韓国のお酒で
マッコリ(実際の発音は、「マッコルリ」…小さい「ル」が入るんですね)
と、よく似た「ドンドン酒」というのがあります
両方とも、所謂(いわゆる)濁り酒で、日本酒の「どぶろく」のような感じです。
が、まだ発酵途中という感じで、ちょっと酸っぱさがあります。
ものによってはシュワシュワ感も・・・
アルコール分は、6~8%程度なので、サッパリとして飲みやすい・・・、が危険です
よく行く「韓国家庭料理 みなぎ家」さんの韓国人ママに違いを聞いてみましたが、「知らないです」と言われました
気になって、ちょっと調べました。
言葉の意味的には、「マッコルリ」は、「粗く濾した」です。
ドンドンは、「発酵した米粒がふつふつと浮かび上がってくる様子」だそうです。
名前から判断すると、原料が何であれ「粗く濾した酒」は「マッコルリ」になります。
ドンドン酒も、キレイに濾してあるわけではないので、「マッコルリ」の一種ということになります。
ただ、ドンドン酒は、発酵した米粒がフツフツと浮かび上がらないといけないので、米粒をつぶしたり粉にしたりせず、米粒の形で発酵させなければなりません。
と言うことになりそうです
蒸した米と麹を合わせ、発酵させたものがドンドン酒ということになりますネ
でも、「トウモロコシのドンドン酒」なんてのもあるらしいですから・・・、トウモロコシが発酵してフツフツと浮かび上がってくるのでしょうか・・・
さてさて、理系男子には不得意分野の続きです
新大橋側から7つ目
「あられきくや この身はもとの ふる柏」
あられきくや このみはもとの ふるがしわ
最初の芭蕉庵を焼失し、第二芭蕉庵が出来上がってそこに入った頃、霰(アラレ)がパチパチと音をたてて降っていたのでしょう。
芭蕉庵は新しくなったが、入っている自分は元のまま、ってな意味ですネ
植物の「柏(かしわ)」は、秋に葉っぱが枯れても、春、新芽ができて新しい葉っぱが生えるまで秋に枯れた葉っぱが残っているんです。
なので、柏は「代々続く、途切れない」縁起物なんですが、芭蕉さんは「枯れてもしぶとく木に(同じ場所に)残っている」とういう意味で使ったようです。
「芭蕉野分きして 盥に雨を 聞夜哉」
ばしょうのわきして たらいにあめを きくよかな
ムチャクチャ字余り
「野分(のわき)」は、野を分けるような暴風で秋の季語、台風も含まれるでしょう。
強風で芭蕉の葉がバサバサと・・・、雨漏りなのかタライに雨ときたもんだ
そんな夜は早く寝ればいいのに・・・
萬年橋のすぐ近くの碑です
「しばの戸に ちゃをこの葉かく あらし哉」
しばのとに ちゃをこのはかく あらしかな
この句の意味はようわからんです
調べても、色々解釈があるようで・・・
ま、嵐で柴の木の戸に枯れ葉が集まっている様子はわかるんですが、「茶を木の葉掻く」・・・の「茶」がなんだか・・・?
庵にはお茶の木があったんですネ
きっと、嵐の風が、この葉を掻き集めるようにお茶の葉っぱを柴製の戸のところに集めていたんでしょう・・・かな
以上で、9つ皆紹介し終わりました
大川端芭蕉句碑(1)の続きです
新大橋側から4つ目
「芭蕉葉を 柱にかけん 庵の月」
ばしょうばを はしらにかけん いほ(お)のつき
第二芭蕉庵を売り飛ばし、おくのほそ道の旅に出て、江戸に戻り新築した第三芭蕉庵に移り親しんだ「芭蕉」を植えて嬉しかったらしい。
さあ、新しい住まいもできたし、芭蕉も植えた・・・ここから綺麗なお月さんでも見ようかな・・・
って気持ちなんでしょう
「花の雲 鐘は上野か 浅草歟」
はなのくも かねはうえのか あさくさか
って、この「歟(か)」って難し過ぎません?
花の雲は、「桜雲」=桜が咲いて雲のように見えること。
上野寛永寺(かんえいじ)の鐘か、浅草の浅草寺(せんそうじ)の鐘か、どっちかなぁ?
って感じでしょう
「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」
めいげつや いけをめぐりて よもすがら
「すがら」は、始めから終りまで途切れることがないこと、なんですが、いくらお月さんが綺麗でも朝が来るまで池を回っていたんでしょうかねェ…
ま、時を忘れるほど綺麗なお月さんだったってことで・・・
あと3つありますが、追々・・・
江東区側(左岸)隅田川テラスをウォーキングしていて気付いたのですが、「大川端芭蕉句碑」というのが、新大橋付近から小名木川(萬年橋)にかけて点々と立っています
全部で九つありますが、今回は3つだけ
其々の句がどういう意味かを気にしていたら、掲載がなかなかできません・・・
ってことで、サッと説明は入れますが、(興味ある方は)詳しい意味を自分で調べて下さい
新大橋側から順に・・・
「みな出て 橋をいただく 霜路哉」
(みないでて はしをいただく しもじかな)
これは、新両国橋(新大橋)ができて、みんなが喜んでいる様子らしいです
霜柱ができるような寒い時に、みんなで橋を喜んで見に行ったんでしょうか・・・
都心に遊びに行きやすくなったからでしょうかネ・・・
「郭公 声横たふや 水の上」
(ほととぎす こえよこたうや みずのうえ)
郭公(カッコウ)と書いて、「ホトトギス」と読ませたんですネ
まぁ、ホトトギスもカッコウ目・カッコウ科の鳥なんですが・・・
ホトトギスの鳴き声が川の上に長く残っているという意味らしいです
「名月や 門に指しくる 潮頭(しほがしら)」
(めいげつや かどにさしくる しおがしら)
芭蕉庵は、うまく設計されているらしく、名月即ち満月になると潮が満ちる、潮が満ちると水面に写った月の光が芭蕉庵の門を照らすようにできていたようです
続きは追々・・・
最近、半仕事、半ご近所付き合いで、韓国料理屋さんのメニューや貼り紙を作る機会があり、韓国料理について色々調べる必要がありました
(調べなくてもいいのでしょうが、半趣味かな・・・)
で、わかったのが、キムチってすごく優れモノの食品なんですネ
まず、乳酸菌発酵食品であること 乳酸菌の整腸作用があります
キムチの乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らします。
キムチの乳酸菌は強力で、O-157も退治するそうです
また、乳酸菌の量はヨーグルトを上回るそうです
キムチに含まれるラクトパチルス乳酸菌は、胃酸にも強く、ちゃんと腸まで届き腸内で有効に作用します。
キムチのラクトパチルス乳酸菌の数は、ぬか漬の数十倍です
・・・腸が活性化されれば、美容効果、ダイエット効果もあります。 ビタミン
キムチに使われる赤唐辛子にはカロチン(ビタミンA)が含まれています。
材料の野菜に含まれるビタミンに加え、乳酸菌発酵によってビタミンB群(B1, B2, B12)、ニコチン酸アミドなど他のビタミンが作られます。
これらのビタミンは、疲労回復や体力増進に役立ちます カプサイシン
辛味成分カプサイシンは、胃腸を刺激し消化を促進します。
また、新陳代謝を活性化して基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促すので、ダイエット効果と成人病予防に役立ちます 食物繊維
原材料は「野菜」ですから、当然、食物繊維は豊富です。
食物繊維は、腸の活動に必要な栄養素です。 ニンニクのアリシン
キムチに使われるニンニクのくさみ成分「アリシン」は、ビタミンB1(VB1)の吸収を促します。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きをします。
VB1が不足すると疲れやすくなります。
VB1があれば、体力を増進します。 その他
キムチは、漬けるときにショウガや魚介類も使います。
生姜エキスの代謝向上、魚介類のや野菜の発酵による色々なアミノ酸が健康に良い成分です。
こんな体に良い物を朝から食べている韓国の人々は、健康なはずです
昨日の東京の気温はものすごい変化
朝から21~22℃だったのが午後1時頃には最高気温の29.6℃に
午後2時頃からは急激に下がり始め午後5時近くには最低気温の15.2℃を記録
お昼頃、半袖や薄着で外出しっちゃった人は体調崩したり、風邪っぴきになったり・・・
傘も持たずだったら目も当てられませんねェ
後の祭りでしょうが、この時期は天気予報をよく見て、服装に気を使わないと、体調を崩すはめになりますよ