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流山シニアアンサンブルの活動の記録
個人の感想、個人の趣味を交えて気の向くままに綴ります。

10月29日北部公民館サークル発表会

2023-10-30 10:20:16 | 日記

10月30日(日曜日)雨のち晴れ

 午前中の雨はすっかり上がり、休日の午後に相応しい柔らかい日差しが団員を迎えてくれた。 今日はいつも練習会場でお世話になっている流山市北部公民館のサークル発表会。サークル発表会は北部公民館を利用しているさまざまなサークルが日々の活動の成果を発表する年に一度の機会。私たちは二日にわたるイベントの”とり”を務めさせていただいた。

本番30分前に控室に集合。普段の練習会場だからかガチガチの緊張感はないが、それでも人前での演奏というのは少し内向きな気持ちになってしまう。

1曲目 ”ラ・クンパルシータ” 

   通常の練習の時と比べて他の団員との椅子の距離が近かったので他のパートの音が良く聴こえて、演奏に迫力を感じたが、お客さんはどうだっただろう?リハーサルなし、音出しもそれほどできていない中のぶっつけ本番だったので、先生も内心ヒヤヒヤされていたのではないだろうか?先生が指揮棒を振る前に胸のトントンと叩いて私たちにリズムを確認させてくれていたのだが、皆さん見てたかな? 良いスタートは切れただろうか?

2曲目 ”コンドルは飛んで行く”

   先生はお客さんに向かって曲紹介をされたが、それは私たちの曲のイメージづくり、そして一曲目との切り替えを促すためだ。なんでも切り替えって大事。西洋人は意見が衝突するのが普通だと考えていて、衝突しても後々まで引きずらないが、日本人は相手の性格の好き嫌いにまで発展するから厄介。年を取れば尚更。演奏の切り替えに慣れれば頭の切り替えにも役に立つだろうか?

3曲目 ”メモリー”

   一曲ごとに世界観を出すのは大変だ。どうしても間違いなく演奏できるかという殻の中で演奏している自分がいる。岡本太郎の ”芸術は爆発だ!”という言葉が頭をよぎる。リズムはもちろん難しいが、ゆったりしたメロディにエネルギーを込めるのはもっと難しい。12月のコンサートへの課題でもある。

4曲目 ”川の流れのように”

   日本人だから、美空ひばりが歌ったこの曲は理解しやすいし演奏しやすい。会場にいらしたシニアの皆さんにもなじみがある曲だったと思うが、なじみのない小さなお子さんに先生が曲の説明をしていたのが楽しかった。将来どんな日本の曲がこのお子さんたちの心に残るのだろう?

 

今年のイベントがまた一つ終わった。この後は最大のイベント、12月17日のジョイントコンサートが控えている。体調、メンタル、すべて整えて臨みたい。

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最後に岡本太郎の言葉

「ぼくが芸術というのは生きることそのものである。
 人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、
 その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。

  芸術は爆発だ

 これは随分前からの私の信念であり、貫いてきた生き方だ。
 全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。
 それが爆発だ。
 人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発しつづけるべきだ。 
 いのちの本当のあり方だ。」 

 

次回の練習は11月12日(日曜日)15時~

森の図書館

     

**時間がいつもと違うのでお間違えのないように ! **

 


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10月15日練習日記

2023-10-16 09:04:11 | 日記

10月15日 日曜日 雨       

朝から冷たい雨。楽器の音は天気に大きく左右される。

弦楽器は湿気で弦が伸びたり、管楽器は温度の高低差で音の出具合が変わる。だから演奏する人間は常に温度と湿度を肌で感じ、耳を澄ませてチューニングをする必要がある。全員でA"(ラ)の音でチューニングをする。でも音は自分で回りの音を聞いて合わせるしかないのだ。どの楽器も押さえる箇所を指で押さえても自動的に正しい音が出るわけではない。チューニングの元の単語、”tune"には「調和」という意味がある。weblio英和辞典で検索すると、”She is out of tune with her colleagues." (彼女は同僚たちとうまくいっていない)という例文がある。つまり、"out of tune"とは、音が外れているというだけではなく、メンバーともうまくいかないということ。だからチューニングはとても大事!!

 

さて、今月29日は我々がいつも練習会場でお世話になっている北部公民館の”サークル発表会”。日頃の練習の成果、そして地域を盛り上げるためにできることをしましょう!

1.音階練習 C-dur , A-moll    ウォーミングアップというだけでなく、一音一音全員で合わせることを意識する。

2.”ラ・クンパルシータ” : 朝一の練習にしては全員の音が良く出ていると先生。”ヤッター!褒められるともっと頑張れる、私たち!” 初めて譜面を見た時は委縮気味だったが、最近はこの曲が好きになってきた。

3.”コンドルは飛んで行く” : 1曲目のテンポの速い曲からの切り替えを意識。

4.”川の流れのように” : 曲のスタート、エンディングはとても大事。途中ももちろん大事だが、観客を惹きつけ、余韻を持って終わらせる。最後はフェードアウトするように。

5.”メモリー”  : 楽譜は音符を追うのでなく、先のメロディを頭に入れてストーリーを描きながら演奏する。この曲は導入部分からメロディに入るつなぎ目が大切なのだが、管楽器は導入部分で息を使い果たすとせっかくのメロディがポシャってしまう。息は計画的に。

6.”クリスマスメドレー” : 今日はⒻの”ホワイトクリスマス”から”赤鼻のトナカイ”までスイングの感覚を掴む練習。4分音符は譜面通り、8部音符はスィングして。跳ねてる感じで楽しく演奏。

ところで、”スィング”とは何かというと、”3連符の最初と最後のタイミングで弾く”という説明もあるが、ハッキリした定義はなく、あくまで感覚的なものらしい。

お時間のある方は下記サイトで詳しく書いてあるのでご参考までにお読みいただきたい。

    ↓ ↓ ↓

https://ontomo-mag.com/article/column/play-jazz-2-20200615/

7.”ラデツキー行進曲” : 先週のおさらい。サッと通す。

 

今日は盛りだくさんで結構ハードだったが、充実した練習になった。

少々不安はあるものの、29日に向けてそれぞれ練習に励もう。

 

【独り言】

今朝、NHK連続ドラマ”ブギウギ”の最後のシーンで大和玲子演じる蒼井優のセリフが妙に心に刺さった。

”焦っちゃだめ。個性みたいなものはね、続けていれば必ず見つかる。でもね、続けていくのが一番難しいんだけどね。” 

このドラマのモデル笠置シヅ子は子供の頃に見たのど自慢番組の審査員のおばさんのイメージしかないが、”東京ブギウギ”って今聴くと楽しくて良い曲! いつか演奏できるといいな。

 

10月29日は北部公民館サークル発表会

14時 男性は第4会議室、女性は和室に集合

楽譜は演奏順に並べ替えておくこと!

 フジバカマ


 


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2023年10月8日練習日記

2023-10-09 09:05:59 | 日記

10月8日(日曜日)晴れのち曇り 

今日は二十四節季でいう”寒露” (秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ)。

本当に昔の暦はよくできていると感心する。確かに朝晩は冷えてきた。ただ、今年は猛暑からの急降下。

流山はオオタカで知られているが、河原にはオオタカ以外の鷹も生息している。先日流山橋を車で渡っているとフロントガラス超しに鷹(ノスリ?)が数羽のカラスに追われているのが見えた。北から渡ってきた鷹にテリトリーを奪われまいとするカラス一家の攻防。橋の上の渋滞の苛立ちはそんなことは知る由もないが、生き物は種の継承の為に戦っている。 鷹よ、ガンバレ!

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【今日の練習】

1. 音階練習 ”C dur" "A moll"

2. "ラデツキー行進曲” 

  さあ、今日から”ラデツキー”! ウィーンフィルのニューイヤーコンサートで聴くこの曲は本当に楽しくて大好きだ。

  しかし、楽譜を渡されてしばし固まった。フルート担当の自分は3オクターブ目の音符が並ぶフレーズに目が点になる。”千里の道も一歩から”、とりあえず地道に練習とポジティブに考えよう。

  ラデツキーというのは19世紀のオーストリアに実在した将軍の名前。当時オーストリア領だったイタリア北東部で起きた激しい独立戦争に苦しめられていたオーストリア軍はラデツキー将軍の活躍で反乱を鎮圧。その活躍を称える為にヨハン・Ⅰ世が作曲したという。その後フランスと手を組んだイタリアは独立を勝ち取ることになるのだが、この曲を聴くと勝利に沸いたオーストリアの人々の高揚感が伝わってくる。

  この曲の中では”凱旋する軍馬の蹄の音、”ファンファーレ”の荘厳さ、勝利の踊りのステップの軽やかさが表現されている。色で例えるなら黄金色。それらを思い浮かべ、聴く人にも連想してもらえるように演奏したい。もちろん、強弱記号はきちんと。

 

3.”ハンガリー舞曲 第5番”

  今日は49小節目から練習。弦楽器をはじめ、強弱のつけかた、緩急のメリハリは大げさなくらいに表現しないと伝わらない。

  ところで緩急のリズムをつけた部分の踊りはどのように踊られていたのだろう?

  私はこの曲を聴くと、チャップリンの映画の中の髭剃りのシーンを思い出す。→ https://www.youtube.com/watch?v=qgQGACVlkOk

 

4.”ラ・クンパルシータ”

  冒頭部分はメゾフォルテでスタート。始めが肝心。今日は1回通しておさらい。

 

5.”クリスマスメドレー”

  来週みっちりと練習とのこと。今日はさっと通す。 各自で練習しましょう!

 

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(独り言)

日本史、世界史、学生の頃は年代を覚えるのに一生懸命だった。とは言っても丸暗記が嫌いな自分は大して勉強してこなかったし、勉強も好きではなかった。大人になり、歴史上の人物も人間だと気づき、歴史はその時代を作った人間の物語の連続なんだと知った。科目別の授業ではなく、歴史、文学、音楽や科学を関連付けて勉強できたら、もっと学校の勉強に興味を持てただろうと、勉強しなかった自分に言い訳をしている。

 

次回の練習は

10月15日9時~12時

北部公民館 

 

10月29日は北部公民館サークル発表会

 

 


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