SV1000S an interim report.

昨年8月に相棒となって以来、8か月あまりで走行距離が1万キロを越えました。このペースだと久しぶりに年間走行距離が1万5千キロを越えそうです(^^)　と、そんな経過の中、ある程度乗り込んだところで感想など。

●スタイル
初代が2003年でその後はマイナーチェンジのみでスタイルは不変…。古さを隠せません。パーツ毎に見てみます。

・フロントは、真横から見ると時々ハッとすることがイケてる。正面からだと横長な顔でイケてない。

・タンクは、形状がおにぎり。特にライダー側は平べったくてデザイン性の欠片もなし。ライダーが積極的に乗り込む際に荷重移動をするにはいいんだけど、デザインが無骨すぎたw

・リア
リアシートは四角過ぎた。荷物固定用としてみるといいかな。デザインと実用性の両立は難しいですね。SV1000Sは実用をとったか。リアカウルは尻上がりかつ個性的なテールライトがイケてます。

●乗り味
トルク感強すぎ。もっと吹け上がりが軽やかかつトルクが味わえると良かったかなー。これは個人の好みなのでツインエンジンとしては力感溢れる味付けでイケてると思う。TL1000Rはトルク感は無く吹け上がりは軽かったのがSV1000Sとは対照的。

●エンジン
トルク感満載ってことはドコドコ感ももれなくついてきます！エンジンを回しても楽しいけど、クルージングもイケてます！楽しい(^-^)/
回しても一定速度でも楽しいエンジンです。

●コーナリング進入
なんの心配もなく飛び込めます。フロントタイヤに身体を被せるもよし、シートにどっしり腰を預けつつ身体を沈めての進入もよし。だらだら進入することもモチロン可能ですがその場合はスピード低めが安全です。

●コーナリング旋回中
安定感抜群。両輪の接地感も情報が豊富で安心。先が急に曲がりこんでしまったとしても更に身体を沈めつつバンクさせれば何とかなる気がするくらいです。

●コーナリング立ち上がり
太いトルクを生かしての豪快な立ち上がりが可能です。アクセル開度に比例する立ち上がりを味わうと病みつきになりそうです。タイヤからの情報量が豊富なこととステアリングダンパーの恩恵で不安少なくアクセルを開けられるのは嬉しい楽しい限り。ちなみにステアリングダンパーは低速時の取り回しやハンドリングには影響がほとんど無いような感じがしています。

●カスタムポイント
フロントブレーキのホースとマスターとブレーキパッドでしょうか？ただラジアルブレーキマスターの装着はできないので、なんちゃってでセミラジアルブレーキマスターになりますがそれでも横置きブレーキマスターと比べたらコントロールに優れます。ブレーキホースは峠好きなら交換するといいです。ハードなブレーキを続けても音を上げないステンレスメッシュホースは頼りになります。装着時にはホースとケーブル結合部に無理なトルクがかからないよう取り回しには充分に気をつかって欲しい所です。

フルエキゾーストとスリップオンは好みで。どちらに換えたとしてもエアクリーナーはK&Nなどのハイパフォーマンスな物が必須ですね。