初めて行った伏見稲荷、全ての祠をお参りする事になったんだけれども、3箇所行けていなかった場所があった。
その一つが、稲荷の中にあるここ。
天龍と地龍。
天龍と地龍の交わる場所、そこは天理。
自分にとって非常に意味ある場所なので、ここで御朱印帳を買う時に、宮司ではない妙齢女性に謂れを聞くと、神の御遣いだから謂れはないと。
聞くだけ野暮だった(苦笑)
しかしその返答で、自分で考えたら分かる話だなという事に気付いた事は大きかった。
他人の返事が本人が考えて言ったかなんてのは分からない。
そこに気付きがあればいいし、必要な答えを導く為の言葉を言わされている場合もある。
昨年度、結局自身の産土神である稲荷の元と言うべき伏見稲荷に行かなかったので、今回はレッスンを先生が熱がぶり返して初めて休みという強制的に無くなる状況を作り出されて、京都駅ホームでそうだと参拝する事になった。
この日は満月。
千本鳥居から先に進んで根上り松の斜め後方の道を上って行くんだけれども、外国人たちの喧騒からは解放される異空間の一つ。