集団教育とタブレット型授業はノートを蔑ろにしがちな分、不自由です。
ノートは丁寧でなくていいです。
最初から提出物として仕上げると学力が下がります。
手書きのノートは鉛筆に芯さえ有れば考えた過程を書き残せます。入力しかできないノートは有りません。
最初から提出物として仕上げようとすると、正しい計算式と正しい答えだけを書き残すクセがつき、学力が下がります。学習意欲も殺がれます。
問題集の解答と同様に書いて高得点がつくなら、解答を写してしまえば早いからです。
なんのために学校の勉強をするのか疑問に思っている人はわりと簡単に気付きます。私の知る限りですが、解答の丸写しがクセになっている生徒はおしなべて人間関係に敏く機転が利きます。
ですがノートは提出物ではありません。
算数の問題に「りんごが」と書いてあったら、問題文の通りにりんごの絵を描いて考えても正しい。
家庭学習なら冷蔵庫からりんごを出してきて考えても正しい。
考えている事を話せるなら、話すだけでなくその説明をそのままノートに書くのが正しい。
これが皆できない。
全然これが皆できない。
問題文の通りに絵なんか描けない。
「考えていることを話せ」ない。
「こうだから。適当」が最初の一般解です。
もし何か計算式以外のことをノートに書いていたらほめてあげてほしい。
欄外の落描きは迷う所です。私もまだ答えが出ません。
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