小学校高学年から中学生を想定して、勉強の遅れが少ないパターンから順に3つ方法を挙げます。基本は「できなければ細分化する」です。
・学習単元を絞って先取り学習
模試などの応用問題まで自力で取り組める人は
★代数(□を使った式、方程式、関数)
か
★幾何(図形単元、関数と図形)
のどちらかに単元を絞ってまずは中学入試用教材を解いてみましょう。中堅校の中学受験用教材が量・質共に使いやすいと思います。難関校向け教材は却ってマニアックなきらいがあるのでおすすめしません。
塾でも中学入試の指導は中受経験者に限ることがよくあります。理数系の大学生でも教えるのに苦労するからです。
中学入試では色々な状況を想定しないと問題を解けないことが多く、求めたい値をx とy におくと複雑化してしまうこともあります。
たとえば同じ「全員に配る」場合でも、「1 個ずつ配っていくとして」「最初から決まった数ずつ配るとして」「2人で半分こにしてからそれぞれが同じチームに配るとして」など色々なパターンが有りますよね。
そういったパターンを想定して解きます。
……特に代数はかなり考えないと解けないので、中学生でも必ず解説ページ付きの問題集を選んでください。
中学入試経験者で無事に合格した場合は当時の問題集が余っているはずです。受験までに仕上がらなかった分野をもう一度やってみましょう。
入試前でそわそわしている人は偏差値40越えぐらいの私立中学の過去問題を制限時間通りに解いてみてください。
これも公立中学校でオール3 ぐらいの人は油断禁物です。
解き終わったら間違えた問題に事務的に印をつけて、半分の時間で間違えた問題だけを解き直すと地力がつきます。
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