昔、ダイコンとニンジンは相性が悪い・・・、とか聞いたことがありました。
お互いに、有益な栄養素を壊してしまうとか・・・
所詮、聞き齧りの知識なんですけどね。
でも、どっちの何が、どの栄養素を壊すのかな・・・?
と、気になって調べてみたところ・・・、
人参のアスコルビナーゼっていう酵素が、大根のビタミンCを壊すとか・・・
で、そのアスコルビナーゼは熱や酸でその効果がなくなるので、ニンジンを加熱したり、酢に漬けたりすれば、ダイコンのビタミンCを壊す効果が減るとか・・・
なんだ、そんなことか・・・
別に、ダイコンからビタミンCを取ろうと思わなければいいじゃん・・・
でもでも、よくよく調べてみると、アスコルビナーゼは、「還元型のビタミンCを酸化型ビタミンCに変えてしまう」ってことらしく、ビタミンCは還元型であろうと酸化型であろうと「ビタミンC」なんだそうです。
だから、ダイコン+ニンジンは問題無し
でもさ、ニンジンに期待することはβ-カロテン→ビタミンA、とか抗がん作用。
ダイコンに期待することは、アミラーゼ(ジアスターゼ)、プロテアーゼ、リパーゼなどの消化酵素。
期待するものが摂取できれば、いいんじゃないか
因みに、酵素は全般的に熱に弱いので、ダイコンを加熱すると、消化酵素の効果は失われてしまう・・・
なので、ダイコンの消化酵素を活かすには、「大根おろし」が一番いいそうですよ
消化器系の丈夫な人にはどうでもいいことでしょうけど・・・
じゃ、煮込んで味のしみたダイコンは何なの・・・?
加熱によって消化酵素が役に立たなくなっているなら、ただ単に出汁を良く吸う物体なのかな
ニンジンのβ-カロテンは、熱で壊されない。
でも、その他に含有されている酵素は?
ま、栄養学ってまだまだ解明されていないことも多いらしいし、自分も専門家ではないので、よくわかりませんネ
詳しい方、コメント下さい