している偏向したサイトを見ると、あぁ欧米と比べて前近代と現代の差ぐらい遅れているなと思う。
小さな共同体は今は一つもなくなって、最後の受け皿としてあるものが、共同体としてあるのが日本という国そのもの。
それを否定される=自分の全否定、そう感じるから、世界レベルで見て非常識なことを、正当な物として言ってしまう。
たぶん、ネットでこんなことを言ってる連中ってのは、一人一人は社会的に凄く弱い立場なんだと思う。
だから居丈高に偉そうに振舞ってしまう。なぜなら日常では虐げられてる様なクラスの人間だと思うから。
アメリカという存在が無くなったら、中国が占領してくる、戦争になるみたいな事を平気で言ってしまう。
中国国内の抱える問題を考えたら、そんなことが現実にすぐ起こるといえば、起こらないんだけどね。
戦争を仕掛ければ、まず経済封鎖が行われる。日本との貿易で何兆円クラスをふいにする事につながる。
更に経済格差が凄い勢いで拡大している現状で、農村部では毎日のようにデモや暴動が起こっている。
そこへ経済封鎖が行われれば、数億人の農民を共産党政権が抑えきれず、破滅への道へって事につながる。
だから、戦争なんて簡単に起こるわけが無いんですよね。ネット何チャラが考えるような単純な話ではない。

ここから表現をすこし丁寧にして(笑)

核武装。そうさえすれば、攻め入られることは無い。嘘ですね。
イスラエル。持ってないとされてますが、200発は最低持っているのが世界的な常識。
エジプトがミサイルを撃ち込んだことがあります。
核を撃ち込める?国際的な反発が必定の中、どこの国も撃てません。
撃てるとしたら世界最強の軍事力を誇るアメリカだけ。
しかしアメリカも核は日本に落とした以外は使ってませんね。

中国が危険だ、核武装をすると宣言したら、どうなるでしょうか。
中国の核ミサイルを北朝鮮に移動させ、そこから日本本土を狙います。
そうすれば、日本と北朝鮮を一気に潰せます。そして日本の世界一の1500兆円を米中で山分け。
まぁ、ここまでやるなら考えていて欲しいですけど。

ちなみに日本と中国が戦争になった場合、100%日本敗戦です。
なぜなら国土の広さが違うから。核を3発撃たれたら終わりの日本。
先制攻撃で9割を支配しなければ戦争というのは勝てません。
広大な中国本土の9割を、中国が3発撃つまでに破壊しなければならない。
はい、無理ですね。狭い国土だから核からの攻撃を受けたら死滅するのが日本なんです。

迎撃ミサイルのパトリオット。打ち落とす確率は3割。
これで守れるなんというネット何チャラのおかしなサイトがあったように思います。
しかし最新型の中国の核ミサイルを迎撃できる物は存在しないのです。
マッハ25(時速27000km)で飛ぶ物を地上から迎撃って、漫画の世界ですから。

そもそも国際法と国際制度から考えれば、核武装はまず不可能です。
もし戦争で使ったとして勝ったとしても、世界唯一の原爆投下国、平和な国のイメージが一気に吹っ飛びます。
中国や韓国は下等な国家の分際で、常に偉い日本を馬鹿にしている。
とにかくそれを許せない、だから国に戦争をさせて、他人に中国人や韓国人を皆殺しにしてもらおう。
でも決して自分の手は汚したくない。こんな連中の戯言を、普通の人間が支持するかどうか考えれば分かる話ですがね(苦笑)

こんなしょーもない事を思わず考えてしまいました。

まずは表三郎氏という巨人に出会い、辺見庸氏、田中良紹氏、内田樹氏などの書を読んでるから、
学校教育なる物から開放されたんだけれど、そうでなかったらゾッとします。

大橋巨泉氏の外国から日本を見えてくることが多いとの発言に、舛添要一が日本に居ても全て分かると発言したことの愚かさを知る上でも、この映画は必見だと思います。

そうそう、映画(笑)

2010年05月01日 22時04分10秒 | 映画
昔は観た映画が面白かろうが、そうでなかろうが、全部パンフレットを買ってました

が、色々あって(笑)選ぶ様にしました。結構無駄金使ってる事に気付きました

観てから買う事になるまで15年

思った以上に読んでないんです。保管する為に買ってるだけ。1冊500円でも200本も映画を観たら

ではアニメから。

名探偵コナン・・・今ひとつでした。無難な仕上がりで劇的なドラマ性が欠如。
声優が変わった事が大問題。イメージ全てが根底から覆されてしまう訳ですよ。
だから名推理を行う場面はなく、寝てばかり。まさに眠りの小五郎。
ドラえもんが声優交代で、リアルタイムに観てた世代が全くしっくり来ないのに似てるでしょう。
橿原の2番。毎度毎度ビスタなのが残念

クレヨンしんちゃん。しんのすけが活躍する、これに尽きます。
王道を行き、映画版は傑作街道に戻ったかのよう。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」
これは最大の傑作。我が生涯ベスト10でも上位は確定してます。
さすがにこれには及ばないにしても、格差社会と呼ばれる最近の我が国の状況を取り入れつつ、やってくれてます

まさか橿原の3番スクリーンで1人で観る事になるとは思ってませんでしたが

アニメ卒業・・・まだまだ無理ですな


タイタンの戦い 二条6番の3D上映字幕版。

やっぱりXpanDは画面が暗い。内容は結構良かった。
でもこう3Dばかりがやってくると、映画その物をあんまり楽しめてない気がします。
集中出来ないというか。眼鏡をしてないからどうしても気になるのです

息もできない

期待の韓国映画。シネマート心斎橋1番スクリーン。
ハッピーエンドにならないだろうな・・・やっぱり。
でも泣けました。最近心の痛みに敏感です。
傑作だと思います。辛さが残ってもそれを味わう事って必要だと思います。

アイガー北壁

分かってはいたけど、これまた辛い映画。
愛があるからこそ生きている意味がある。
目の前で最愛の人を救えず亡くした女性の重みのある言葉。
日本で何故こんな映画が創れないのか。
まだまだ欧米に対して文化の未熟さがあるのかと。
マーケティングを無視してでも、後々残るような作品作りが出来る土壌を形成して貰いたいものです

ブログを開設しようと思ったのは。

2010年04月07日 19時50分33秒 | 映画
無料で無制限の容量の場所でホームページをやってましたが、サーバ側が原因で06年度の11月末から更新出来ず。
それから何の意欲もなくなりましたが、開設する意欲が湧く映画に出会ったからです。

96年から本格的な映画鑑賞開始。
ハリウッド映画に混じり、韓国映画が年に数回も公開されていない時期でした。
映画と言えばハリウッド。やがてインド映画もブームが到来、アジア映画祭を通して更なる深淵を知っていきます。

所謂「韓流ブーム」。
以前から知っていた人間からすると、大挙して押し寄せる面々は迷惑
最近は本当に好きな人だけが残り、映画環境はやっと上々

現在までの最高傑作は2004年度日本公開の「ラブストーリー」(The classic)
ベトナム戦争に派兵され戻ったチョ・スンウ扮するジュナが、目が見えなくなった事を隠してソン・イェジン扮するジュヒに逢う。
戦争の悲惨さ、残酷さ、心の傷をこれでもかと表現され、押し付けがましさは一切なく淡々とストーリー展開する様にただただ号泣

あれ以来、心揺さぶる韓国映画以外の作品になかなか出会えないのが現状。
ここ数年では愛する北朝鮮女性に逢うため、金正日が来ている会場で愛を告白する「ラブ・インポッシブル」は秀逸。

そして先日、観るのが辛いと敬遠し続けていた「悲しみより悲しい物語」を鑑賞。
「ニンジャ・アサシン」と連続鑑賞の為、逆にすれば良かったと思ってましたが。
賛否両論あるけれど、自分が良い物を他人が悪いと言おうが関係無いのがスタンス。
まさにこれは生命を賭した愛の物語。人を愛するって事はこういう事なんだと。
その全てのエッセンスが詰まった超絶なる感動に、嗚咽する寸前まで行きました

一人で観てたら、絶対に声を出して泣いてました。
ラスト30分、それまでの普通のストーリーが前置きだった事に気付くのです。
先が読めたとか分かった風な口を効くとか、白けた事は決して言いたくありません。
本当に愛する人と二人で観て欲しい映画です

まずは映画篇、スタートです