昔に明石家さんま司会の「ホンマでっか!? TV」で「喋る時は全身数十ヶ所の筋肉を使っている」という話を何かの専門家が話していました。
司会の明石家さんまを見ると語るに落ちる感じがします。体が締まってますよね。
日本の伝統的に読書とは次の2種類でした。
・しゃんと正座し正面に顔を向けた音読
・台詞を割り振ってみんなで音読
講談師の姿勢か、俳優の姿勢かどちらかが一般的でした。人に聞こえるぐらいの声量で読むので、周りの人も聞き覚えられる。
耳から入らないと言葉の再現は困難です。母国語でも、同じです。英会話だから困難なわけではありません。洋楽を歌う人は分かると思います。理解できない内容でも、聞いていれば音として完璧に再現できることがあります。
だから、ラジオの内容には本当に本当に気を付けてください。
気を付けすぎるぐらい気を付けてください。
すべて場所と状況を問わず再現されます。
必ず自分に返ってきます。
本当に気を付けてください。
同じ番組回を繰り返し流すほうが安全で手軽だと思います。言葉数の多い、AMラジオの、Podcast版が今は配信されていると思います。お笑い芸人の深夜ラジオは本当に気を付けてください。大げさすぎることは無いです。
ジブリ映画で声優もやっていた、故・古今亭志ん朝の落語もおすすめです。「風呂敷」「鰻の幇間」「唐茄子屋政談」「怪談牡丹灯籠」「厩火事」「宋岷の滝」あたりは動作で示すくだりが少ないので、動画を見られない環境でも面白いと思います。
読み聞かせはお疲れでなければなさる方が多いかと思います。代用できる限りラジオなり音源でご代用いただければと思います。
世帯平均年収の違う2箇所で子供の勉強を見ていた経験から申し上げますが、
現状で一番年収差が出ているのは子供の言葉数や語彙です。
そして言葉数が多い子はキレにくく、押さえつける必要も無いのでその分学習効率が上がる。国語の平均学力にも反映されます。
それだけのことです。
私はそれだけのことだと思います。
語気を荒げずにたくさん喋ってくれる音源をご推奨致します。落語は志ん朝・馬生贔屓なので偏っています。ご了承ください。では。