8月27日 日曜日 曇り
早朝の坂川の橋の上で感じる風が変わった。今年のむせ返るような暑さもそろそろ終盤を迎えるのだろうか。
今月から新団員2名を迎えた我が流山シニアアンサンブル。音楽が好きで留まっていればただの点にすぎないが、こうして集まった我々は少なくとも線でつながっている。先生のご指導と練習を通じて今後はもっと太い線で繋がっていくだろう。音楽を通じて物事を深く知ることでそれぞれの点も大きくなれると信じている。
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今日の練習
1.音階練習 B dur/ Bb major (変ロ長調)G moll/G minor (ト短調)
(豆知識) 長調とは音階が 全・全・半・全・全・全・半 となるもの
短調とは音階が 全・半・全・全・半・全・全 となるもの
2.Hungarian Dance No.5 (ハンガリアン舞曲第5番)
ハンガリー舞曲集はブラームスがハンガリーの民族音楽の一種であるチャルダッシュを聴い
て虜になり、二つのチャルダッシュを合わせて編曲したものだそうだ。(チャルダッシュはハ
ンガリー音楽のジャンルなのだそうだ。無知な自分は初めて知った)変化に富んだ曲調はこの
ためたどいうことに納得。変化に富んだ曲だからこそ、演奏も変化をつけなければいけない。
例えばスタッカートとスラー、それにrit と a tempo はコントラストをはっきりつける。気
取った曲でないからこそ、ハンガリーの田園風景を思い浮かべて楽しんで演奏したい。
先生より演奏動画をご紹介いただきました。演奏の雰囲気をつかむ参考にしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=Tl7N45cEuVw (ベルリンフィルハーモニー カラヤン指揮)
https://www.youtube.com/watch?v=Nzo3atXtm54 (ハンガリー放送交響楽団)
なお、YouTubeには様々にアレンジされた演奏動画がアップされています。
お時間のある方は是非いろいろな演奏を聴き比べてみてください。ジャズバージョンも楽しいかもしれませんね。
3.川の流れのように
日本の歌謡曲はアーティストのバックグラウンド、メッセージ性を反映させてものが多いた
め、感情を揺さぶられる曲が多いとのこと。曲の構成もイントロ→Aメロ→Bメロ→サビという
のが基本。
♪知らず知らず 歩いて来た
細く長いこの道
振り返れば 遥か遠く
故郷が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ川の流れのように とめどなく
空が黄昏に 染まるだけ♪ さて、Aメロ、Bメロ、サビはどこでしょう?
4.メモリー
練習すれば練習するほど難しくなる。楽器はなんでもそうだと思うが、体力、気力が必要だと痛感。
5.ラ・クンパルシータ
曲のイメージはだんだんとつかめてきてはいるが、🅲と🅴の冒頭フォルテの箇所は攻撃的に演奏するイメージで。
今日も練習、お疲れ様でした。先生、今日もご指導ありがとうございました!
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(独り言)
今世界陸上が開催されているハンガリーのブタペスト。ドナウ川に掛かる鎖橋、夕陽に照らされる丘の上に建つ国会議事堂。本当に美しい。いろんな民族が入り乱れた歴史は多様な文化を生んだのだろう。何年か前にブタペストを訪れた際、国立歌劇場の美しさに感激した一方で、町の市場では中国や韓国でよく見る豚足が売られていて驚いたことがある。それに何かの講演会でハンガリー人の数学者のピーター・フランクルさんがハンガリー語と日本語には似た言葉があると仰っていたのも思い出した。”水”はハンガリー語でも”ミズ”(viz)と言うらしい。日本人のルーツがユダヤ人説というのがあるが、もしかしたら、日本人とハンガリー人もどこかで繋がっているのかもしれない。
次回の練習は
9月10日(日曜日)9時~12時
北部公民館 です