「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

古いアップスキャンコンバータを試す

2017年12月23日 08時04分59秒 | レトロゲーム

今時のアップスキャンコンバータ(アプコン)と言えばコンポジットやS端子入力を、
VGAやHDMIなどのディスプレイに表示出来るようにするものですが
今回はRF接続をディスプレイに映せると言う物を実験用に購入してみました。

当然ですが、アナログTV時代の物なので今ではTVは見れませんが
最近レトロづいてる自分は、何気にRF>VGAのアプコンは色々遊べそうと思ったり。

ジャンク扱い、リモコン欠品なので使えるかどうか不明ですが
格安のアプコンはGBS-8220と同様魅力的で、試さずにはいられない。



●謎のアプコン「AD-DVITV 」

何処のメーカーかすら分からないw
恐らく中身は中華製なんでしょうが...

届きました。
  


ジャンカーがまずやる事は、「通電の確認」ではありません!
まず分解。そして損傷個所の確認。

ヒートシンクが歪んで付いてます。
最初からなのか使用中にズレてきたのかは分かりませんが、長時間可動で熱暴走の原因になる可能性はありますね。
結構ガッチリ付いてるので、付け直すかどうかは後で考えよう。

スーパーファミコン(SFC)の「S映像出力」でテスト。
 
スーパーゲームボーイですが特に問題なく表示されています。

SFCってRF出力もあるんですよねぇ。

RGB、コンポジット&S映像、RFと何気にゴージャス。

RF接続で2ch設定ですが映りません

設定を色々いじってみる。
 
おぉ?ちょっと映りそう?
気持ち程度マシになったので、そのままX1でも試してみます。
 
ん~しかしRFはこれが限界かなぁ...

更になんとか出来ないかと色々いじっている時にチャンネルのオートスキャンがかかったのですが
その時に2chを見失ってしまい、その後何度オートスキャンしても2chを認識しなくなってしまいましたorz

チャンネルの手動登録には、どうやらリモコンが必要な様でジャンクで付いてなかった自分にはお手上げ状態となりました。
リモコンだけ中古ジャンクでないか探してみましたが、古い上にマイナーメーカーの様で見つかる気がしなかったので諦めますた...

仕方ないのでX1のコンポジットを試してみたのですが青色...
 

あと文字もノイズの様なものが酷いです。
  
ゲームが始まったら直らないかなぁと思ったけど、やっぱり青色ですた。
ちょっと使い処が難しいかな。



●「PTV-TVBOX2」を試す

安かったのでもう1台購入してみました。
前回の反省を踏まえて、デジ像などで有名なメーカー「プリンストン」製です。

アマゾンレビューより
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AMIGAユーザー必見 投稿者  xman  投稿日 2015/2/23
AMAZONで購入したわけではないのですが、最近発見した事柄があるのでレビューさせていただきます。
アプコンとしては特に優れた性能でもないのですが、
AMIGA1200のRGB出力を電波新聞社のXAV-1S経由S端子出力でこのアプコンにつなぐと、
PAL表示でも、下が切れずに表示出来てしまいます。
同じメーカーでも新しいやつは下が切れてしまい、I-Oデータのやつ白黒でしか表示できませんでした。
ただXAV-1Sだと縦縞が結構目立ちます。新型のXAV-2Sなら違うのかもしれませんが・・・
15kHZRGBモニターも入手しづらいですし、結構いい発見でした。
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ん~何となく使えそうな気配が。まぁ自分はRF入力が目当てなんですがw


こちらはリモコンは付いていますが、アダプター欠品。
事前に調べて5Vだったので特に問題ないと思い購入しました。

しかし、リモコンが凄く汚い...
この手の未清掃ジャンクは、取りあえず最初に除菌清掃しないと、なんだか気持ちが悪いですね。
なので、まずは分解清掃から。


金属端子類は研磨剤で磨きます。
歯磨き粉とかにも含まれますが、100均の錆び落としがホボ研磨剤成分なので
軽く擦るだけで綺麗になります。目は粗くメッキがスグに剥がれるので磨き過ぎには注意。
 


「よ~し、早速動作テストするぞ~!」

5Vのアダプタを刺....せないっ!!

どうもセンターがデカい。どうやら3mmぐらいです...ん~そこまで考えてなかったorz

と言う訳で一旦お預け。後日変換コネクタを購入してきました。

ジャンカーなら汎用の変換コネクタセットを買っておけば良いかもしれません。
店頭ではアダプター付きのセットしか見つからなかったので、今回は1本だけ。
 


動作テストです。
こちらはRF接続でもアプコン変換可能で、改造ファミコンを買うより安上がりな気がします。
まぁ配線がごちゃごちゃして接続とか面倒ですけど。
   
RFアプコンでイナブキさんのBattleBattleです。白文字が虹色になっているのがRFの証。
表示位置の設定を何もしていないので、一番上の部分がディスプレイ一番下にも表示されてしまっています。
コンポジットにも線が刺さってるので、最後の1枚はコンポジットの可能性も...(大分前で忘れたorz)



●まとめ

コンポジット出力のある機器を今時のTVに表示するだけなら
中華製の安いやつがあるので、それで十分かもしれません。
しかし、今回のポイントはRFのアップスキャンが可能な事。
ファミコンなどはRF接続のみなので、AV化する前の動作テストには便利です。
勿論レトロなPCでもRF出力対応はあると思うので、機会があったら使ってみたいですね。

これでイチイチ既存テレビのアンテナを繋ぎ変える事無く映すことが可能になりました。
ディスプレイともう1台テスト用のTVを置いておくには場所も取りますし
現存のTVを利用だと録画中にアンテナを抜けない為にテスト出来ないと言う大きな欠点があったので
このアプコンの出番はあると思います。
元がアレなんで映像はそれなりですが、補正はされているからかノイズは少なくVGA接続が使い勝手良いですね。

この手のRFアプコンは比較的安価に出品される事が多いので、
色々なレトロ機器に触れる方には、動作テスト用にお勧めだと思いました。



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