ZX-6Rはエンジンモードが選択できる。FモードとLモードの二種類だ。Fモードはフルパワー。Lモードはパワーが65%抑えられている。Lモードは雨の日用なのかな?位の認識だった。
いつものルートでLモードを試してみた。すると、これまで感じていたトルクの谷が無いことに気がついた。それはタイトなヘアピンでエンジン回転数が落ちた後の加速時だった。ん?Fモードに戻してエンジン回転を落としてから加速してみた。おお、明らかに違う。なるほど、、、そういうことなのか。。。
Fモード
- 6千回転にトルクの谷(アクセルの開閉度合いによっては気づきにくい)
Lモード
- 1万回転にトルクの谷
- 1万回転過ぎるとパワーダウン
どちらのモードもトルクの谷の位置がポイントで、Fモードでは6千回転以上をキープして走る。Lモードでは1万回転をリミットにして走る。
街中や、細かいコーナーが連続し、6千回転を割ることのあるような狭い峠ではLモードがお勧め。選択するギアによっては1万回転を越えることがあるので、最適なギアを選択しつつ走る小排気量的な走り方が面白い。Lモードでもスロットルレスポンスは変わらない(!!) 。そのため、高回転でのエンジンの伸びが味わえない以外は、Fモード同様に俊敏なエンジンを楽しめる。
高速コーナーが連続するようなルートや高速道路はFモード。とはいえ、エンジン回転が6千回転を下回らなければいいだけなので、最適なギアを選択すれば高回転を保ちながらレーシーな排気音と加速感を味わえる。
ただし、Lモードではエンジンが1万回転以上だとホントに加速が鈍るので、普通に走るならFモードが良いけど、どちらのモードにせよそのときのシーンに最適なギアを選択すればいいだけなので、あら?Fモード一択でも問題ないかw Lモードの楽しさにも気づいたのでLモードの走りも楽しもうと思う。
注意)アクラポビッチスリップオンに変更しているので、ノーマルマフラーだと異なる可能性があります。6千回転の谷ってノーマルの時はあったかなあ??
2022/11/16追記
Fモード8千回転にも(気づきにくい)トルクの谷があった。ほんのちょっとだけ空走感(?)もたつき感(?)があるくらい。8千回転を超えた回転域を使用するように意識すると気持ちよく吹け上がる。
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