「ちまちま」のゲーム日記。

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レトロゲーマーにも薦めたい「地球防衛軍」

2017年12月14日 08時15分00秒 | レトロゲーム

ナンバリングタイトル「5」と言う事で、知る人には説明不要のゲームですが
意外と遊んだこと無い人も居るのでは?と思い記事に起こしてみました。

平たく言えば、無双系のアクションシューティングです。
B級アクション映画のノリで巨大な昆虫やロボットや恐竜が地球を侵略しにくるので
それらから地球を守ると言う、至ってシンプルなストーリー。

「自分も地球守ってみたいなぁ~、でも大丈夫かなぁ~」って人は、少々お付き合いくださいませ。



●シリーズ5作目だけど大丈夫?
シリーズ物で一番不安な点は「途中から初めても楽しめるの?1からやってないと楽しめないんじゃ?」
って所ですが、ストーリーは先ほど書いた通り基本的には毎回同じなので、ストーリー的には心配無用。

今まではストーリーが続きもので
「同じ敵勢力が新兵器を引っ提げて再度侵攻してくる」
「地球を防衛した英雄(主人公)が一般兵として参戦している」と言う設定でしたが
今作のスタート時は敵の呼称も定まっておらず民間人からスタートするので、ストーリー(主人公)は別物と考えて良さそうです。

今までは無かったチュートリアルもあるのと、
少し進めた感じでは、前半のステージもかなり練習ステージっぽく作ってある気がしました。


●FPSとか苦手だけど大丈夫?
スコープ使用時以外は一人称視点では無いのでFPSほどエイミングが重要だったり視野が狭い訳でもありません。
基本的に無双アクションが出来るなら問題ないと思います。

と言うのは、「敵が結構デカい」「遠くの敵もスコープ装着武器で拡大して見れる」
「広範囲武器がある」「自動追尾武器がある」「そもそも最初は弾が真っ直ぐ飛ばない」
などなど、短時間で精密射撃が必要な場面は想像以上に少ないと思います。
自分もコントローラーによる照準合わせは苦手なので、比較的誘導ミサイル系の武器に頼る事は多いですね。

難易度さえ落とせば敵の数も少なく敵耐久力も低いのでゴリ押しが可能な事も多かったり。
後半になるほどリトライの回数は増えて来ますが、死にゲー(死んで覚えるゲーム)と言うほどでも無く
武器の選択と立ち回りを変えつつ何度かチャレンジすれば、クリアできる可能性が見えてきます。


●このゲームの魅力とは?
・バカバカしさの中にもある臨場感。
・半端ない武力と、半端ない数の敵を返り討ちにする爽快感
・生死の境目から生還した時の達成感
・一辺倒ではクリア出来ない戦術のメリハリ
・インフレ上等な難易度設定
・ネタ装備あり、無線会話にも小ネタありと、遊び心満載。
・誰でも英雄になれるっ!!


●おすすめ出来ない人
流石に万人受けするゲームでは無いので、誰にでもオススメする訳ではありません。
生半可な気持ちでは地球を防衛する事は不可能だからです。

グロさはそれほどでは無いと思いますが、侵略される度にクオリティが上がってリアルさが増しています。
特に厳しいと思う人は...
・昆虫の類を見るのも嫌な人
・銃火器で何かを撃つのに抵抗のある人
・そもそもアクションゲームは全くやらない人
・フレームレートや画質に拘りがあり、処理落ちにイラッとする人
・敵味方入り乱れて訳が分からない状態に耐えられない人
・ゲームに熱中し過ぎて徹夜してしまう人

「これらに当てはまらないなら、取り合えずやっとけ」なオススメなゲームです。


●買うならパッケージかダウンロードか
ディスク版でもロード時間はそれほど気にならないので
少しでもロード時間を短くしたい、ディスク入れ替えが面倒、BDを使いたくないなら「ダウンロード版」
パッケージを並べてニヨニヨしたい、説明書を手元に置きたい、オンライン認証は嫌だって感じなら「パッケージ版」
と、好みで良いと思います。

自分はパッケージ版を買いましたが、説明書は1枚ペラ紙で「続きはWEBで」では無く
かなり簡単ですが兵科の説明と操作方法が載っています。
あとパッケージの表紙はリバーシブルになっていて、自分はレンジャーバージョンでした。



●新参隊員へのヒント
○オススメの兵科は?
最初の頃、圧倒的に使い勝手が良いのは「ウイングダイバー」
高火力と高機動力で「蝶の様に舞い...」ってやつです。
ですが!!
後半は耐久の低さと武器の偏りにより、ある程度慣れていないと詰みやすくなります。
特に機動力を生かしにくい地中ステージや、飛行能力を生かせない平原ステージでは他兵科より一歩劣ります。

やはり基本の「レンジャー」は幅広い立ち回りが可能なので
最初は思い通りに動けないかもしれませんが、
上手くなりたいならレンジャーから始めるのがオススメです。

「エアレイダー」は立ち回りが結構シビアなのですが、分かってくると面白い兵科です。
操作はレンジャーと大体同じで、癖のある武器を使いこなせれば同じように戦えます。
大群に弱いイメージですが、要請ポイントが溜まり易い場面では無類の強さを発揮できます。

「フェンサー」は動作が全体的に重く、照準を合わせるにも一苦労
代わりに圧倒的な火力と耐久力で遠方からも高火力で攻め、近づいてもゴリゴリ押せるので
使いこなせれば特に問題もありません。にしても動きが重いので初心者には最初はお勧め出来ないかも。

「ウイングダイバー」は飛行可能と言う、他の3兵科とは全く違った戦術を取れる事から
ステージによっては楽々攻略出来るのですが、
エネルギーの扱いに慣れが必要なのと、遠距離での選択肢の少なさがネックとなり
一度ハマリだすと中々先に進めなくなったりします。
最初は楽なので初心者向けに見える所に落とし穴が...

それぞれ操作にも癖があるので頻繁に兵科を変えていると操作面で混乱する事があり
途中で兵科を変更せずに1つの兵科でクリアして行く方が良いと思います。
しかし、今作は他兵科の武器も同時に拾えるので、
好きな時に好きな兵科を使ってみるのもありなのかもしれませんね。

個人的には全兵科で順番に遊ぶのがオススメで、自分が今回遊ぶ順番は
レンジャー>エアレイダー>フェンサー>ウイングダイバーの順でしょうか。
基本>癖あり>モッサリ>軽快ってイメージです。
前回、ウイングダイバーを先、フェンサーを後にやったのですが
動きの落差が激しすぎてモッサリ感に耐えきれず、一時中断した後のクリアでした。

○使いやすい武器を見つけよう。
手に入れた武器は一通り使ってみると分かり易いです。
初心者には特にリロード間隔が短い物がオススメです。
爆発範囲が広い物は自爆も多いので、要練習。

○キー操作は初期操作配置で慣れるなら良し、慣れないならカスタマイズすべし。
視点の設定は最初のステージで一番初めにやっておく事。
普段からアクション系のゲームをやっているなら、他のゲームのキー配置に近づけるのも早く慣れる方法ですよね。

○敵を少し残してアイテム回収
最初の頃は倒すのに必死で忘れがちですが、拾わなければ強くなれません。
最優先は緑の箱「武器」、次に赤い箱「体力アップ」を拾い集めます。
クリア画面が出てからも完全に画面が変わるまで拾えるので、諦めずにダッシュしてください。
数匹残しが難しいステージは、諦めて他の所で稼ぎましょう。
しかし、終わりと思って第2波が来る事も多々あるので注意。
今回から途中で負けても難易度によって拾った分の割合でアイテムの入手が可能なので
敵に動きが無い時は、先に拾っておくのも良いかもしれません。

○無限沸きスポットの仕様を利用する。
アイテムを稼ぎたいなら出てきた敵のみを倒し続ける。
逆に出てきた敵を1匹も倒さなければ、新たに沸いてくる事は無いので
敵を引き離せば敵の沸きポイントは無防備になるので場面によって戦術に組み込みましょう。

○敵を効率よく倒せない!!
エイムに囚われ過ぎず照準の微調整は移動でする方が簡単。
それよりも、MAP内での位置取りと戦闘時の立ち回りが重要。
今回は特に仲間との共闘が多いので、連携が取れると楽になります。
(例えば仲間の火力が高い場合、足止め武器を持って行ってサポートに徹する等)

○敵にも得手不得手が存在する
上空から来る敵は高架下や建物の影で戦えば楽だったり
跳ねまわる敵は町中のビルの谷間など狭い所で機動力が落ちたり
武器にも敵との相性があるので、好きな武器で攻略出来ない時は持ち替えてみるのも手。

○地球を守る為には多少の犠牲は覚悟する
兎に角、圧倒的な物量で攻められる事が多く、真正面から戦って勝てる相手ではありません。
時には仲間に雑魚を引き付けて貰ってる間に本体を叩くなどの戦略も必要。
ただし、仲間は頼れる戦力なので、無暗に犠牲者を出さない事も自分が生き残る為の秘訣です。



●ファーストインパクト
楽しすぎて久々に時間を忘れて、のめり込んでしまったぁ!!!
毎回大体同じパターンなのに何故こんなにハマるんだろう...

今作からチュートリアルが結構しっかりしました。
暫くは操作に慣れるステージで、その間に自分にあったボタン配置に変更すると良さそう。
自分はいつもHARDスタートなので今回も。

どうやら初期からHARDEST(かなりムズイ)とINFERNO(鬼ムズ)は選べない様です
いきなりINFERNO攻略とかの縛りが出来なくなった分、遊び方の幅が少し狭くなりました。
しかし、INFERNOで手に入る武器を下位レベルで使うとゲームバランスが崩壊してしまう為
これはこれで有りなんじゃないかと思います。

暫く進んだ感じ、ステージ構成が「戦術」と「ストーリー」に分かれている気がしました。
「戦術」はゴリ押しが利かず戦闘メインで少し難し目に作ってる感じ。殲滅が目的で友軍も全滅しやすい。
「ストーリー」無線の内容と、特殊な演出で世界観に引き込まれる感じ。クリア条件が殲滅では無い事が多い。
今までも演出は色々ありましたが、ここまでストーリー重視の演出は、そう多くなかった様に思います。
あとはアイテムが稼ぎやすいステージと、そうで無いステージが良く見受けられます。
まぁ、自分の思い過ごしの可能性も高いので、適当に流してください。



●まとめ

前作の地球防衛軍4から、既に4年も経ってるんですね...早すぎっ!
発売日に買いたいゲームって、もうコレしか残ってないかも...
自分が始めた第2作目は2005年7月でPS2のシンプルシリーズでした。

以前、この地球防衛軍を使ってレトロゲーマーに関係ある思い出補正の検証を行った事もあります。
その時はPS3「地球防衛軍4」発売前にPS2「地球防衛軍2」を遊んでみましたので
興味のある方は合わせて御覧ください。
過去関連記事:「思い出補正」


今回は、前半の難易度は比較的低めな印象。
武器の相性が合わずに退却する事はありますが、今の所は1日中同じステージで過ごすって事は無いですね。
まぁまだ序盤が終わったぐらいなので、これからどうなるかは分かりませんが。

シリーズ物の定めとして、ナンバリングが進むにつれ徐々にユーザーが減って行く事が多いと思います。
今回は、その辺りを意識した作りになっている気がしました。
「新規で始めても普通に面白い」そんな作り方をしているだろう所が沢山見受けられました。
なので、新たに入隊してみたい方はシリーズ5作目の今回が特にオススメだと思います。
難易度を落として適当にバンバン撃ってるだけでも面白いと思うので、興味のある方は一度手にしてみて下さい。

さぁ、今日から君もEDFの一員だ!!


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