真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

そして父になる、を観て

2013年10月10日 21時45分09秒 | 音楽・映画・本・スポーツ・芸能・娯楽
今日は母と妻を連れて「そして父になる」を観てきましたが、観客動員も好調のようです。

母からは、久しぶりに映画でしたが良い映画を見に連れて行ってもらったと感謝されました。
普段ハリウッド映画などの娯楽しか観ない私にも新鮮でした。

全編、グレン・グールドのゴールドベルク変奏曲などの静かなピアノソロが中心だったのも内容とマッチしていて良かったです。
この曲の入った彼のCDを昔レコードとして持っていたのが無くなっていたので早速懐かしくなってウェブで発注してしまいました。

映画の内容ですが、何とも日本人にしか絶対に作れない映画だと思いました。
とても制御がきいていました。子供を取り違えるという一世一代の大問題なのに感情的になるところが2カ所です。
それでも理性を無くしきっていないのです。

日本映画特有の「間」があって、芸術性の高い映画でした。
感情を出さずに人の悲哀があり、そのペーソスの合間に愛と喜びが垣間見えて、いろいろと考えさせられました。

理屈優先で生きていた人たちが、もっと大切な真実が自分の中にあったことを徐々に思い出して行くといった流れも良く出ていて素晴らしかったと思います。

こういう感情の起伏なく人の悲哀と喜びを描く映画は欧米人に解かるのでしょうか?
とても疑問ですが、スティーブン・スティルバーグとか二コール・キッドマンが号泣きしたというのですから、分かるのでしょうけれど、スピルバーグが原作の「オリジナルを尊重し、何も変えないで作ると言われた」とのことですが、それだとアメリカではヒットしないのでは?
その辺の疑問は是枝監督自身が語っています。

何故怒らないの? 何故怒鳴らないの? 何故泣かないの? 何故冷静なの?

日本人の私から見るとこの映画にある理性は普通に受け入れられますが、欧米人から見たら信じられないと思います。
同じアジアの人達でもこの冷静さは分からないでしょうね。
韓国でも好評と言いますが本当でしょうか?
朝鮮半島の人なんかは家族が事故などで亡くなると大声でわめき散らす、いや失礼、泣き叫びますから人種としての性格がまったく違いますから俄かには信じられませんが、良い方に考えれば冷静な朝鮮人も中にはいるということなのでしょうね。

でも一般的には、外国からは日本人とは何と気持ちの悪い人種なんだと思うか、作りごとにしても現実的ではないと思うかのどちらかでしょうね。

しかし私たち日本人にとっては、日本人の使命を思い出すには良い題材だと思いました。

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