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CBR650R ECUチューン

2021年10月17日 | CBR650R

気になる2点を改善するためにECUチューニングをすることにした。口コミなどで評判がよく2りんかん和光店等ともコラボレーションしているMotoJPさんがバイク持ち込み可能とのこと。なので予約。雨が降る中の訪問だったけど行ってよかった!効果あり。

 ・エンジンは8千回転以上はただ回るだけでトルク感もパワーの伸びも感じられない。
 ・加速がもっさりしている。

これを改善するのにCBR650Rの基本施工項目である以下2点の実施してもらった。

 ・点火マップ最適化
 ・アクセルオフ時の燃料カット解除

チューンは、点火の遅角と進角を最適化し、アクセルオフ時には燃料カットされる設定をOFFにするとのこと。これによりアクセルフィーリングを向上させ、かつドンツキを解消する効果があるらしい。TL1000Rに乗っているときはパワーコマンダーを利用していたこともあり確実に効果はあるはずとは感じていて、今回のチューンはアクセラレーションに効きそうだなと思った。施工時間は1時間程度。MotoJPさんから走り出してすぐにその効果は実感できた。

気づいたこと

 ・2000回転~4000回転にあったトルクの谷がなくなった
  →発進時に気を使わなくて良くなった。これって、街乗りかつ峠でギアチョイスミスで回転が下がったときにストレスになっていた箇所だと気づいた。低回転のトルクの谷が解消されても?と疑問に思っていたが、街乗りのストップ&ゴーにこれほど効くとは思わなかった。それとともにギア抜けしにくくなったので精神的にとても楽になった。多分、トルクの谷にギアチェンジするとギア抜けしやすいのではないか?

 ・アクセルオフオン時のドン付きがなくなった。
  →施工前まではドン付きなどないと思っていたが、施工後は、これまで感じていたアクセルオン時のグイっと出る感触とアクセルオフ時の失速がドン付きと呼ばれる症状であったかのかと気付いた。スムースな加速感覚と減速感覚にすごく気が楽になりアクセルのオフオンで気持ちよくコーナリングできるようになっていた。とはいえ、もともとアクセルに対してのエンジン反応は寛容であるため、あくまでチューン前と比べるとさらにスムースになったということかな。

 ・アクセルオン時にすぐに反応するようになった(ノーマルはワンテンポ遅れて反応)
  →追い越しとコーナリングの旋回増し時に気を使わなくてよくなった。これもストレスだったのだと気が付いた。コーナリング時の荷重コントロールが更にアクセルだけでやりやすくなった。

 ・全体的にトルクフルになった
  →排気量が650だからとあきらめていたけど、意外とどのエンジン回転でもトラクションがかかるようになったのでとても気が楽になった。これもストレスだったのだと気が付いた。。。このため、使用する一つ上のギアを選択できるようになった。ギア選択に失敗した!となっても2速、3速が使えるようになったため精神的に非常に楽にギアを選択できるようになった。もしかしたら、アクセルオン時にトルクがかかるようになったからかも?

 ・8000回転前後から上のエンジンの吹け上がりが早くなった。
  →もっさりした回転上昇から少しは良くなりアクセルを開けるのが楽しくなった。4000回転から8000回転までの間はもっさり感は少々残るが、8000回転からはノーマルよりは吹け上がりが少しは早くなった。

 ・8000回転前後からの振動の角が取れた。
  →パワーとトルクが弱まったわけではない。しっかりと加速している。振動は完全になくなったわけではなく、少し弱まった程度かな?乗っていて気が楽になった。これもストレスだったのだと気が付いたよ。。。

 ・燃費はチューニング前と変わらない
  →燃料マップはいじっていないということだよね。いい感じ。

ひとまず、この状態でしばらく楽しめそうな気がする。
ノーマルのマフラーは控えめなルックスでも排気音が良い。ECUチューンによってトルクフルかつさらにインライン4らしい吹け上がりとなった。しばらくはマフラー交換しなくてもいいかな。これで不満が出てきたらCBR600RRまたはZX-6Rへの乗り換えしかなさそう。この2つのバイクはポジションがキツいけど、いまならまだ楽しめるのかなという気持ちに変わってきた。


2021/11/9追記
・交換後、1000キロ程走行した。燃費は悪くなった。アクセルオフ時に燃料カットしていないからかな?
 ・ECUチューン前 19.1km/L
 ・ECUチューン後 16.9km/L (約11%減)



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