ジャパンカップが行われる宇都宮市森林公園。
そのコースの中に、古賀志林道という林道がある。
標高差約200m、最大斜度14%。
旧釣り堀を抜けて始まるこの林道を、選手たちは一気に駆け上がっていく。
毎年多くの熱狂的ファンが鈴なりになって観戦するこの林道は、
普段から自動車の侵入が禁止されていて、歩行者と自転車の専用道路として
多くの登山者とサイクリストに愛され、まさに聖地となっている。
この林道の頂上を越え、下り坂を3コーナーくらい降りたところに
花が活けてあるのをご存知だろうか。
通称『ワタナベコーナー』。
11年前の9月7日、自動車と自転車の正面衝突事故。
この事故でサイクリストのワタナベさんが亡くなった。
今日の530練は、このワタナベさんのメモリアルライドでした。
自転車は楽しい反面、非常に危険な乗り物。
自転車に乗る以上、周囲に注意して、出来る限り危険を減らさなければ。
お昼から小口さんの告別式へ。
訃報を聞いた時、あまりにも突然過ぎて、なにも手につきませんでした。
小口さんは私に自転車競技審判員のイロハを教えてくれた方。
特にツールドとちぎのKOM審判では大変お世話になりました。
来年、ラストレースを迎えるツールドとちぎは絶対に成功させます。
どうぞ安らかに眠ってください。
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